きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

体験乗馬

2009年08月14日 20時06分07秒 | スポーツ
某タウン誌にランチ付き体験乗馬をみつけたと友人から連絡あり、夏限定のお値打ち価格の文字に二人はすぐ飛びつき8/12に予約をいれ、自宅から30分弱にある乗馬倶楽部で初めて乗馬を体験してきた。

最初にビデオ講習を受ける。そして、2時間の授業で並足から早足、軽早足と誘導をマスターする。

最初の一時間目は、馬上での体操で緊張している体をリラックスさせる。両腕を大きく回すことを繰り返す。両腕交代で馬の尻尾を触る。腕が短いせいで、なかなか尻尾まで届かない、体をのけぞりさせ やっと尻尾に触れた。

体がリラックスした処で、並足の練習開始。並足のリズムは馬体が横に揺れるのを感じる。
まだ、緊張している私を、リラックスさせる為にイントラさんも世間話で話しかけてくる。並足だから気楽におしゃべり出来た。
馬の食事のことを質問した。食事は4回摂り一日に20キロものボロを排出すると云う。う~ん、あの体を思えば当たり前かも。。。

並足に馴れると早足へ、 胸を張り姿勢を正す。目線は馬の耳の間からまっすぐ前を見る。リズムは2拍子、1.2.1.2・・・

そして、軽早足へ。立って、座って、立って、座ってを、繰り返す。最初のうちはリズムよく人馬一体の感じだけど、途中から馬とのリズムが狂い、私の体はバッタバッタと馬上で飛び跳ねる。

原因は? イントラさんに質問すると、途中から目線を下に落とし、腰が引けてきてしまっていると注意を受ける。速度が早くなってくると、立ち方も中途半端になってくる。その三点を注意して、もう一度トライ!

ランチタイムをはさみ、午後の授業へ。 午前中の練習を繰り返した後に、誘導を教わる。

馬はイントラさんの手を離れ 私一人で馬を操る。 手綱を正位置で持ち、両踵で馬のわき腹を蹴り、馬をまっすぐ歩かせる。そして、手綱を軽く引いて馬を止める。

次に、左折と右折の練習、手綱を思いっきり右へ引く。おおおおお!なんと、馬が右に方向変えた。内心、感動の嵐が吹き荒れる。
しばらく真っ直ぐに並足で歩く。 そして、左へ手綱を引く。左へ方向修正!直進、右折、直進、左折、並足で繰り返し練習。そして、馴れて来た頃に体験乗馬の授業が終わった。
右足を鐙から外し、大きく馬上で回し両足を揃える。お腹を馬の上に乗せ左足も鐙から外し、するっ!と、体を大地に着地させる。そして、馬の首を愛撫する、「ありがとう、ステイシア」

ステイシアは28歳、人間の年齢でいうと80~100歳だ。馬は30歳ぐらいまで生きると聞いた。
   
         
☆2006年のトルコ旅行 イスタンブール、ホテルのロビーに飾ってあった馬のブロンズ象にひとめぼれ。
 お洒落なハート型の飾りを付けていた♪

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木曽駒ケ岳登山

2009年08月14日 14時04分14秒 | 山歩き
8月11日(火)千畳敷カールから乗越浄土(ノッコシジョウド)まで登り、中岳を経て木曽駒ケ岳へ初登頂。
目的は千畳敷カールの夏のお花畑散策。長年の夢で嬉しさのあまり、なかなか寝付けない。午前5時に目覚まし時計をセットしておいたけど、目覚ましでは起きれないだろうなぁ。心配しながらベッドで横になり時計を見ると、午前3時。でも、いつか ウトウト始まった。

五時七分、地震の揺れで目が覚める。揺れが収まるまでベッドにしがみつきジッーとしていた。結構長く感じた。テレビを点けると、震源地は静岡県で震度6。私のところは震度4だった。

キッチンへ行き、おにぎりお弁当を作り午前6時に出発。高速道路を走り木曽御岳バス乗り場に到着。黒川平停留所からバスに30分揺られて、ロープウェイ乗り場到着。7分の空中散歩を楽しみ千畳敷カールに到着。


気圧に体を慣らすため、しばらく休憩を取る。そして、千畳敷カールお花畑散歩を楽しむ。ハクサイチンゲ、チングルマ、タカネグンナイフウロ、クロユリ、クロトウヒレンの蕾、イワツメクサ、チシマギキョウ、ミヤマ・シナノキンバイ、モミジカラマツ、ムカゴトラノオ、クモマスミレ、クロユリ、等の可愛い高山植物を愛でた。そして、乗越浄土を目指して登山開始。




