8月16日 土曜日 のお買い物。
第三土曜日開催の骨董市。
我が家では、ほぼ月例化。
ここのところ、出物なく、手ぶらで帰ることも多いのだが
この日は、「骨董市」 というよりは、「蚤の市(フリーマーケット)」 と
いった方が的確と思われる物を購入。
ティファニーの リターン トゥ ティファニー ハートタグペンダント
PLEASE RETURN TO TIFFANY & Co. の刻印入り
「コレを拾った方は、TIFFANY までお届けください。」 のメッセージだ。
たしかに、シリアルナンバー (らしき番号) が刻まれている。
購入の際に、顧客名簿かなんかに、登録しておく。
紛失しても、ティファニーに届けられ、ナンバーで持ち主が判明、
オーナーの手元に戻るって仕組み。
その昔、ほんとうに、そういうサービスをしてたらしい…
(さすがに、今はやってないでしょう)
顧客 (お得意様) を大事にする老舗らしい計らいだ。
ま、私の場合、セコハンを格安で買ってる時点で、
お得意さんでもなんでもないんだけどね。
そういえば、思い出した。
百貨店内のショップに、ペンダントを修理に出したときも、
とても丁寧な応対で、「さすが、ティファニー。」 と感心したのであった。
その日、身に着けていた別のティファニーのペンダントのクリーニングも
してくれて、「いつでもお持ちください。(無料で)クリーニングします。」
と言ってくれた。
修理品の受け取りの際、お言葉に甘えて、ピアスも持ち込み、
ピカピカにしてもらったんだっけ。
巷には、オープンハートとか、似たようなものが格安で出回っている。
同じように見えて、なぜに、こうも価格の差が出るのか。
ブランドに踊らされるのは、いやな気分だけど
こういうところで、差が出るのだな、やっぱり。
マーケティング戦略で、どうのこうのして、ブランド力を付けるのとは別物。
長いこと、消費者 (お客様) を大事にして、しかも、それを当然のこととして
継続してきたからこその力なんだろうね。