大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

なんちゃって漁師のボートはワイズ号。

2016年09月17日 | なんちゃって漁師

ブログを毎日見ているという方から「なんちゃって漁師のボートはどうやって出船しているのですか?」と質問がありました。何回か書いていますが以前はカートップして重労働の末に砂浜からやっとの思いで出船していたのですが、半年ほど前から伊豆多賀港に隣接するボート置き場に陸置きしています。出漁当日、現地に着いたら先ずボートカバーを外し、ボートの前・後部に装着したドーリー(タイヤ)を利用して漁港のスロープまで運ぶのです。スロープに着くとボートを反転させてボート後部から着水してゆきます。ある程度ボートが浮いたところで前部のドーリーを取り外し、更に後部備え付けのドーリーを跳ね上げて出漁準備完了となるのです。漁が終わり帰港した時はこの逆になるのですが干潮時には段差があるスロープ故に引っ張り上げる作業で難渋することがあり、極力時間調整をして干潮時には戻らないようにしています(出漁には釣果に影響のある潮状態の把握が大事です)。スペースさえ空いていればこのスロープに自動車を止めることが出来て、ボート洗浄のための水道も自由に使えるので最高の場所と満足しています。因みにこの3人乗りのボートですが、2馬力船外機では必要なかった自動車の「車検」と同じ様な「船検」を8馬力船外機を着けたことにより受けています(ボート両サイドのステッカーが証拠)。この船検時に「船名」が必要とのことでしたが、思い浮かばずに「ワイズ」と記入してしまいましたので、このボートは「ワイズ号」となっています。とても小さな「ワイズ号」ですが熱海周辺の海で漁を楽しむには充分の様です。また、このワイズ号に乗船して一緒に出漁したいとの希望を何人もの方から頂いていますが少しずつお応えしてゆきたいと思いますのでお待ち下さいね。

大判カメラ体験記
清水 実
ワイズクリエイト
大判カメラマニュアル
木戸嘉一
ワイズクリエイト