はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

神戸の続き

2017年06月13日 | フィギュアスケート
2017/06/13

ファンタジーオンアイスの感想はまだまだありますよ。
思いつくままに・・・。

プルシェンコさんが東日本大震災に遭われた全ての人に奉げるプログラム
「Pray for Japan」を滑ってくださったこと。

前半のコミカルさとは打って変わったプログラムで、
祈りが伝わってきて、その気持ちがありがたいと思った。

昌磨君のヴィヴァルディの「四季・冬」
気迫に満ちて真剣さが伝わる。
彼も勝ちを狙っていると思った。
それにしても、なんといい曲なんだろう。

荒川さん、相変わらずきれい。
パパダキス・シゼロン組も2人ともなんときれいだろう。
なんか、彫像のよう。


羽生さんの「バラード1番」を聴いて思い出した。
3年前、この曲をよく聴いていた頃のことを。

私鉄に乗って教室の行き帰りにいつも聴いていた。
急行に座れて、やれやれとほっとして、イヤホンをして
バラード1番の世界の中に閉じこもった。

バラード1番を聴いて、2番、3番、4番も聴きたくなったし
スケルツォも、ノクターンも、練習曲もついでに聴いた。
いろいろなピアニストのバラード1番を聴き比べた。

あのひとつの曲から、私のなかでショパンの世界が広がった。

もう通うことのなくなった教室だけど、都心とは違った空の広い、
ずっと続くハナミズキの並木道を歩きながら、聴いていたことを思い出した。

羽生さんがあの曲で演じなければ、これほど深く聴き込むことはなかっただろう。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする