こ と の 端

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為せば成る

2008-06-11 10:17:12 | Weblog
低炭素社会の実現は、夢。脱炭素社会は、夢のまた夢。現実は、キビシイ。

水素資源は価格が高い。環境負荷は炭素以上のものがある。現実をみようとしない燃料電池メーカーは、花の咲かないススキにだって投資するイキオイ。

燃料電池がだす水は、水素と酸素のまざりもの。世の中そろって水素化すると、世界中が水浸し。単純なはなしはよくわかる。水から水素という手もあるけれど、そうは問屋が卸さない。

燃料電池がだす水を、道へ捨てれば水蒸気。蒸発で気化熱が奪われる。地表の熱を上空へもち去るから、そこに熱がたまるのだ。水蒸気は温室効果ガスだった。


ニンゲンが作り出した水蒸気は、大気を温めながら湿潤化させていくもの。


雲が増えたら日は射さない。雨が増えれば洪水だ。海はだんだん深くなる。山はだんだん低くなる。地上はどんどん狭くなる。


水は減らない。増えるだけ。


雲の上では天気でも、陸の上ではミストサウナ。そんな地球に誰がする。


炭素は燃えればCO2、水素が燃えたらH2O。燃焼:酸化はイコールだ。二酸化炭素は炭酸へ、水なら再び元の水。ところによってはオキシフル(H2O2)。炭素がダメなら、水素はもっとダメ。あってよいのは日の光。残るところはこれひとつ。貯めておくのは一工夫。やればできるさ、いつだって。成らぬは人の為さぬなりけり。
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