はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

叔母の退院祝いは雑誌の定期購読にしました

2024年09月21日 | 我が家
2024/09/21


先日、90歳の叔母から突然、電話がありました。

とても元気でうれしそうな声で
「退院したよ」と言うのです。

5月に、今年の新茶が届いたので
叔母のケータイに電話をしたら
くぐもった声で
「今、病院。入院してるの。リハビリ中」
というではありませんか。


入院しているとは知らなかったので
ビックリして早々に電話を切ったのでした。

そして、お見舞いの花を送りました。


お中元の時期になって
どうしているかと電話をしてみましたが
出ませんでした。

まだ入院中だったら
あまり電話をするのもはばかられます。

従兄弟(同居している息子)に電話すると
「痛みが強いので手術をして、まだ入院している」
ということでした。

90歳を過ぎているのでどうしようか迷ったが
痛みが取れるならと手術を決めたそうです。


そして先月、叔母が元気な声で電話をくれました。
リハビリも含めて4か月間も入院して
先日、退院できたのだそうです。


退院にあたって、家の中に手すりをつけたり
段差をなくすリフォームを
してもらったとのことでした。

入院中はつらかったから
退院できて本当にうれしいと
声が弾んでいました。


記憶もはっきりしていて
入院は4月10日、退院は今週の月曜日だったと
ちゃんと覚えているのでした。


家事や食事の支度は自分でして
自営の織物工場の手伝いもして
リハビリに励んでいるようです。


「お祝いしなくちゃね。退院祝いは何がいい?」
と訊くと
「なんにもいらない。」というのです。

叔母は昔からもらうことを
ひどく遠慮する人でした。

私が若いときは
「若い人からもらおうなんて思っていない。
お金は自分のことに使いなさい。」
と決まって言うのでした。

私がけっこうな年齢になっても
まだそんなことを言うのです。

そこで、いろいろ考えて
定期購読の雑誌を1年分、送ることにしました。

叔母がどのくらい目が良いのかわかりませんが
昨年行ったときには
部屋に新聞や数独パズルがおいてあったので
まだ読めてるかなと思ったのです。

家で過ごす時間の足しになる
シニア向きの婦人雑誌を頼んでみました。

この雑誌、実は私は読んだことはなくて
(書店では売っていないので)
図書館で手に取ったことがあるくらいです。

ですが、お役立ち情報も載っているようですし
ネットを見ることもない叔母には
役立つことがあるかもしれません。

花もお菓子ももらうとうれしいものですが
その場限りとなってしまうので
1年間、毎月届くのもいいかなと思っています。





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