知識階級に属しているほぼ
全員が
いま起きているこの温暖化は
二酸化炭素に固有の性質
である温室効果
がもたらした
とそのように確信した
国連が定めた温室効果ガスのリスト
には
水蒸気という項目は
当初からなかった
水蒸気は国連の規定によると
温室効果ガスではない
と見做されている
現実に最大の温室効果を
地表に与えているのは
水蒸気
その全体の比率は
少なく見積もっても
平均で60%以上
CO2はというと
たったの400ppm
でしかない
ppmは百万分の一
パーティクル パー ミリオン
これを百分比にすると
0.0004%
と余りにも低くなる
この程度の量でしかない
CO2に温暖化の原因を求めたのが
そもそもの間違い
たったこの程度の小さなボリューム
に過ぎない
大気中のCO2が
世界中を巻き込む水害と
山火事の原因になった
と世の賢人たちは
当初からそう決めつけていた
事実関係の確認を怠った
知識階級に起因するその行為こそが
気候対策から実効を
悉く消し去った
その最大の因子
歴史に残る最大級の過ちは
このようして生み落された
CO2の質量は
空気よりはるかに重い
ので
大気圏へと自力で昇ることが
できなかった
大気圏の最下層である地平目指して
排煙筒から
地を這うようにして
横に広がってゆくばかり
ドライアイスのあの白煙は
二酸化炭素そのものでできている
下に向かって降りた後
横に広がってゆくばかり
それは比重に違いがあったため
CO2の質量は
空気の1、5倍も重い
このため
気化した二酸化炭素は上昇できずに
地平を目指して下降して
横方向へと広がってゆく
この現象は誰もが目にしたことがある筈で
指摘されればすぐに思い出せる
遠い記憶
世界中が温暖化の原因であるとして
目の敵にしているCO2は
それがもつ重さの故に
大気圏内に留まっていることができず
最終的に海面に落ちて水和する
水に融けやすいという性質があるからだ
温室効果を発揮する能力が高くても
その熱を与えられるのは海
海水温が高まると
飽和した水蒸気が上昇気流となり
地表の気圧を押し下げる
低気圧が発生するのはそのためだ
低気圧は上昇する気流
水蒸気によって生まれ出る
上空の寒気に触れると
水蒸気は凝固して固体となる
そこで重くなり
落下してくる途中で
雨へと変わる
異常気象は水蒸気の発生量が急激に増え
降水密度が比較にならない程高まったとき
引き起こされる
CO2がどんなに大気中で増えたとしても
降る雨の量に大きな変化はない
熱の移転に伴う
飽和水蒸気が多少増えるだけのこと
集中豪雨を生む能力など
はじめからもっていない
水蒸気が地表で急速に増えない限り
気候変動を引き起こすほどの
雨にはならず
水害もまた発生しない
有害なのは隠れている
位置エネルギー
山を崩して大地を押し流す
川を堰き止めて
氾濫と決壊を引き起こす
気圧の差で生じる風の勢いもまた
位置エネルギーが関わっている
発達した低気圧が生む台風も
位置エネルギーの開放を引き起こす
これらの諸事実を
誰一人 確かめたことさえ
なかった
問題の所在を見失っていたからだった
役に立たない大量の知識に
汚染されてしまうと
優秀な頭脳でも
思考力を手放して本質を見損ない
批判精神までをも失ってしまうのだ
こうして
知性亡き知識人たちが
何世代にもわたって再生産されてゆき
挙句の果てに
止まらない温暖化を生み育て
それを止めようとして
躍起となり
国連とその周囲が大騒ぎする
という構図を
真顔でつくりだしている
何と愚かなことだろう
気候変動は気圧の差を拡大し
強風を吹かせる
また古今未曽有の大雨を
世界各地に降らせたのみならず
水流のエネルギーが
山林を押し流すようになっていながら
天災として受容するしかない
と諦める
因果関係を成り立たせている
エネルギー転換の意味に
無知であり続けていることを
未だに善しとして
諦観するよう強いている
大雨が土砂崩れを起こして川をせき止め
流域のいたるところを
水浸しにする
という被害を与えられても
耐え忍ぶことしかできない
これこそが水蒸気がもたらした
温室効果とそれに伴って起きた
位置エネルギーの開放による
