先日久し振りに熊本ラーメン「桂花」のターローメンを食べました。「桂花」のラーメンとの出会いは私が未だ大学生の頃だと記憶しているのでもう40年以上も前になりますかね・・・。東京に初めて九州の豚骨ラーメンを持ち込んだ先駆者とも言われていますが、初めて食べた時は、けっして美味しいとは思いませんでしたが・・・・暫くするとまた食べたくなるのですね。そんな訳で20〜30代の頃はかなり食べていたと言う記憶があります。ところが2010年に経営破綻してしまいましたが、人気店だった故に支援を受けながら派手さはありませんが徐々に復活して今日に至っています。久し振りに食べたターローメンは肉の美味しさはもちろん、生キャベツ、茎ワカメの食感、マー油の香りと、昔と変わらぬ味で・・・・・と、ふと前のカウンターを見ると私が入店した時からターローメンを食べていたお兄ちゃんが、少し麺を口に運び、次にスマホを2〜3分いじり、また麺を口に運びスマホいじりを繰り返しているのですね。ラーメンは麺がのびないうちにフーフー言いながら食べるのが美味しいと思っている私には考えられない食べ方なのですね。私が完食して店を出るときも、初めと変わらぬ量の麺を、食べて〜スマホ、食べて〜スマホを繰り返していました。昔のラーメン屋さんにはこんなお客は絶対に居なかったと、一人でブツブツ言いながら「桂花」を後にしました。