2023/10/24
7月8日に 横浜みなとみらいホールで行われた
N響オーチャード定期 第124回演奏会の様子が
N響オーチャード定期 第124回演奏会の様子が
You Tubeにアップされました。
角野隼斗さんのショパンのピアノ協奏曲第1番。
私はこの曲は昨年、2回
ポーランド国立放送交響楽団との共演を
川口と金沢に聴きに行きました。
その意味でも、思い出深い曲で
発売されたCDも買ってよく聴いています。
今年7月8日のN響との共演は残念ながら
聴きに行けなかったので
こうして動画が公開されたのは
とてもありがたく思います。
(この動画は現在は公開されていません)
私はポーランド国立放送交響楽団のほうを
しょっちゅう聴いていたので
まず、N響との音質の違いに耳が行ってしまいました。
会場の広さやオーケストラの編成や
もちろん演奏、録音の仕方など
さまざまな違いがあるのでしょうが。
角野さんの演奏は2つのオーケストラでも
違いはほとんど感じられず
さらに巧みになったように感じます。
さらに巧みになったように感じます。
甘さと毅然とした音の変化が
美しくも心地よく響きます。
第2楽章のせつないような、つぶやくような
ショパンの20歳の青春の輝きや憧れが
伝わってきます。
第3楽章の弾むような明るさと喜び。
小躍りしているような軽み。
私はこの曲が一番好きで、聴くと
さまざまな連想が途切れることなく浮かび
涙してしまうのです。
ポーランドと聴き比べも
Chopin: Piano Concerto No. 1 in E minor, Op. 11 (Live) - Hayato Sumino
アンコールのラモーの「めん鶏」は
これもコンサートで実際に聴いた曲です。
たくみで軽やかな打鍵が素晴らしいですね。
N響の定期演奏会はテレビでも
放送されることがありますが
この演奏会もいつか放送されるのでしょうか。
そうだったらよいけれど。