はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

寒いけれど、春の予感

2025年01月24日 | 花・植物
2025/01/24


今日は最高気温が14℃でしたが
風もなく穏やかで
どこか日射しに春を感じました。

今日はあまり寒さを感じなかったので
ベランダの掃除をしました。

寒さに弱いバジルの葉はすっかり
枯れてしまったので取り除きました。

パンジー、ビオラは寒さに強いので
よく咲いています。








ヒラヒラした花弁のパンジー


ドラキュラは花が増えてきました。



こう見ると、今回は赤紫色を多く
選んでいたようですね。


水栽培のヒヤシンスは
しっかりした芽が伸びてきました。


根がなかなか出なかった右側の球根も
根が出てきました。


3個セットで買った鉢植えヒヤシンスは
数日前に花が終わってしまいました。




チューリップも芽が出てきました。


まわりの葉はムスカリ。

寒い日が少なかったので
順調に咲いているベランダの花たちです。







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留学生がリトミックを見学

2025年01月22日 | リトミック
2025/01/22


今日の「おとなのリトミック」に
若い男子学生二人が「見学したい」
とやって来ました。

日本人に見えたのですが
ベトナムからの留学生でした。

昨年4月に日本に来て
日本語の勉強をしているのだそうです。

簡単な日常会話は大丈夫なようでしたが
私も始まる前の準備があるので
あまり詳しい会話はできませんでした。

他の高齢女性たちが話しかけて
相手をしてくれて
ほんとうにみんな世話好きで親切ですね。

高齢者フレイルセンターに
やって来たところを見ると
そういう分野に興味があるのかもしれません。

音楽に合わせて体を動かすことや
脳トレ、歌を歌うこと
などをすると伝えました。

「一緒にやってくださいね」というと
真面目に参加してくれたのです。

私のリトミックでは
大学生が実習ということで
見学することは今までにもありましたが
日本の学生は恥ずかしいのか
特に男子学生は
律義に参加して動く子は少ないのです。

なんとなくためらって輪に入り損ねて
見ている、なんて子がいますね。


右手と左手でジャンケンをやりましたが
「ベトナムにもジャンケンはありますか」
と訊くと、あるということでした。

「ジャンケンポンは何というの?」
と訊くと言ってくれたのですが
よく聴き取れない😅 

パーは似た音でバウと言っている
ようでした。

ベトナムでもグーは石
チョキははさみ、パーは紙
というのが同じなんだそうですよ。


『いい湯だな』(詞:永六輔)
を歌いましたが
歌詞を書いた紙をボードに貼ると
スマホをかざしていました。

スマホに翻訳アプリが入っていて
それで意味がわかるようです。
今は便利なものがあるんですね。

聴くことはできても
読むのはやはり難しいらしいです。

ドリフの『いい湯だな』まで
ババンバ バンバンバンと
一緒に歌って踊ってくれました。

私も珍しい来訪者があると
はりきってやって楽しい時間でした。



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新しい家のこと

2025年01月21日 | 我が家
2025/01/21


先週、新しく住む家の引き渡しがあり
行ってきました。

新築ではありませんが
まだ人が住んだことがない新築中古
というような家です。

とてもいい家で
この家に住めることには
とても感謝をしています。

でも
すべてに満足する住まいが見つかった
というわけではないのです。

というより
すべてに満足できる家ってあるのでしょうか。

住むことになった土地の条件や
近隣の雰囲気やら
日当りのこと
買い物の便利さ
医療機関の近さ
駅の近さ、交通の便など
それら、すべてにおいて満足できるなんて
きっとないのでしょう。

縁とか、出会いというものなければ
めぐり逢えないものだと感じています。


余計な話ですが
森の中の、木立に囲まれた家に
住みたいなどと言っていた私ですが
全然違う所になりました。

家を探していくうちに
思い浮かんだのは
森の中の家はきっと買い物が不便だろうな。

虫と共生しないと住めないかも。

木立があるということは雑草が生える…
その手入れをしなくてはならないけれど
ずっと雑草抜きに追われていたら…

(雑草抜きは過去の家で充分やったし)

自然の中に住みたいなどと
思っていたけれど
私は街中が好きなのかもしれないと
思い直したりしたのです。


さて、脱線しましたが
家の引き渡しの話です。

売主のハウスメーカーの方に
新しい家に連れて行ってもらうと
多くの方がやってきて
事務手続きやら説明やらを
してくださるのです。

・司法書士との手続き
・保険代理店の方と火災保険契約の手続き
・玄関の2種類のキーの使い方説明
・ガス会社からバス、キッチンの使い方
・ガス衣類乾燥機の使い方
・床暖房の壁パネルの使い方
・システムキッチン会社から食洗器と水栓の使い方
・トイレ機器メーカーからシャワートイレの使い方
・玄関インターホンの使い方
・電気会社の人からブレーカーのこと
・ガレージにある電気自動車の充電設備のこと

