ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

さつま汁

2014年12月27日 | ごはん

今日は寒いからかす汁でもつくろう!と思っていたけど、息子のリクエストで豚汁にプチ変更。

と思ったら、さといもがない。

豚汁にじゃがいもを入れる家もあるみたいだけど、それも食べてみたら美味しいと思うけど、やっぱりさといもが私のスタンダード。

ならば・・・と、「さつま汁」にすることにしました。

 

「さつま汁」・・・初めて食べたのは、中学の家庭科の調理実習のとき。

家庭科の先生は今から思うといろんなことをやらせてくれた。

難しかったのはなんだっけ。ミシンを使う・・・洋裁だった気がする。

時間がかかって放課後にも行ってやっていたような。

なにを作ったのか思い出せないけれど。

でも、それがけっしていやだったわけじゃなくて、お裁縫は好きだったから、高校生の時は自分のワンピースなんかも縫っていたし、そういえば長男が小さかった時はパーカーとパンツ、私もお揃いのキュロットなんかも作ったなあ。

今はとんとミシンを出さなくなったし、時間も全然ないのだけれど、そうだ、針仕事も好きだったんだ・・・。

 

と、思い出話がそれてしまったけれど、家庭科の調理実習は楽しかった。

あの時に教えてもらった「だまにならないホワイトソースの作り方」はしっかりインプットされて、今でも役になっているんだもんなあ。

その調理実習のひとつが「さつま汁」。

とっても美味しかったので、帰ってから母にきっと熱く語ったのだろう。

それからしばらく、うちの豚汁はさつまいも入りにかわった。

甘いさつまいもの方が、私も弟もうれしいと思ったのだろう。

でも、今私がさといもの入った豚汁がいっとう好きなのは、きっとDNAにしっかりさといもの豚汁がインプットされているに違いない。

とはいえ、たまに作りたくなる、それがさつま汁。

 

作り方は普通の豚汁で、さつまいもを途中で入れるだけ。

私の普通の豚汁は玉ねぎ、大根、人参、ささがきごぼう、こんにゃく、豚コマ、これをあくを取りながら煮て、さといもを最後の方に加えて、お味噌を溶きいれてできあがり・・・なんだけど。

お出汁はもちろん昆布です。

キッチンばさみでチョキチョキやって小さくしたのを、また小さく切り、水に入れておくだけです。

それでそのさといもの代わりにさつまいも。

あんまり細かく切ると煮崩れるから、まん丸くほどよい厚みを保ちながら切らなくちゃいけない。

結構むずかしいのよね・・・(^^;)

 

さあできた。

今日はこのさつま汁に加えて、京都で買ってきた「笹がれい」。

見て見て。

ピッカピカ。

こんなササガレイ、関東じゃ買えません。

錦市場で買いました。このお魚屋さんではこれとあゆの開きと。

大体いつも買い物する店、決まってるんよね・・・(^^;;)

 

それからこれも錦で買った「ひろうす」。

あとは大藤の「千枚漬け」。

もう一品作る予定がこれで終わって、でも、ひとつひとつ美味しかったから、今日はこれでよかったね。

 

京都で買った食材と、そして、中学生の時だけど京都の思い出がつまった「さつま汁」。

やっぱこっち戻ってきてもしばらく京都を感じていたくなるのは毎度のこと。

まあそれもまたよし、かなっ。

 

さて、このさつま汁。子どもたちも大好きです。

明日も朝たっぷり食べようね。


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