山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

生駒山縦走路(今日の歩数は40785歩)

2021年06月18日 | 山野歩
2021年05月30日(日)
『山野歩』
<生駒山縦走路>
[コースタイム]
[京阪・私市駅] 6:58 → [星の里いわふね] → (かわぞいの路) → 7:45 [ピトンの小屋] 7:53 → (さえずりの路) → (つつじの小路) → 8:26 [展望デッキ] 8:35 → [やまびこ広場] → (まつかぜの路) → 9:33 [飯盛霊園・境界鞍部] → [飯盛霊園内] 10:38 → 10:57 [ビオトープ田原の里山・車止め] → 11:33 [堂尾池] → 12:17 [むろいけ園地入口] → 12:48 (新池展望広場・大休止) 13:23 → 13:55 [阪奈道路] → (産業廃棄物処理場&農地) → 14:22 [農地終了地点] → (カントリークラブ横) → 14:41 [龍王神・祠] 11:53→12:17[くさか園地生駒縦走歩道分岐地点]→[くさか園地バイオトイレ]→ [灯篭ゲート広場] → 18:00 [辻子谷ハイキングコース北出合] → 18:01 [近鉄・石切駅]
◆所要時間:11時間03分
<今日の歩数は40785歩>
帰宅して、スマホを見ると、今日の歩数は40785歩で、“意外と歩いていないな”というのが実感でありました。
しかし左足の痛みは尋常ではなかった。
毎朝の我が街中歩でも痛む外反母趾は当然なのだが、小指の付け根の膨らんでいる処の痛みは、
歩くに従い次第に激しくなり、石切駅に到着し駅構内を歩くときには、
左足をコンクリートなどの上に素直に置けないという状態に陥っていました。
この痛みを初めて感じたのは、昨年の9月に霊仙山に行ったときだったように思います。やはり老化が原因なのでしょうか。
今朝、私市駅前に立ったときには、高安山まで歩こうという思いがあったのですが、
時間の経過とともに、「暗峠までは行きたいよな」へと変化し、
新池展望広場を後にするときには、「石切駅へ下山しよう」と決めていました。
それは次第に痛みが増す左足のため、歩き続ける自信がなかったからです。
ところで、感染症にかかわる緊急事態宣言の関係で、
“ほしだ園地”や“むろいけ園地”の駐車場は閉鎖されていましたが、
山中で出会うハイカーやランナーの人数は、いつもとあまり変わらないように思えました。
そんな中、足の痛みもあり、それなら森中の景観をしっかりと愉しもうと思い、終始ゆっくりと歩きました。
ほしだ園地で眼に留まり記憶に残るのは、展望デッキから見る緑の中に浮かぶ、誰も渡っていない“星のブランコ”。
そして生き物は、白花のウツギと黄花のニガナ、モンシロチョウ、シジミチョウなどでありました。
次の飯盛霊園ではアゲハチョウとアオスジアゲハに出合いました。
そして黄花のブタナ、白花のヒメジョオン、イネ科のクロチクにも出合いました。
堂尾池へと続く愉楽の道では、ミスジチョウとテングチョウ、ミドリヒョウモン、モンシロチョウが舞い、
ウツギ、ニガナが眼に留まり、
堂尾池へと上るしんどい急坂では、
ノアザミ始め、ヒメジョオン、チガヤ、コウゾリナが僕を励ましてくれました。
堂尾池の辺では、テングチョウ、キショウブ、コウホネ、ニワゼキショウなどが迎えてくれました。
むろいけ園地へ入ってゆく瓢箪池に架かる橋は壊れた儘ゆえ、
右手へぐるっと廻り、駐車場中を通り、湿性花園を通ることなく、やって来た新池展望広場で予定通りお昼にする。
阪奈道路を跨ぎ、産業廃棄物処理場や農地が続くところでは、スイカズラと桃色の真ん丸い花が眼に留まる。
農地終了地点より、生駒山へと続く細い道を進むところでは、
ニワゼキショウ始め、キショウブやカモガヤ、オニタビラコなどが、僕の眼を愉しませてくれました。
そしてだ、やって来た灯篭ゲート広場のベンチに坐っておられた男性から声を掛けられたのです。
その方はなんと、僕と同じ歳で、僕と同じ寝屋川市に住いを構える男性でありました。
彼はベンチに坐っている姿勢で、しかし僕はずっと立った儘の姿勢で、30分以上もの間、話し続けることとなりました。
話題は、僕が苦手とする、政治や国会議員さんにかかわる事柄が主体でした。
ベンチ上には、空になった350mlのビール缶が3缶もありました。
それ以降も、管理道を一緒に歩き、辻子谷ハイキングコース北出合で別れたのです。
彼は、上に車を置いているとのことで、生駒山頂方面へと上って行き、僕は石切へと下山したのです。

(写真・上)星のブランコ

(写真・上)堂尾池

(写真・上)むろいけ園地・新池展望広場
コメント
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