足柄大橋開通22周年記念 金太郎マラソン大会 10km を走ってきた。
夕べから降り始めた雨。
朝起きると、ほとんど気にならない程度の霧雨となっていた。
しかし、家を出る頃には、再びポツポツと。
途中電車の中では、大きな雨粒が車窓を叩く。本降りだ。
行くだけ行って、走らないでおこうか。
ビール工場見学がメインの大会だ。それでもいいか、と弱気になる。
新松田の駅近くになると、その雨もやや小降りに。
それでも、泥んこの会場を思い浮かべ、憂鬱な気持ちになる。
参加者増ということだったので、駅も混雑を覚悟していたが
改札もすんなり。無料のシャトルバスも待つことなく乗車できた。
ちょっぴり拍子抜け。
会場に着き、まず外の運動場のテントで受付。
案の定、テント前は泥んこ
さまりすさんが、体育館の武道場に、「陣地」 を確保していて
くれたので、そちらに寄せてもらう。
ウェアは、家から着て来た。ゼッケンとチップを付けるくらいで
あっという間に身支度完了。
貴重品を預けに、階上(3階)へ。
通路や階段で着替える人も居て階段は混雑。
私は、荷物預け、すんなりいったけど、武道場に戻る頃には、
行列が出来ていた。
さて、肝心のレース。
15kmのスタート時には雨も上がっていた。
10kmは、15kmから20分遅れてのスタート。
再び、雨が降り始め、15kmの参加者のほうが、「晴れ男・晴れ女」 が
多いのかな、と思うも、彼らも今、走っていて雨に降られているのだから
同じかあ、とひとり納得。
この大会、年代別に8位まで表彰してくれる。
去年は、自分のベストタイムに5分も遅かったのに6位!
50代女性の参加者が25名と少ないからこそ。
今年は30名と増えたので、去年並みのタイムだと
8位以内は厳しいだろうと思っていた。
そして、連続参加の場合、前年よりタイムを2分以上更新すると
メダルがいただける。ベストタイム賞というのだそうだ。
どちらにしても、自己ベストといわないまでも、52分台で走れたら
いいかな、と思っていた。
小さな運動場を、4分の3周して、行ってきまーす。
参加者増といっても、そこは大規模大会とはワケが違う。
滞ることなく、すんなり走り始めることが出来た。
去年、走って、酒匂川の川沿いのコースが、狭くてデコボコで
走りにくかったと記憶していたが、それほど、走りにくいと感じない。
距離表示、3km地点で16分台後半。(時計は止めなかった。)
ん?遅い?16分にしても、9km 48分。
げっ、やっぱり、54分弱かかる~
周囲のランナーが、同じペースで走っていて、抜かれることも抜くこともなく
まったりとレースが進み、それが居心地よく、スピードアップできない。
途中、河川敷の公園(?)では、フリスビードッグの大会が
開催されていた。ボーダーコリーの見事なキャッチをドンピシャな
タイミングで見てしまった。心の中で、「お見事!」 と喝采
コース上は、思ってたほどぬかるんでいなくて、意外と快適に走れた。
しかし、思ってた以上に蒸し暑くて、10kmのレースだというのに
3回も給水してしまった。無風だったのが堪えた。
(風、吹き過ぎもNGだけど)
橋を折り返して来たあたりから、前方にゼッケン番号の近い女性発見。
私より数番後の番号。同じ50代ということだ。
彼女の前にゴールすれば、順位はひとつアップする。
姑息な考えが思い浮かぶ。
付いて行って最後にぶっちぎる?ここで、前に出る?
川沿いのサイクリングコースで、一旦前に出る。
すると、ほどなく追い抜き返された
彼女も、私のゼッケンを見て気づいたのかも。
真後ろ、ぴったり付かれたらイヤだし、だからといって、ここから
ぶっちぎるほど元気があるわけでもナシ。
もう前に出ることはせず、逆にぴったり後ろについて歩を進めた。
ラスト500m の表示を見たとき、スイッチオン。
彼女を追い越して、(やや)スピードアップ。
振り返りはしなかったけど、付いて来ていない模様。
ほほほ。やった~。
全体からすると、どんより気味のレースでも、ひとつでも目標が
クリアされるといい気分。
最後はハーハーゼイゼイのゴールになったけど。
飲み物やバナナをいただき、記録証をプリントアウトしてもらう。
ややや!5位ではないか~
タイムは、53分台後半と、目標達成できなかったけど、5位は5位。
体育館に戻り、着替えをしようと女子更衣室へ。
係りの女性の指示に従い、2階に行くと、そのドアは鍵が閉まってる。
2階3階を何度か行き来した。
結局、去年と同じく3階の和室が女子更衣室だった。
更衣室は蒸し暑ーい。テントの更衣室じゃないだけマシと思わないと、かな。
天気が悪いため、各部門の表彰は、早め早めに遂行されていた。
とだひさんとテント前に行ってみると、10km女子の20代の表彰が
終わるとこだった。ほっ、間に合った。
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実は、この大会、レース終了のココからが、メインイベント。
事前に申し込みをしておくと、近隣のビール工場見学が出来るのだ。
見学といっても、もちろん、その後のビール試飲がお目当て。
20分間、3杯までとの制限はあるものの、杯数に限っては、
目くじら立てて咎められるわけではないので、5杯、6杯と行っちゃう人も。
一応、談笑してます。喋る暇も惜しんで飲み続けたわけではありません。
去年に引き続き、「休肝日同盟」 の面々、そのほかのランニング繋がりの
仲間、総勢20名の大所帯での参加となった。
2年目ともなると、慣れたもの。簡単なツマミを各自持参。
今年も、美味しいビールをいただくことが出来た。
ビール工場を出ると、雲の間から青空も見え隠れ。
去年同様、大会の用意したシャトルバスで新松田まで。
大所帯なので、町田へと場所を移して、打ち上げをすることになる。
私は、打ち上げには参加せず、海老名で途中下車。
相鉄線に乗り換え、帰路に着いた。
ここで、30年ぶりの失態。
海老名から、我が家の最寄り駅まで、約15分なのだが
ストンと眠ってしまい、はっと目が覚めると、2駅乗り越していた・・・
マラソン大会の帰り、電車で座れると、いっつも爆睡してしまう。
しかし、「奇跡的」 と言っても良いだろう。
これまで、1度も乗り越したことはなかったのだ。
大学生の頃、2,3回、やってしまった経験があるが、それ以来の乗り越し。
マラソンの疲れより、短時間でビールをぐびぐびやったせいかもしれない。
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備忘録
【交通】 去年と同じ
最寄り駅 7:06発
海老名 7:27発
新松田 7:59着
新松田8:06発の大会専用シャトルバス (無料) 利用
【ウェア】
Nike白、肩藤色半袖Tシャツ、黒メッシュランニング、
リーボック黒七部丈スパッツ、Nike黒×ピンクスカート
Nike黒キャップ、オークリーサングラス
【シューズ】
Nikeオレンジ エアズームスピードR
【ゼッケン】
2枚