モノレールの旅のつづき=本編を書こうと思いながら、今日になってしまいました(^^;)
はじまりはじまり~。
羽田、第2ターミナル駅についた私でしたが、時間は3時間たっぷりあるので、よし、地下から5階の屋上までくまなく見よう!!
こんなのもらっちゃったし。どうせならオノボリさんを極めるのだ(^^;)
まずは地下から。
うろうろしようと思う間もなく耳に聞き覚えのある何かが響いてくる・・・なんと、祇園祭のお囃子です。
前を見ると、「よーじや」がありました。
羽田には、国際・第1・この第2ターミナルと、それぞれ特色のある3店舗があるようだけど、この第2ターミナルは子連れでも楽しめるというのが特色らしく、店の一角にラテアートが楽しめる自販機というのがありました。
珍しいなあ・・・と遠くから眺めただけで、ごめんなさい。すぐ退散。
「よーじや」は、京都では昔たまにのぞいたりしたけど、いつからだったか観光客向けにきれいな店舗になって、いつ行っても超満員で。それで行かなくなったけど、実は着物のかばんのポーチには、ここの小さな手鏡を入れてたりします(^^)
といいつつ、「羽田で見んでもいいでしょう」。それに、7月末のこの時期に、祇園囃子は遅いんとちゃいますか・・・と通ぶる私。誰も聞いてへんけど(^^;)
でも、平日の夕方、すいてたし、関東で行ってみたい人は空港に来たついでに寄るのはオススメかもしれません。
どこ行こ・・・とふと顔をあげると、なにやら和っぽいテイストのお店がすぐそばに。
嗅覚が働き、吸い寄せられていってみると、「日本市」と書かれたエコバッグのようなものがドカンと目に飛び込んできました。
すぐそばには、日本の手仕事、伝統工芸品関係の本がきれいにディスプレイされた本棚が!!
何やらタダモノではない雰囲気、懐かしい、わくわくしちゃう・・・そんな空気が店内から漂い、ついつい中に入り、手にとって気がつきました。
この「日本市」というのは「遊 中川」が展開している一業態だったんですね。
どおりで、見たことのあるものが置いてあるんだわ。
聞くと、7月24日にオープンしたばかり。これはいい時に来たものだ。
それにしても、まずこの本たち、手に取り出したら帰れない。でも、これを見に来るために羽田に来てもいいくらい、着物の紋様とか、漆器とか陶器とかの本が、とにかくいっぱいあるの。
あかん、私は今日は羽田を極めるのよ、第2ターミナルだけやけど。
・・・と、実は買い物もしちゃったんだけど、それはおいといて、心を鬼にしてここを去りました。
そのあと、美味しそうなパン屋や一杯飲めそうなバーを発見し、ちょっと試してみたい気持ちも残しながら、やっとのことで次の階に移動。
でも、1階、2階の発着ロビーの階と、3階のマーケットプレイスは、お土産ショップとスイーツ系は、なんだかんだで物色済み。
だから、雑貨を少し見たあと、5階の展望デッキに一気に移動。
そう。やっぱ、空港はこうでなくっちゃ(^^)
昔、関西にいて子どもが小さかった頃、伊丹空港で飛行機を見たような気がするんだけど、そうそう、こういう感じ。
ほら、周りも親子連れとか、カップルとかでいっぱい。写真撮ったり歓声上げたり・・・。
ん、・・・なんか場違い・・・。ひとりで見てる人、ちょっとはいるけど、なんだかさみしい・・・。
それでも、しばらく見て、じゃあ、ちょっとお茶でも飲みながら書き物しようっと、4階へ。
うーん、どうもこの階はカフェというより、しっかり食事をするところらしい。
と、ふと見ると、「バール」の文字。
店の奥を覗くと、窓のそばのカウンター席にスーツを着た男の人たちがちらほら。間、空いてるやん。あそこからきっと飛行機見えるよ。
たそがれちゃって、いいですか!?(^^;)
今日は、まあまあキレイめでまとめてるし、ひとりであそこに座っても、たぶん平気・・・だと思う。
へへ、入っちゃいました。
やっぱり!!この席からの眺め、サイコーだわ。
思ったとおり、飛行機まん前!!
ちょっとビールを頼んじゃおう。でも、女ひとり、ここで中ジョッキは抵抗が・・・。
あの・・・と試しに聞いてみると、ちょっと小さいグラスに変えてもらえちゃいました(^^)v
そっと撮ったのが、トップの写真。
ね、目の前で飛行機がドカンと見えて、車体の点検とか整備とか拭いたりとかしてるのが見えるんです。
めっちゃおもしろい。めっちゃわくわく。
そのうち日がだんだん暮れて、発着する飛行機が増えてきました。
滑走路の灯りのとおりに滑るように飛び立ったり入ってきたりする飛行機。ずっと見ていても飽きません。
福岡で見たときは淋しく思えた飛行機、飛行場だけど、いつの間にか慣れて、帰る頃には楽しめるようになっていました。
定点観測ですわ(^^;)
右奥の青い光が滑走路。実際、目で見るほうがすごくきれいだった・・・。
さて、そろそろ行かなくては。
酔ってはいないけど、このままでは気が引ける・・・とコーヒーを一杯頼み、気分を変えて、さて、待ち合わせの場所へ急ごう。
せわしなくすぎる毎日だけど、空港でゆっくりすごし、飛行機をぼおっと眺めた1時間余りは自分へのごほうび。
この時のワクワクを胸に、あしたもがんばろう、そしてまたゆっくり飛行機を見に来ようと思ったのでした。