2019/10/31
昨夜、9時半過ぎEテレの番組を見ているときに、ふと思ったのです。
今、BS朝日でスケカナをやっているんじゃなかったっけ? 忘れてた!
チャンネルを変えると、まさしく羽生さんのフリーが始まるところ。しゃがんで手を広げるポーズをしている羽生さんが映りました。
フリーの演技は既に見ていましたが、もう1度じっくり見ました。
バイオリンを弾く動作のところは一瞬ですが素敵でしたね。その次の、手を差し伸べる動作も生きています。
体を動かすだけでなく顔の表情をつけると、ぐんと伝わるようになります。特に視線が手を見るのがいいのです。手の動きも気持ちを語りますが、視線がその気持ちを強化してくれるのです。
しかし羽生さん、他の部分は視線を落とし気味なのが気になりました。
演技として下を向くのはいいのですが、そうでもないようなときでも視線を落とし気味に滑ってます。
「パリの散歩道」が鮮烈な印象を与えたのは、にっこりと首をかしげる表情、ジャッジを見る視線、ちょっと得意げな表情がよかったからでもあると思うのです。視線をとても効果的に使っていました。
演技の時の視線はとても大事で、だから舞台に立つ人はアイライン、アイシャドウを濃く描いて目を強調します。まさしく「目は口ほどにものを言い」ですからね。