何人もの方が入れ代わり立ち代わり
現れては丁寧に説明してくださる。


とてもよい設備がついていて
その機能が細かくて
いや、細かすぎて
たくさんの説明を一度に受けたので
もう頭は混乱。

何も覚えていない状況😓 

よい設備はもちろんありがたいけれど
ごく単純な操作ができれば、私は充分。
昔ながらの電化製品でいいのよ。

しかし、早く操作を覚えて
徐々に慣れていかなくてはなりませんね。




家についての経過は
記録も残しておきたいので
少しづつ書いていこうと思っています。




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今年最初のフラダンス

2025年01月19日 | 習いごと
2025/01/19


今年最初のフラダンスレッスンがありました。

フラダンスの会場は
先日私がリトミックに行った所と同じ。
新装オープンしたひろばです。

今度の部屋は前より少し狭くなりましたが
大きな鏡があってダンスの様子を
見ることができます。

先生はいつもみんなのほうを向いて
踊っていたのですが
大きな鏡がついたので
みんなに背を向けて踊っても
生徒の様子がよくわかるというもの。

やりやすくなったと言っていましたね。

私も自分の踊っている様子が
今まではわかりませんでしたが
今回ははっきり見えて
欠点もわかりました😰 

なんだかフラフラと
(フラだから)踊っていて
あ、やっぱり足元とお腹に力を入れないと
締まった踊りにならないなと
思ったのです。

そして手の表情のつけ方。
指先まで神経が行き届いていないことが
先生と比べて一目瞭然。

先生の踊りも見えて
自分の踊りも同時に見えるので
違いがはっきり分かるのですね。

先生は
「あまり細かいことを言うのはどうかな」
と思って、今まで言わなかったんですって。


姿勢やら体形やら目線やら
今迄で見えなかったものが
ハッキリ見えて、よかったような
ガッカリしたような。

ただ、気をつけるべきところを
自分で悟ったのは鏡の威力ですね。



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坂本龍一のアルバム『async』

2025年01月18日 | 音楽
2025/01/18


『async』は坂本龍一が2017年3月に
発表したアルバムです。

2014年に咽頭癌を患い
寛解後に初めて製作したアルバムでした。

私はずっとこのアルバムを
聴いたことがありませんでした。

昨年、NHKEテレで
「スィッチインタビュー」(2017年の再放送)
があり、坂本龍一×福岡伸一の対談で
『async』制作の様子を見ました。

このスィッチインタビュー内容に
とても感銘を受けたので
『async』を聴いてみたいと思い
取り寄せました。



届いた『async』を
何気なく聴き始めたのですが
胸を突かれるような悲しみを感じて
しまったのです。

この悲しみは何だろう?

冒頭は短調のゆっくりした静かな曲です。

最初はピアノの音
次にはパイプオルガンになり
それに飛行機のエンジン音のような
車の音のようなものが重なっていきます。

悲しいというだけではなく
なにか寂寥感、絶望、諦観という言葉が
思い浮かびました。

なぜ音だけでそう感じるのだろう。

キーンというエンジンのような音が
たまらなく寂しい。

そんなふうな衝撃を持って
聴き始めた『async』でした。

聴いていくうちに
それぞれの曲に様々な試みが
あることがわかりました。

単なる曲の演奏というものでは
なかったのです。

スィッチインタビューの対談相手
福岡伸一さんによれば
「とても不思議な音楽で、メロディーが
だんだん雑音の中に溶けていってしまう
拡散していってしまう」

楽器の音に自然音や環境音が交錯する。
音楽と自然音の区別がつかない。

坂本は風、雨、街の雑踏などの音を
採取していました。

またピアノの弦の上に金属の箸を落として
偶然に鳴る音を採取していました。

彼はこのアルバムで
ノイズと音楽の境目をあいまいにしておく
ことをしてきたのです。

世界というのは本当は
noise(ノイズ)と名付けられる前の
ノイズだらけの世界でした。

人間の脳の特性としか言いようがないが
人はノイズから何かの意味ある情報を
受け取ろうとする。

それは夜空の星みたいなもので
人間の脳はめぼしい点を結んで
それを星座にした。

星座を取り出すのは言葉の作用です。

ロゴス(言葉、論理)の力によって
世界は切り取られて行く。

ピュシス(physis )とロゴス(logos)が
対立する概念として
「スィッチインタビュー」では
語られていましたね。

音楽を作っていく時
人はノイズを意味のないものとして
排除していく。

しかし
自然が奏でる音は秩序だっていない。
いつだってずれている。

ジョン・ケージは音を人間のコントロールから
解放することを提示しました。


それが人間が管理していない音
自然の音や偶然に左右される音
『async』(非同期)なのですね。


感想に戻りますが
『async』を聴いて最初に感じた悲しみは
このアルバムを通して
ずっと底流に流れているように
感じられるのです。

寛解、復帰後の第1作ですが
病によって心には大きな
悲しみ、空洞が生まれてしまったことを
感じさせるのでした。



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