はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

Merry Christmas!

2023年12月25日 | 日々の出来事
2023/12/25


クリスチャン人口の少ない日本では
キリスト生誕の日であるクリスマスでなく
宗教色のないクリスマスが
一般に受け入れられています。

サンタクロースがよい子に
プレゼントを届けてくれたり
家族でプレゼントの買い物をしたり
パーティをしたりと
楽しいイベントの日であるようです。


そして25日がクリスマスですが
24日のイブのほうがクリスマスとして
かえって盛り上がりますね。

うちはクリスチャンではないので
クリスマスだからといって
特別に何があるわけでもありません。


今年こそは24日に
教会のクリスマスミサを
見てみたいと思ったものの
夜に外出するのが億劫になって(寒い)
テレビでフィギュアスケートを見てました。

見ごたえのある熱戦でしたよ。

親しい人々には
『サンタが町にやってくる』の
ヘタな演奏動画を送っただけ。


(音なし)


昔、息子がイギリスに行ったときに
お土産にクリスマスカードのセットを
買ってきてくれました。

20枚くらいのセットだったと思うけれど
もうだいぶ使ってしまって
今残っているのはこれくらい。



日本とは違った雰囲気の絵なので
ずっと記念においてあります。

この2枚などキリスト生誕のお祝い
だとわかりますね。





クリスマスのお料理といえば
チキンとケーキというふうに
なっていますが
夕食は鯛のカルパッチョにしました。




テレビで見たドイツのクリスマス料理は
ソーセージとポテトサラダだそうです。

ソーセージの皮は破れないように
茹でるのがいいのだとか。


簡単すぎ😂 

でも、ソーセージもおいしかったし
マヨネーズ少なめポテトもおいしかった。

シュトーレンもケーキも買わない
いつもと変わらぬ(質素な)食事でした。



クリスマスムードを盛り上げる
素敵な雰囲気の曲をここに貼ろうかと
思いましたが
世界に目を向ければ
ガザやウクライナはまだ戦禍のなか。

そこで坂本龍一の
『戦場のメリークリスマス』を
貼っておきます。

Merry Christmas Mr. Lawrence / Ryuichi Sakamoto - From Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022

最晩年の演奏が心に沁みます。


私たちは家の中で安全に暖かく過ごせて
おいしい食事もいただけて
考えてみればありがたいことです。

一刻も早く戦争が終結する日が
訪れますように。


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『窓ぎわのトットちゃん』に描かれているリトミック

2023年12月23日 | リトミック
2023/12/23


『窓ぎわのトットちゃん』には
「リトミック」という項目があって
トモエ学園で行われていた
リトミックについて書かれています。

この本に書かれている
リトミックについて
まとめてみたいと思います。




〈 〉内は本書より引用

〈トモエは音楽の時間がとても多かった。
中でも「リトミック」の時間は毎日あった。〉

〈リトミックというのはダルクローズという人が考えた、特別のリズム教育で、この研究が発表されると、1905年(明治38年)ごろのことなんだけど、全ヨーロッパ、アメリカなどがいち早く注目して、各国にその養成所とか、研究所ができたくらいだった。〉

〈校長の小林宗作先生は、トモエ学園を始める前に、外国では、子どもの教育を、どんなふうにやっているかを見るために、ヨーロッパへ出発した。
そんなとき、パリで、すばらしい作曲家でもあり、教育者でもあるダルクローズという人に出会う。〉

・・・・・・・・・



小林宗作は小学校教員を経て
東京音楽学校(今の東京芸術大学)で学び
1923年 にスイス・フランス・ドイツ・イタリア・イギリスに留学。
そのときにダルクローズ音楽学院で
リトミックをエミール・ジャック=ダルクローズ
(リトミックの創始者)に学んでいます。

    1930年に再び渡欧して
パリ・ミラノ・ベルリンに留学しました。

1937年より自分の理想をもとに
リトミックを教育基盤に置いた学校として
幼小一貫校のトモエ学園を設立、運営しました。

「リトミックは毎日あった」
とトットちゃんに書かかれているので
小林先生がどれくらいリトミックに
力を入れていたかがわかりますね。


リトミックがどんなふうに
行われたかについて
描写している部分は長いので
概略をまとめてながら引用します。

・・・・・・・・・


〈小林先生のピアノに合わせて、思い思いの場所から自由に歩き始める。どう歩いてもいいけれど、人の流れと逆流して歩くと、ぶつかって気持ちが悪いから、なんとなく同じ方向に、つまり輪になる形で、でも一列とかじゃなく自由に流れるように歩くのだった。〉

〈音楽を聴いて二拍子だと思ったら、指揮者のように腕を上下して二拍子をふる。〉

〈歩き方は「足の親指をひきずるように、身体を楽に、自由にゆすれる形で、歩くのがいい」と先生は言った。〉
〈自然が第一だったから、その生徒の感じる歩き方でよかった。〉