【タカネグンナイフウロ】

 ☆タカネグンナイフウロの蕾の色に目が惹かれる。


  【蕾】


【ハクサンイチゲと宝剣岳】


  【稚児車:チングルマ】
  

★↑晴天の千畳敷カール   (大きな岩はオットセイ岩)この辺りが一番辛かった。
★↓一瞬にしてガスが発生

 ※山の天気は突然に変わる。一瞬のうちにガスが発生し またたくまに視界不良になる。



 【千島桔梗:チシマギキョウ】

※おおよそ1時間半で千畳敷カールから見えた乗越浄土(ノッコシジョウド)到着。

★ カール側はガスが発生しているが、中岳側は青空が広がっている。少し眺めを楽しんで、一気に中岳を目指し歩き始める。


★乗越浄土から中岳へ歩き始め、しばらくして振り返ると天狗岩が見える


★午前11時半、中岳山頂に到着。お腹が空いた、お昼にしよう、木曽駒岳まで我慢できない。温かいインスタント味噌汁とおむすび2個を平らあげる。昨晩は睡眠時間が2時間、睡魔に襲われる。10分間お昼寝タイム♪

★急勾配の中岳を下りると目の前には最終目的の木曽駒ケ岳がある。足がもう登りたくないと言っている。。。 でも、まだ時間はある ゆっくり、ゆっくり、休憩を入れながら足を進める。途中チングルマの種を見つける。

【チングルマの種】
千畳敷カールでは開花していたチングルマ、木曽駒ケ岳では花が終わっていた。
この稚児車の姿から「チングルマ」と、命名されたそうな。
初心者はチングルマとハクサンイチゲを間違え易い。区別はチングルマは木、ハクサンイチゲは草。

★チングルマの種で休憩を入れる。下ろしたリュックの周りを蝶が飛び舞っている。リュックにとまるけど、すばしっこくてカメラに収めることはできない。

★木曽駒ケ岳登頂! 
千畳敷カールから、山頂までおおよそ2時間の行程だが、休憩とランチタイム・写真撮影をいれて約5時間滞在。


※木曽駒山頂には、映画の「劔岳」で見た白装束の修験者を見た。彼は見るからに軽やかな足取りで、木曽福島方面へ消えていった。


【木曽駒ケ岳山頂の修験者】


★木曽駒山頂は雲に覆われ視界ゼロ。冷たいお水で喉を潤おしながら入道雲の動きを目で追う。しばしの休憩後 下山開始。



↑帰路の中岳を写す。
 頂上付近が一番の難所、何度も休憩を入れながら登り切る。
 中岳を登り切ると楽な下山道が待っている。乗越浄土を遣り過ぎ、千畳敷カール に出る。
 帰路は余裕が出てきて往路に見えなかった小さな高山植物が見えてくる。



 【深山金梅:ミヤマキンバイ】



【クロトウヒレン】
 まだ蕾ですが、アザミのような花が咲きます。
 千畳敷カール中腹辺り、右上にローブウェイ乗り場が見える。

☆このあたりで、下ろした片足で体重を支えられなくなり、転んでヒザを打つ。
 下山は、ついつい調子に乗りピョン、ピョン跳ねて岩の上を歩いていまう。
 下山も注意して小刻みに足を運ばないとヒザをやれれる。思った以上に足は疲れていた。




 【深山黒百合:ミヤマクロユリ】
背の低くいクロユリは見つけにくい、長い草の影に隠れていたのを発見。あれ?もしかして、これがクロユリの花? どうみても花の姿は百合だ、間違いない。 内心、感動の嵐の中 夢中でシャッターを何度も切った。

★最終のロープェイで下山、バスに乗り継ぎ黒川平停留所に予定通り到着。こまくさの湯で汗を流し帰路に着く。
★おまけ情報:朝の地震のせいで東名高速閉鎖、車は中央道へ流れ恵那あたりは渋滞と情報を得る。途中 下道を走り無事帰宅。
☆壊れた愛用のニコンのデジカメは9月始めまで戻らない、優しい友人が私を不憫に思いキャノンのパワーショットを貸してくれた。馴れぬカメラでの撮影と、二枚は携帯カメラ画像です。

 
(黒川平~しらび平駅/バス往復料金1600円:片道30分) 
(ロープウェイ/往復料金2200円:片道7分) 

駒ヶ根高原==(バス片道30分)=======しらび平駅・標高1662m
しらび平駅~~(ロープウェイ7分) ~~千畳敷きカール・標高2612m
千畳敷きカール→(徒歩344m:2時間)→木曽駒ケ岳・標高2956m
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