はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

健康長寿の話

2018年07月07日 | 健康
2018/07/07


NHKラジオ、朝の「健康ライフ」はためになるので、聴けるときには聴いています。

6月下旬は「100才まで元気に生きるには」というテーマ。
予防医学研究者、石川善樹さんのお話がおもしろかった。

健康長寿の二大要因は、「つながり」と「社会的地位の高さ」だそうです。

アカデミー賞受賞と寿命の関係のお話は興味深い。
受賞した人のほうが、ノミネートされても受賞しなかった人より、寿命が長いのですって。

NHKらじるらじるのサイトで、「健康ライフ」は7月下旬まで聴けるようです。
1回が7分弱ですから、お暇なときにどうぞ。

NHK聴き逃し

さて、なぜ、地位が高いと長生きするのか?

石川さんは日本の65歳以上の1万3千人を対象に、町内会の役員をやっている人とヒラの会員ではどちらが認知症になりにくいか、長生きするかを調べた研究をなさったそうです。

どちらだったと思いますか?

町内会の会長、会計、書記など役をやっているほうが、死亡リスクが28%、認知症リスクが24%減少するのだそうです。責任感を持つ、頭を使う、人に会う、出かける、などが頭にも体にもいいそうです。

これはわかるような気がしますね。

でも、そもそも元気だから役をやっているのではないかと思われそうですが、実際には好き好んで自分から役をやる人は少ない、ほとんどの人は仕方なくやっている。
でも、ヒラメンバーではなく、能動的に、人の役に立つように参加するのがいいそうです。

高齢者に必要なのは「きょうよう」と「きょういく」だと聞いたことがあります。
「教養」、「教育」ではなくて、「今日、用がある」、「今日、行く所がある」だそうですよ。

また、ポジティブな人に比べてネガティブな人は7年も寿命が短いのです。
ネガティブなことを考えると、細胞の「テロメア」が老化するのです。

「テロメアって何だろう?」と調べてみたら、クローズアップ現代でこんな番組が放送されてました。

生命の不思議テロメア

このサイトにも詳しく書いてありました。時間のある方はどうぞご覧になってください。

テロメアは、細胞の染色体の端にあるもので、細胞分裂を繰り返すたびに短くなっていますが、これを長く保つことで健康寿命を延ばせるそうです。

いろいろな方法がありそうですが、テロメアを伸ばすには瞑想もいいそうですよ。

さて、「健康ライフ」から話が飛びましたが、石川さんのお話に戻りますと、長寿の秘訣としては、可愛げのある老人になる、手を動かすことがいいそうです。


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