ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

鶏肉と里いもの炊いたん

2012年10月07日 | ごはん

今日の横浜は朝から雨。

来週に控えた町内運動会の練習も延期になり、午後から晴れたというものの、なんとなく寒くて秋の気配が深まってきました。

ということで、昨日は夏の野菜のことを書いてしまったから、今日はちょっと秋にほっこり気分で食べたい先日作った煮物のことを。

 

 

里いものおいしい季節になりました。

小さいのを蒸して衣かつぎ・・・がとってもおいしいけど、こうして煮るのも大好きです。

里いもむくと手がかゆくなると言う人もいるけれど、私はなぜかこの里いもむくってことが好きなのです。理由は・・・ありませんけど、なぜか好きなことのひとつです。

きれいな形にむけたらちょっとうれしくて、ひとりじーっと見てしまいます。変やろなあ、これって(^^;)

この里いもはまたまた「ナチュラル&ハーモニック プランツ」で買ってきたもの。

「高いでしょ、あそこ」ってよく言われるんですけど、そういうのばっかりでもなくて、この里いももひと袋200円代だったんですよね。店員さんにオススメと聞いて迷わず買いっ!!

 

これをおいしい鶏もも肉と煮たくなって。

筑前煮はよく作りますが、それだと里いもはたくさんいる根菜仲間のひとりでしかなく。そうでなくて、しっかり里いもを感じて食べたくて。

と言いつつ、あ、蓮根少しあったし一緒に炊こ。あ、こんにゃくもいれよかな・・・いやいや、このままいくともっと増やしてただの筑前煮になってしまうやん。今日は里いもを味わう日!!

と、あれこれ入れたい誘惑に打ち勝ち作ったのでした。

 

里いもと鶏肉を平たい鍋に並べ、昆布を四角く切ったもの少々と、お酒、味の母、濃口醤油、そしてお水を少し、あまり濃くなく、でもコクがある感じの濃さにして煮ます。

途中アクが浮いてきたら取ります。少し火が通り始めたら蓮根も加えて。あ、蓮根の皮はむきません。節もうまく残して食べます。

コトコト煮るけど、あんまり煮すぎて煮詰まったらそれはそれでからくなっちゃうし、そうなるとまた水をちょっと加えてもいいし、こっくり煮るけど辛くない、この塩梅が大事。

 

 

さあできたできた。

一緒に入れた日高昆布もいい具合に煮えて、これもいっしょに盛り付けます。

うーん、火の通り方がいい感じにできました。里いも、期待以上においしい。さすが。素材の勝ちです。

 

 

この日の晩ごはん。

枝豆ごはん。べか菜とお揚げのおつゆ。秋なすといんげんのごま和え。きゅうり・かぶ・みょうがのどぼ漬け(ぬか漬け)。それとなんだったかな、写ってない残りものをいくつか並べました。

 

こっくり炊いた(=煮た)里いもは、秋の味覚のおいしさを感じさせてくれるけど、作っているときもなぜか優しい気持ちになる気がします。

里いもの皮をむくという手仕事は、いそいでいたらできません。ささっとむくけどちゃんと気持ちを里いもにむけないとできないこと。それがいいのかもしれません。すぐ注意散漫になったり失敗したりする私にとっては(^^;)

もちろん、むいてるときは何にもそんなこと考えてないですけどね。早くおいしいの食べたいなあ~てそれだけ(#^.^#)

里いも。秋から冬にかけていっぱい食べてみませんか。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 豚バラ肉とゴーヤとピーマン... | トップ | つるむらさきとベーコン、エ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ごはん」カテゴリの最新記事