楽器で惹きつける

2018/07/11

今週は仕事が詰まっています。
今日の仕事先はかなり離れているので、30℃の気温の中、自転車で30分走ると大汗。しかも、都会の道は、われ先にと走る自転車、自分の世界に入っている歩行者（スマホ、イヤホン系のことね）、ホント、やせる思いです（←やせたい願望）

今日のリトミックには、近くの中学の生徒さん3名が見学・参加されました。
職業体験だそうです。

後ろのほうで見学していたのですが、曲の中で、順番にタイミングよくタンバリンを叩く箇所があります。小さい子たちとやっていて、曲の終わりころ私が中学生にタンバリンを差し出すと、「キャッ」と、とてもうれしそうに叩いてくれました。

みんな、タンバリンを差し出されるとうれしいんだなあ、そしてつい叩いてしまうんだな～
とあらためて思います。

これは音楽療法でも使われますが、コミュニケーションを取ろうよ、ということなのです。言葉がすぐには出ない子、体の動きが不自由な子、他者と関係を持つのが困難な子でも、目の前にタンバリンを差し出すと叩いてくれます。それがお返事、やりとりなのです。

ただ、差し出しただけではダメかもしれないけれど、音楽があって「たたこう～」などと歌いながら誘うと、叩いてくれるのです。


暑すぎて、外では遊べない今日この頃、小さい子たちは元気が余ってます。元気すぎて、途中で部屋を飛び出して行って、しかし、マラカスを配っていると戻ってきて、座ってマラカスを振ってくれました。
楽器は人を惹きつける（笑）