ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

チンゲン菜花の練りごま和え

2014年04月10日 | ごはん

春になるとわくわくして買ってしまう食材は数あれど、菜花のたぐいはもうほんとに好きすぎて、それも最近はいろんな種類のが出ていて、次々とつい手がのびてしまいます。

この春の新しい出会いは「チンゲン菜花」。

またいつものように「ナチュラル&ハーモニックプランツ」に買い物に行った日のこと。

お店の方に勧められて買ってみたら、そりゃあもうおいしかったこと!!

それから何回買いに行ったかなあ・・・。

 

 

見た感じは、よくあるアブラナ科のとう立ちした葉物。

よく見ると、茎の下の方が少しチンゲン菜っぽいでしょうか。

 

ほら、ちゃんと?菜花です。

 

これをしっかり茹だったお湯に茎の下のほうから入れて、しばらくしたら少しクニャッとなってくる瞬間があるから、そしたら全体を入れて一呼吸おいて引き上げます。

そしてざるでおか上げしておきます。

水でさらさず、こうして冷ました青菜の美味しさにこのところハマっています。

でも、このタイミングが結構むずかしい。

来週のクッキングサロン・ハマッ子の「横浜野菜で簡単おばんざい」でやりますね。

 

冷めたら軽く絞って・・・これがまたむずかしい。

辰巳芳子先生も熟練しかない・・・というようなことを書いていらっしゃったと思いますが、茹でた葉物の水気のしぼり方は感覚でしかわからないですものね。

おか上げした青菜はぎゅっとするんじゃなくて、そおっとやさしく気持ちだけ、それでOK。

それを食べやすい長さに切ります。

 

練りごまとみりん(味の母)と濃口醤油、いりごまで和え衣を作って、和えてできあがり。

それが上の写真です。

 

チンゲン菜花は、普通の菜花(という言い方でいいのかな~)よりアクがそれほどなく、やさしい味をしています。

それが練りごまにとっても合うんです。

もうおいしくっておいしくって、子どももハマって毎回取りあいで終わる、そんなおかずでした♪

 

少しご無沙汰している間に、もしかしたらそろそろもうお店に並ばなくなったかな。

そうだったら残念だけど、この美味しさはしっかりインプットされて、こうして書きながらもしあわせになるお味でした。

気がつくといつもよりちょっと気持ちがやさしくなりそうな、そんな不思議なチカラを持った「チンゲン菜花」。

今年の春の佳き出会いのお野菜でした♡


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