被害を発生させたそのメカニズム
自然界からやってくる
壮大な破壊活動は
混沌を目指して遷移し
エネルギーシフトによる変化
が生命の淘汰を押し付ける
水蒸気には三種類の出自がある
温度差で生じる
自然界で生じた飽和水蒸気と
地下資源を燃やした行為が生み出した
加熱水蒸気
そして蒸気発電というその仕組みが
大量に吐き出している
圧縮された高温の熱水蒸気
を起源とする廃熱を抱え込んだままの
気体の水
この三種類の水蒸気が
まとまるようになったときから
温暖化が現象化するようになっている
これまで経験したことのない
大雨
を突発的に降らせるほどの
水蒸気が発生するようになったのは
蒸気発電というその方法が
普及するようになった頃のこと
水蒸気に圧力を掛けると
高い熱を取り出せる
産業革命の起点となった
蒸気機関はこの高圧化された
熱水蒸気が生み出したもの
問題視されていなかった
この高熱の圧縮された水蒸気が
火力発電所と原子力発電所とで
休むことなく生みだされているため
大気圏の最も低いところに位置する
空気層に温暖化という現象を
押し付けた
高温の温室効果ガスを
至る所で吐き散らすようになった
世界中の電力会社が
気候変動を生みだした
ということになる訳だ
化石燃料は炭化水素でできている
そのために二酸化炭素が
一つ生まれたそのとき
気体の水である熱水蒸気を
炉と窯で同時に生成することとなり
と廃熱を排き出さなければならなくなった
CO2はその重さの故に
大気圏内に留まっていることができず
最終的に海水に触れ
その熱を水へと移す
飽和水蒸気がそこで発生することとなり
低気圧という上昇気流となって
自動的にヘンゲする
蒸気発電を行うためには
水を熱して温めた上に
圧力を加える操作が必要な措置となる
気化した水に圧力を加え
より高い熱を取り出して
発電タービンを回転させる
これが蒸気機関というものなのだ
電力業界が産業の育成
に貢献するようになってから
自然と人工の
三段階に亘る熱システムの連動
が生み出す相乗効果を齎し
経済成長による躍進が可能になった
火力発電所の建設が
急増するようになってから
降水量の急激な増加が
極めて顕著になっている
日本では90年代の初め頃
降水量が急増するようになり
川沿いの土手道で
バスの屋根までが水に漬かる
という事件までが引き起こされた
地下資源を大量消費する火力発電所が増え
燃焼炉の内部で進んだ酸化作用が
水素の酸化物である加熱水蒸気と
炭素の酸化物であるCO2とを
同時生成した結果
海面水位の上昇と
それに伴う島嶼国家の水没
を含む
水に纏わる大きな変化が
その頃から際立つようになっていた
水の絶対量が増えたのは
炭化水素を大量に燃やしたことで
自然界になかった水の分子が量産され
それが海面水位の上昇へと
繋がっていったからだった
水が元になっている水蒸気なら
地球のもつ水の全体量は
決して増えない
温暖化したことで
氷山氷河が融解しても
海面水位の上昇は
計算値の範囲に収まっていた
ところが
実際に起きた水位の上昇は
想定の範囲を大きく超えてしまっていた
水素と酸素が燃焼炉の中で
結びついたからだった
CO2に温室効果があるといっても
これほどのまでの大きな変化
を引き起こすほどの力
はない
温暖化の原因をCO2とキメツケるようになった
その段階で
文明は真相を究明する能力を
既に失っていた
大気圏に滞留しているCO2は
航空機のエンジンが吐き出したもの
高度一万メートルの高層域では
重力の力は弱まる
距離の二乗に反比例する
という法則があるからだ
高層域のCO2は
この理由から大気圏上層で
落下することなく
滞留しつづけ
冷たい大気に晒されて温度を下げ
冷却効果ガスとなる定め
濃度が高くなったとしても
温室効果を失っているので
害はない
夏には温室効果だったものが
冬には冷却効果となって
相殺されるからである
その加重平均の差が
平均気温の温度差となり
温暖化の指標として採用された
温暖化の弊害は
平均気温の上昇
という変化にあるのではなく
大量の人工的に作られた熱水蒸気が
生み出した降水密度の急増と
その結果として与えられた
乾燥した高気圧