〈リズムが三拍子になったら両腕は、三拍子を大きくとり、歩き方も、テンポに合わせて、早くなったり、遅くなったりさせなきゃあ、いけなかった。
両腕の指揮ふうあげおろしも、六拍子まであった。〉

〈拍子がどんどん変わると難しかった。
「ピアノが変わっても、すぐには変わるな!」と大きい声で言う。三拍子を聴きながら、二拍子のままで歩くのは苦しい。こういうときに、子どもの集中力とか、自分のしっかりした意志なども養うことができる、と校長先生は考えたようだった。〉

〈リトミックは、こんなふうに、体と心にリズムを理解させることから始まり、これが精神と肉体の調和を助け、やがては想像力を醒まし、創造力を発達させるようになればいいという考えのものだった。〉

〈トットちゃんは、イサドラ=ダンカンふうに、はだしで走りまわり、とびまわって、それが、授業だなんて、すごくうれしいと思っていた〉
(p.135~137)


トットちゃんがやっているリトミックは
私が大人になってから習った
リトミックと変わらないのです。

年月を経るうちに
あるいは教師の解釈によって
メソッドが変えられていくことは
ありがちだと思いますが
リトミックの基本のやり方部分は
ちゃんと踏襲されています。

きちんと受け継がれているのだと感じました。



小林宗作先生がヨーロッパの教育法を
学んだのは、大正自由教育運動の影響が
あったと思われます。

大正自由教育運動とは
19世紀末期から20世紀初期にかけて
欧米で活発化していた新教育運動(新教育)が
日本にも輸入され
1920年代から1930年代前半にかけて
起こった運動です。


それまでの画一的で
型にはめたような教育のスタイルから
子どもの関心や感動を中心に
より自由で生き生きとした教育体験の
創造を目指そうとする運動が
大正時代に折からの大正デモクラシーの風潮を
追い風にして広まったのです。(Wikiより)

ですから小林宗作先生ひとりが
このような自由な教育法を
実践していたわけではなく
日本の教育界でも先進的な一部の人々により
自由に子どもの能力を伸ばそうとする
流れはあったのですね。




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華やかなフリルパンジー 水栽培のヒヤシンス

2023年12月22日 | 花・植物
2023/12/22


今週は出かけることが多く
あっという間に週末を迎えました。

ブログにも記録しておきたいことは
たくさんあるのですが
時間とエネルギーが足りません。

トットちゃんのリトミックのことも
書きたいし、今真っ最中の
全日本フィギュアの感想も書きたい。


それは時間のある明日以後に
ゆっくり書くことにします。



ベランダの花の話題(写真メイン😅




フリルパンジーがよく咲いています。

朝起きてカーテンを開けると
いつもきれいだなあと感心して
花の写真を撮らずにはいられません。

















寒くなってきて
いっそうたくさんの花を
つけるようになりました。

このくらいの寒さがパンジーに
あっているのかもしれませんね。



水栽培のヒヤシンスはだんだん
白い根が伸びてきました。




でも昨年に比べると
今年はちょっとゆっくりです。


1週間に1度水を替えています。


咲くのは年が明けてからでしょう。
昨シーズンは2月の初めでした。


きょうは冬至でしたね。

寒いけれど空気が澄んでいます。

夕焼けの方向に雪でも降りそうな雲。

オレンジから青灰色のグラデーションが
きれいです。






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12月のリトミック ベルハーモニーを使って

2023年12月20日 | リトミック
2023/12/20


12月の季節の行事といったら
なんといってもクリスマスです。

クリスマスには素敵な曲が
たくさんありますね。

毎年、どの曲を使おうか悩むくらい
子どもから大人向けまで素敵な曲ぞろいです。


今回は『きよしこの夜』を
ベルハーモニーで合奏することにしました。

「ベルハーモニー」は音階のある打楽器。



上からポンと叩いて音を出します。


『きよしこの夜』に
このベルハーモニーの澄んだ音が
ピッタリなのです。

クリスマス時期には家にある
ベルハーモニーを持って
リトミックに出かけます。





みんなに鳴らしてもらって楽しみます。

もちろん赤ちゃんたちは
鳴らすことができませんから
ママが叩くのを見ているのですが
そこから音を出すことの楽しさなどを
知ることもあるかと思います。


コード、構成音を書いた紙を貼りだして
鳴らすタイミングを指し示します。

C(ド、ミ、ソ)
F(ド、ファ、ラ)
G7(ソ、シ、レ、ファ)
Am(ラ、ド、ミ)

