2017/08/11
昨年の仙台旅では行けなかった瑞鳳殿へ行ってきました。
伊達政宗や伊達家の藩主たち、家臣たちが祀られています。
訪れた8月3日は旧暦では伊達政宗の誕生日でした。
生誕450年だそうで、私は知りませんでしたが、何かの縁を感じましたね~
さて、フィギュアモニュメントを見たあと、
地下鉄の国際センター駅から歩いて行きました。
広瀬川にかかる大橋を渡る

広瀬川

30分くらい歩いて、瑞鳳殿に着きました。
仙台はこの日の最高気温が23度で日差しも弱く、歩くのには好都合。
うっそうとした杉並木の道を上がっていきます。

まだ階段があった けっこう階段を登ります。

瑞鳳殿の涅槃門に到着。

拝観料は550円。るーぷるの乗車券があると450円になります。

桃山建築の大変美しい廟屋です。

この色彩、韓国の丹青にも通じるのかしら。
まわりには家臣たちの墓碑が並んでいました。
政宗公が没した後、あとを追って家臣、藩士20名が自死しました。
そのお墓です。
そんなことがあったなんて・・・ でも、忠臣蔵の話もあるし、当時はそんな時代だったのですね。
この立派な碑によって、手厚く葬られていることがわかります。

資料館です。

中は撮影禁止でしたが、なかなかおもしろかったですよ。
政宗公の遺骨の一部や、全身の復元像が展示されていて、
それによると、政宗公は身長159cm、血液型はB型らしいということです。
二代藩主・伊達忠宗、三代藩主・伊達綱宗公の廟屋もあります。

この2つはそっくりな建築です。
この付近は仙台市の中心部なのに、うっそうと繁った杉木立で、
クマの目撃情報もあるので注意、という看板が出ていました。
さすが、杜の都ですね。
伊達正宗は慶長18年(1613年)に、ヨーロッパに慶長遣欧使節団を派遣しています。
その頃に、ヨーロッパに使節を送ろうなんて、なんと進取の気性に富んでいる武将だったのでしょう。
一地方の権力者だったというだけではない。
未だに名前が取り上げられるのは、誇りにされている藩主だった証拠ですね。