山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

ほしだ園地(ハヤブサとヤマドリ)

2013年06月29日 | 山野走

Kc3z0004

◆写真撮影:2013年6月17日、ほしだ園地(展望デッキ)にて

(星のブランコ)

2013617日(月) 

『山野走』

<ほしだ園地>

[コースタイム]

[私市駅]64500→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→70528[ピトンの小屋]70900(さえずりの路)72337[やまびこ広場]72800(まつかぜの路) 74755[飯盛霊園・境界鞍部]75100(せせらぎの路) →(管理道)→[やまびこ広場]→(つつじの小路)→80416[展望デッキ]80900→(つつじの小路)→(さえずりの路)→(管理道)→[ピトンの小屋]→(かわぞいの路)→83915[私市駅]

◆所要時間:1時間5415

<ハヤブサとヤマドリ>

磐船街道入口(大阪府側)に設置された「電光道路情報表示板」に往路でプラス21℃とあった。高層雲が全天を覆い陽射しはまったく無く、また微かな風があるという、走るにはよい条件だろうと思えたが湿度はかなり高かったのかもしれない。“ピトンの小屋”に到着したときには全身汗ビショで顎から汗が滴り落ちていた。

月曜日の朝にもかかわらず、小屋前の広場には既に「隼」撮影隊の大きなカメラが56台並んでいた。この時刻、下の“駐車場”はまだ営業していないし、さて、皆さんは大きなカメラを携えて私市駅より歩いて来られるのだろうか。それとも飯盛霊園から来られるのだろうか。

ところで、“ハヤブサ”が棲む岩壁前の広場は昨年までの賑いからみると今年の人出は今一つなのだろう。昨年は10台以上ものカメラが並ぶ様子を何度も見たように思うのだが、今年は“ヤマドリ”人気に押されているのだろうか。そういえば、今年の3月下旬、“すいれん池”横の管理棟に“ヤマドリ”撮影のための大きなカメラが17台も並んでいたのを思い出す。僕は昨年になって、“ピトンの小屋”前の掲示板で“ヤマドリ”という名称の鳥の存在を初めて知った。“ハヤブサ”にしたって“ほしだ園地”で数年前に初めて知り、“ピトンの小屋”中で書籍を見ることにより僕にとって身近な存在となった。

僕は兄に連れられて50年以上も昔、12年間蝶採集に夢中になったことがある。親爺の故郷の淡路島や箕面公園などでも補虫網を携え野山を駆けたのを記憶している。もう残っていないが、蝶に防腐剤を注射し100種余りの標本を作成したのも記憶している。それゆえ蝶については、その多くは忘れてしまったが、至極ささやかだが幾つかの蝶の名称を今でも覚えていて、三歳三ヶ月のJ太郎に「あの蝶はテングチョウや」などと蝶の名前を言えるのが殊のほか嬉しい。併しだ、眼前を飛翔する蝶の名称が分からない場合が余りにも多い。また蝶類に属するのか、それとも蛾類に属するものかも分からない場合も至極多い。それなら嘗てのように採集し持ち帰って図鑑と参照すればよいのではなかとも思うが、今の僕には生き物の殺生は不可能だ。

そこで僕は“府民の森”の関係者の方々に次のことをお願いしたいと考えている。それは、“ほしだ園地”や“くろんど園地”に生息する動植物の写真などを出来るだけ多く、ホームページや各小屋中に掲げて頂きたいと。園地内で自然と興じるとき、鳥や獣、昆虫、そして植物など、様々な生き物が生息していると思うと、また名称が分かれば分かるほど嬉しくなるとともに精神が高揚するのを感じる。

今日出合った生き物は、まだしっかりと陽が届かない薄暗いところをヒラヒラと飛ぶハグロ蜻蛉、咲いていた花はヒメジョオンとドクダミくらいだろうか。10日程前に “せせらぎの路”で最盛期を迎えていた立浪草はまったく見かけなかった。花の命は極めて短い。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 百丈岩&鎌倉峡(冷え対策) | トップ | 街中走(冷えに弱い) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

山野走」カテゴリの最新記事