とよばれる下降気流による
山火事の発生原因となっている
対流が生む輪廻とものの因果は
こうして果てしなく巡りあう循環を
宿命として与えられている
下降気流を意味する
高気圧が低気圧へと
海上で変化する
そのタイミングで
新たに生まれ出る
別の新たな上昇気流が
低気圧となり
水蒸気の発生率を
再び高める
この現象を成り立たせている
領域が
対流圏とよばれている
温室効果ガスの
生成に関わる反応場
水分を放出して
下降気流となった高気圧は
山に当たって
その熱を山林へと移し
湿っている大地と山林から
水分を強制的に蒸散させ
陸上で飽和水蒸気の発生を誘発し
乾燥した状態を繰り返しそこに生みだす
蒸発と蒸散で水分を失った
山林原野は一度火が付くと
あっという間に燃え広がる
温暖化のサイクルは
低気圧による降水量の強制的増加と
乾燥した下降気流による
強制的乾燥とを
こうして交互に繰り返す循環
の連鎖で成り立っている
下降気流は地表で反転し
低気圧という名の上昇気流
へと繰り返し生まれ変わり
上昇気流は大気圏の上層で反転し
下降気流という名の高気圧へと
変化して地表へと舞い戻る
海面の熱を上層へと運び上げ
位置エネルギーを密かに蓄え
冷やされたとき雨になる
その量が異常に増えた時
降水密度を高まらせて
大水害を発生させる
寒気の南下と遭遇すると
熱は冷やされ
水蒸気は凝結して雨となる
凝固すれば
雪または雹となる
このサイクルが気候変動を
より一層刺激して
異常気象を引き起こす
知性亡き知識人たちが
CO2を犯人
と根拠なく決めつけた
その行為が
冤罪を生み
真犯人である水蒸気の発生を
放置放任することとなり
犯罪の再発を繰り返すよう
導いた
知育偏重の高等教育は
知識の量的拡大を急いだあまり
質的劣化を指導体制へと
押し付けた
思考力を涵養せずに
逆に奪った教育制度の変更は
批判精神を失わせたのみならず
判断能力をも引き下げた
そこで生じていた事実誤認
に気付かなかったということが
止まらない温暖化を
ここにこうして定着させた
全員が
いま起きているこの温暖化は
二酸化炭素に固有の性質
である温室効果
がもたらした
とそのように確信した
国連が定めた温室効果ガスのリスト
には
水蒸気という項目は
当初からなかった
水蒸気は国連の規定によると
温室効果ガスではない
と見做されている
現実に最大の温室効果を
地表に与えているのは
水蒸気
その全体の比率は
少なく見積もっても
平均で60%以上
CO2はというと
たったの400ppm
でしかない
ppmは百万分の一
パーティクル パー ミリオン
これを百分比にすると
0.0004%
と余りにも低くなる
この程度の量でしかない
CO2に温暖化の原因を求めたのが
そもそもの間違い
たったこの程度の小さなボリューム
に過ぎない
大気中のCO2が
世界中を巻き込む水害と
山火事の原因になった
と世の賢人たちは
当初からそう決めつけていた
事実関係の確認を怠った
知識階級に起因するその行為こそが
気候対策から実効を
悉く消し去った
その最大の因子
歴史に残る最大級の過ちは
このようして生み落された
CO2の質量は
空気よりはるかに重い
ので
大気圏へと自力で昇ることが
できなかった
大気圏の最下層である地平目指して
排煙筒から
地を這うようにして
横に広がってゆくばかり
ドライアイスのあの白煙は
二酸化炭素そのものでできている
下に向かって降りた後
横に広がってゆくばかり
それは比重に違いがあったため
CO2の質量は
空気の1、5倍も重い
このため
気化した二酸化炭素は上昇できずに
地平を目指して下降して
横方向へと広がってゆく
この現象は誰もが目にしたことがある筈で
指摘されればすぐに思い出せる
遠い記憶
世界中が温暖化の原因であるとして
目の敵にしているCO2は
それがもつ重さの故に
大気圏内に留まっていることができず
最終的に海面に落ちて水和する
水に融けやすいという性質があるからだ
温室効果を発揮する能力が高くても
その熱を与えられるのは海
海水温が高まると
飽和した水蒸気が上昇気流となり
地表の気圧を押し下げる
低気圧が発生するのはそのためだ
