前に「シュルツカフェ」に行ったことを書きましたが、もっと知りたくて家に帰ってからHPを見てみたら、この時買った古本は「儚い堂」という古本屋さんのものだということがわかりました。
そして、その「儚い堂」が、藤が丘の「カヲリの木」で6月末の日月の2日間だけオープンする・・・というので行ってきた、その時の話です。
たまたま検索して行き当った「カヲリの木」。
HPを見るとレンタルスペースらしい。一度行って見てきてみたい。
すると、ここのオーナーの方を友だちがよく知っている・・・というので、このご縁に感謝し、向かいました。
東急藤が丘駅から住宅地の中をどんどん歩いていき、坂道をずぅっと行ったところに、・・・ありました。小さな看板。
かわいい♪ ワクワク。
ドキドキしながら中に入ってみると、ますますかわいいスペースが広がっていました。
店内にはアンティークな感じのテーブルとイスがいくつか置かれ、古本がいっぱいありました。
それがまた、私の大好きな暮らし・雑貨・料理・手作りもの・・・などなど、手に取ると何だか心がホッとする、そんな本ばかり。
持っていないものは全部買って帰りたい・・・なんて思います。
自然とそういうのが集まってくる・・・とおっしゃっていたけれど、長年続けていらっしゃることだからこそなんじゃないかなあと思いました。
どの本にしようか、迷いながら、コーヒーとシフォンケーキをいただきました。
コーヒーは東ティモール産のもので、前日焙煎してもらったばかりだそう。その豆をその場で挽いて煎れてくださったコーヒーがおいしかったこと!!
苦味があるけどまろやかで、こくがあってももたれない・・・うまく言えないけど、とにかく美味しかった♪
東ティモールのコーヒーは、5年ほど前鶴見区であった国際交流のようなイベントでいただいたことがあります。その時もとても美味しかったので、買って帰ってひと袋家で飲んだけれど、別物だなあ・・・。
シフォンケーキは「2時間ほど前にこのキッチンのオーブンで焼いたものですよ」とおっしゃっていましたが、まだほんのり温かだった気がします。気持ちもあったかくなるお味だったから(^^)。
紙コップを利用して焼かれたこのシフォンケーキも本当に美味しくて、素朴だけどそれがとてもおしゃれでした。
同じようにひとりで来られていた初対面な方と同席させていただき、ひとしきりおしゃべりに花が咲く、そんなことを楽しめる空間は、ほっこりする雰囲気があり、ついつい長居してしまった私。
「カヲリの木ファンがいっぱいいるのよ」って聞いてはいたけれど、オーナーの方を慕って次から次へとお客様が絶えません。
聞けば東京からいらしたという方も。
結局買った古本は、このとおり♪
どちらも大正解。おもしろい。
左は絶版本でした!!ラッキー。
「インコとオウムの雑貨」のコーナーでは便箋などを買いましたが、写真撮り忘れました(^^;)。
この「カヲリの木」では、パン教室、アロマセラピーサロン、着付け教室・・・などが開かれているそうで、私もこんなところで料理教室ができたらいいなあと、夢膨らみます。
秋以降に自宅で・・・とおうちカフェのときは漠然と考えていましたが、いろいろ理由があって今は外でと考えています。自分の気持ちの切り替えがつきやすいから・・・というのが一番大きな理由ですが。
我が家のキッチンと少し似たこの場所でできたらいいなあ・・・と思いながら、帰途につきました。
なぜ今ごろ、この「カヲリの木」のことを書いたかというと、最近話した友だちがここのことを知りたがっていたのです。
そしてずっといつか書こうと思っていたから。
日は経っても、美味しかったもの、心があたたかくなった時間のことって覚えているものですね。
そして、この週末、また「儚い堂」がこの週末の28(日)29(月)の2日間オープンするそうです。
私は所用があり行かれなくて残念。
もし行かれた方いらしたら、8月はどんなだったか、教えてくださいね。
「儚い堂」