ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

我が家の白味噌雑煮

2021年01月17日 | ゆるり日々ごはん

昨日の暖かさとは打って変わって今日はまた寒い1日に。

 

今日はまた少しだけ、今年のお正月料理の備忘録です。

 

京都出身なので、お雑煮は白味噌。

いつもは年末に京都の錦市場で「山利」さんの白味噌を買ってきますが、昨年は帰洛できず😢

なので、今年はいつも料理教室でいつも使っている本田味噌さんのです。

これだと関東でも手に入ります。
 
白味噌は京都でもいくつかのメーカーが作っていて、それぞれの家で伝統的に使っているお味噌があり、
うちは「〇〇派」うちは「△△派」とあるみたい。
いえ、「派」とは言いませんけど💦
で、うちはずっと本田味噌さんでしたが、山利さんのお味噌を知ってからこれひと筋に。
使ってみると、私の幼い頃の記憶の味。
それを思い出すんです。昔はこれだったのかもしれません。
今となってはもう母にも父にも聞くこともできませんが・・・😢
 
 
さて、白味噌雑煮関西圏でもいろいろあるようですが、
京都は金時人参と大根、頭芋(八つ頭)と焼かない丸餅。
仕上げに花かつおを上からかけていただきます。
大根は祝い大根という細めのものが年末になると出回ります。
そして、野菜はなるべく丸いまま、包丁を入れずに使います。
 
というのに、私のこのお雑煮は梅の形にしたりして
もちろんいつも丸だったんですが、ここ数年、梅にして遊んでいます。
おせち教室をするようになって数年、少し見栄えよく・・・なんて考えて、クッキーの型で抜いてみたら好評で。
それでつい、元旦のうちのお雑煮もこんなふうにするようになってしまいました。
 
「映え」を意識・・・してるのかな。
あんまりよくないよな・・・と思いつつ、今年もこうして写真撮っちゃいました
ちなみに抜いたあとのまわりの部分もかわいいので、お雑煮に入れちゃったり、細かく刻んで他の料理に使ったりしてます。
 
今年は八つ頭が買えなかったので、里芋で代用。
残念。
八つ頭のほろっと崩れる感じが好きなんですけど、こちらでは買えるところが少ないんです。
それでも里芋でも十分美味しくいただけました。
 
 
昨年からの不安を抱えながらの新年ですが、今年も無事にお雑煮をいただくことができてよかったです。
この気持ちを忘れずに一年過ごしたいなあと思います。
コメント
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