低気圧は上昇する気流
水蒸気によって生まれ出る
上空の寒気に触れると
水蒸気は凝固して固体となる
そこで重くなり
落下してくる途中で
雨へと変わる
異常気象は水蒸気の発生量が急激に増え
降水密度が比較にならない程高まったとき
引き起こされる
CO2がどんなに大気中で増えたとしても
降る雨の量に大きな変化はない
熱の移転に伴う
飽和水蒸気が多少増えるだけのこと
集中豪雨を生む能力など
はじめからもっていない
水蒸気が地表で急速に増えない限り
気候変動を引き起こすほどの
雨にはならず
水害もまた発生しない
有害なのは隠れている
位置エネルギー
山を崩して大地を押し流す
川を堰き止めて
氾濫と決壊を引き起こす
気圧の差で生じる風の勢いもまた
位置エネルギーが関わっている
発達した低気圧が生む台風も
位置エネルギーの開放を引き起こす
これらの諸事実を
誰一人 確かめたことさえ
なかった
問題の所在を見失っていたからだった
役に立たない大量の知識に
汚染されてしまうと
優秀な頭脳でも
思考力を手放して本質を見損ない
批判精神までをも失ってしまうのだ
こうして
知性亡き知識人たちが
何世代にもわたって再生産されてゆき
挙句の果てに
止まらない温暖化を生み育て
それを止めようとして
躍起となり
国連とその周囲が大騒ぎする
という構図を
真顔でつくりだしている
何と愚かなことだろう
気候変動は気圧の差を拡大し
強風を吹かせる
また古今未曽有の大雨を
世界各地に降らせたのみならず
水流のエネルギーが
山林を押し流すようになっていながら
天災として受容するしかない
と諦める
因果関係を成り立たせている
エネルギー転換の意味に
無知であり続けていることを
未だに善しとして
諦観するよう強いている
大雨が土砂崩れを起こして川をせき止め
流域のいたるところを
水浸しにする
という被害を与えられても
耐え忍ぶことしかできない
これこそが水蒸気がもたらした
温室効果とそれに伴って起きた
位置エネルギーの開放による
被害を発生させたそのメカニズム
自然界からやってくる
壮大な破壊活動は
混沌を目指して遷移し
エネルギーシフトによる変化
が生命の淘汰を押し付ける
水蒸気には三種類の出自がある
温度差で生じる
自然界で生じた飽和水蒸気と
地下資源を燃やした行為が生み出した
加熱水蒸気
そして蒸気発電というその仕組みが
大量に吐き出している
圧縮された高温の熱水蒸気
を起源とする廃熱を抱え込んだままの
気体の水
この三種類の水蒸気が
まとまるようになったときから
温暖化が現象化するようになっている
これまで経験したことのない
大雨
を突発的に降らせるほどの
水蒸気が発生するようになったのは
蒸気発電というその方法が
普及するようになった頃のこと
水蒸気に圧力を掛けると
高い熱を取り出せる
産業革命の起点となった
蒸気機関はこの高圧化された
熱水蒸気が生み出したもの
問題視されていなかった
この高熱の圧縮された水蒸気が
火力発電所と原子力発電所とで
休むことなく生みだされているため
大気圏の最も低いところに位置する
空気層に温暖化という現象を
押し付けた
高温の温室効果ガスを
至る所で吐き散らすようになった
世界中の電力会社が
気候変動を生みだした
ということになる訳だ
化石燃料は炭化水素でできている
そのために二酸化炭素が
一つ生まれたそのとき
気体の水である熱水蒸気を
炉と窯で同時に生成することとなり
と廃熱を排き出さなければならなくなった
CO2はその重さの故に
大気圏内に留まっていることができず
最終的に海水に触れ
その熱を水へと移す
飽和水蒸気がそこで発生することとなり
低気圧という上昇気流となって
自動的にヘンゲする
蒸気発電を行うためには
水を熱して温めた上に
圧力を加える操作が必要な措置となる
気化した水に圧力を加え
より高い熱を取り出して
発電タービンを回転させる
これが蒸気機関というものなのだ
電力業界が産業の育成
に貢献するようになってから
自然と人工の
三段階に亘る熱システムの連動
が生み出す相乗効果を齎し
経済成長による躍進が可能になった
火力発電所の建設が
急増するようになってから