若いママたちはみんな
コードを知っているだろうなと
思っていたのですが
知らないという方もいましたね。

でもドミソの和音などというと
すぐにわかってくれます。

1人づつにベルハーモニーを渡して
順にドレミファソラシドと鳴らしてから
『きよしこの夜』の演奏録音に合わせて
和音を鳴らしてもらいました。

練習もなく、ぶっつけ本番ですが
ちゃんときれいな和音が聴こえました😀 

終わった後には拍手。

音を出すのは楽しいことです。
それがみんなで出すとハーモニーになって
聴こえてくるので
いっそう楽しみが増します。


これは小さい子のプレゼントにいいかもしれません。

 


今日のリトミックでは
ステップをする前に
『窓ぎわのトットちゃん』のアニメ映画に
リトミックのシーンがあったと
つい雑談で話をしました。

黒柳徹子さんがトモエ学園で
リトミックをしていたことは
あんがい知られていないようです。

トモエ学園でトットちゃんも
やっていたと知ると
来ていたママたちは
俄然興味を持ってくれました。







『窓ぎわのトットちゃん』には
リトミックのことが7ページにわたって
書かれています。

少し長くなりますが一部を
ここに引用したいと思います。

・・・・・・・・

小林先生は、パリのダルクローズの学校に1年以上も滞在して、リトミックを身につけた。日本人でこのダルクローズの影響を受けた人は多く、山田耕筰をはじめ、モダンダンスの創始者石井漠、歌舞伎の2代目市川左団次、新劇運動の小山内薫、舞踊家伊藤道郎。
こういった人たちも、リトミックがあらゆる芸術の基礎である、ということで、ダルクローズに学んだ。でも、このリトミックを、小学校に教育に取り入れてみようとしたのは、小林先生が初めてだった。

「リトミックってどういうものですか?」
という質問に、小林先生はこう答えた。

「リトミックは体の機会組織を、さらに精巧にするための遊戯です。リトミックは心に運転術を教える遊戯です。リトミックは心と体に、リズムを理解させる遊戯です。リトミックを行なうと、性格がリズミカルになります。リズミカルな性格は美しく、強く、素直に、自然の法則にしたがいます。」


講堂の小さいステージの上のピアノを校長先生が弾く。それに合わせて、生徒は思い思いの場所から歩き始める。・・・・・(続く)



まだまだリトミックの描写が続きますが
長くなるので
また別の機会に丁寧に書きたいと思います。

私も久しぶりにこれを読んで
リトミックをしているときの描写が
「なるほど」と思われ
とても参考になりました。

徹子さんも書くにあたって
リトミックの歴史や理念について
きちんと勉強されたことが
うかがえる文章ですね。




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年末の大掃除は?

2023年12月19日 | 我が家
2023/12/19


なんとなく慌ただしい毎日です。
あと2週間で今年も終わるとは驚き。
気分が追いついていきません。


昨日、仕事場で職員さんが
「大掃除な~んにもしてないんですよ」
と言っていました。

私もな~んにもしてないと思ったので
台所の換気扇と風呂釜掃除をやりました。


換気扇の掃除はこのところ年に2~3回。
今年は夏にやったきりだったような。

終わった後の換気扇



一応、顔が映るくらいに
ピカピカになりました。

でも写真では見えていない隅や
フィルターには
取りきれない汚れがあります。

頑張れば落ちると思うけれど
そこまでは頑張らない。


最近、フライパンを使った炒めものや
ソテーを作るようになったので
昔より換気扇が汚れやすくなりました。

それこそ10年くらい前には
炒めものや揚げ物はめったにしませんでした。

カロリー摂取も少ないので
体重も増えませんでしたし
油がないと洗い物も楽でしたよ。

でもやっぱりフライとか
中華料理は好きなんですよね。

そのせいで最近お腹まわりがポッコリ😱 
運動で何とかしなくては。

換気扇掃除は腕をあげる動作も多くて
いい運動になりましたよ。


・・・・・・・





風呂釜の穴より5㎝上まで水を入れて
ジャバを投入。(昨夜の残り湯でもOK)

洗面器や風呂の椅子も浸けておきました。


5分追い炊きをしてから、10分放置。

湯を落としてから
新しい水でもう一度沸かします。

配管から汚れが出て来るかと思ったら
何にも出ずに水も透明なまま。

うちの風呂釜はきれいだったんでしょうか。
それとも、全然効き目がなかったのか。

風呂の椅子についていた石鹸カスは
取れていませんでした。
(いつものようにこすって落とした)

でも99%除菌とあるので
清潔な風呂釜になったのでしょうね。
細菌は目に見えませんから。

この2つの掃除をして
すっかり大掃除は終わった気になっています。


おまけ

きれいになった換気扇の下でさっそく揚げ物。
揚げおかき作り。
パックの切り餅を使いました。

塩と青のりをパラパラかけるとおいしい





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