今朝のニュースではWTI26ドル台に下落で・・・、
一体どうなる原油価格といったところですが、株価下落との関連がイマイチよく理解できません。
アナリストは原油価格下落と株価の下落について、投資マネーの動きによる影響を指摘しています。
中国の消費低迷の影響などもあるのでしょうが、よくわかりません。
しかし、よくわからないのが当たり前で、
全てが理解出来て予測できたら、今頃、私だって世界有数の投資家になっているはずです。
ガソリンなどの販売市況は自分が安く売れば地域市況を低下させることはできるはずですが、
事が「相場」ということになれば、変動要因は多様ですから
どんな商品でも人為的な操作はほぼ不可能だといえます。
今年の灯油のリテール市況が比較的堅調なのは、
冬の寒さの中、苦労して配達しても利益が出ないこれまでの馬鹿げた商売を業界人が見直してきたということでしょう。
消費者も寒い中、ポリ缶をぶら下げて自分の車の燃料を無駄に消費して、
雪道走行の危険リスクを冒してまで買いに行くバカバカしさを感じているわけです。
売り手と買い手の感覚が適正になれば、価格も適正になるはずです。
商売ですから、ハイリスクや他に類例のない商品が高額で売れて高収益なのは当たり前です。
人の真似をする二番煎じの商品アイテムをより低額で販売して儲けようという手もあります。
中国や韓国のコピー商品のようなものですね。
体で汗をかくのと「頭」を使って汗をかくことは同じ労働でも全く異なります。
SS業界人も、もう少し頭で汗を流すことを考える必要がありそうです。
農業にも「豊作貧乏」という言葉があるわけで、
ただモノが大量に生産されたり売れれば儲かるというわけでもありません。
灯油もこの寒さの中で苦労して汗をかいて貧乏していたるではバカバカしくて商売やってられませんね。
当社は、本日も雪かきで汗を流しています。