降水量の急激な増加が
極めて顕著になっている
日本では90年代の初め頃
降水量が急増するようになり
川沿いの土手道で
バスの屋根までが水に漬かる
という事件までが引き起こされた
地下資源を大量消費する火力発電所が増え
燃焼炉の内部で進んだ酸化作用が
水素の酸化物である加熱水蒸気と
炭素の酸化物であるCO2とを
同時生成した結果
海面水位の上昇と
それに伴う島嶼国家の水没
を含む
水に纏わる大きな変化が
その頃から際立つようになっていた
水の絶対量が増えたのは
炭化水素を大量に燃やしたことで
自然界になかった水の分子が量産され
それが海面水位の上昇へと
繋がっていったからだった
水が元になっている水蒸気なら
地球のもつ水の全体量は
決して増えない
温暖化したことで
氷山氷河が融解しても
海面水位の上昇は
計算値の範囲に収まっていた
ところが
実際に起きた水位の上昇は
想定の範囲を大きく超えてしまっていた
水素と酸素が燃焼炉の中で
結びついたからだった
CO2に温室効果があるといっても
これほどのまでの大きな変化
を引き起こすほどの力
はない
温暖化の原因をCO2とキメツケるようになった
その段階で
文明は真相を究明する能力を
既に失っていた
大気圏に滞留しているCO2は
航空機のエンジンが吐き出したもの
高度一万メートルの高層域では
重力の力は弱まる
距離の二乗に反比例する
という法則があるからだ
高層域のCO2は
この理由から大気圏上層で
落下することなく
滞留しつづけ
冷たい大気に晒されて温度を下げ
冷却効果ガスとなる定め
濃度が高くなったとしても
温室効果を失っているので
害はない
夏には温室効果だったものが
冬には冷却効果となって
相殺されるからである
その加重平均の差が
平均気温の温度差となり
温暖化の指標として採用された
温暖化の弊害は
平均気温の上昇
という変化にあるのではなく
大量の人工的に作られた熱水蒸気が
生み出した降水密度の急増と
その結果として与えられた
乾燥した高気圧
とよばれる下降気流による
山火事の発生原因となっている
対流が生む輪廻とものの因果は
こうして果てしなく巡りあう循環を
宿命として与えられている
下降気流を意味する
高気圧が低気圧へと
海上で変化する
そのタイミングで
新たに生まれ出る
別の新たな上昇気流が
低気圧となり
水蒸気の発生率を
再び高める
この現象を成り立たせている
領域が
対流圏とよばれている
温室効果ガスの
生成に関わる反応場
水分を放出して
下降気流となった高気圧は
山に当たって
その熱を山林へと移し
湿っている大地と山林から
水分を強制的に蒸散させ
陸上で飽和水蒸気の発生を誘発し
乾燥した状態を繰り返しそこに生みだす
蒸発と蒸散で水分を失った
山林原野は一度火が付くと
あっという間に燃え広がる
温暖化のサイクルは
低気圧による降水量の強制的増加と
乾燥した下降気流による
強制的乾燥とを
こうして交互に繰り返す循環
の連鎖で成り立っている
下降気流は地表で反転し
低気圧という名の上昇気流
へと繰り返し生まれ変わり
上昇気流は大気圏の上層で反転し
下降気流という名の高気圧へと
変化して地表へと舞い戻る
海面の熱を上層へと運び上げ
位置エネルギーを密かに蓄え
冷やされたとき雨になる
その量が異常に増えた時
降水密度を高まらせて
大水害を発生させる
寒気の南下と遭遇すると
熱は冷やされ
水蒸気は凝結して雨となる
凝固すれば
雪または雹となる
このサイクルが気候変動を
より一層刺激して
異常気象を引き起こす
知性亡き知識人たちが
CO2を犯人
と根拠なく決めつけた
その行為が
冤罪を生み
真犯人である水蒸気の発生を
放置放任することとなり
犯罪の再発を繰り返すよう
導いた
知育偏重の高等教育は
知識の量的拡大を急いだあまり
質的劣化を指導体制へと
押し付けた
思考力を涵養せずに
逆に奪った教育制度の変更は
批判精神を失わせたのみならず
判断能力をも引き下げた
そこで生じていた事実誤認
に気付かなかったということが
止まらない温暖化を
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