灯油ビジネスは本当に難しいと思います。
今シーズンに入って以来、「暖冬」による販売不振の話題で持ちきりでしたが、
ここにきて、西日本まで寒波来襲。
諦め気分が蔓延していた今年の灯油ビジネスが一転活況を呈しているわけです。
当然仕切り価格も堅調ですから、早まって安売りに転じようとしていた小売業界も大わらわといった感じですね。
「灯油」は流通価格も小売市況も変動が激しいわけですから要注意。
安定供給を前提にした、平常心の対応が求められます。
「油断大敵」の灯油ビジネス。
販売業者も安定した販売体制を維持している勝ち組企業と場当たり的な対応の業者では収益が全く異なりますね。
今シーズンは、これから3月くらいまで安定したビジネスが見込めるようです。
灯油ビジネスのスタートが遅かったと考えて今後も冷静な対応が求められます。
特に、今年の灯油配送ビジネスは、販売業界にとっても今後の「適正値取り」体制の確立にも大きな影響を与えることになりそうです。
SS過疎地帯の多発もあります。業界における勝ち組と負け組の明暗を分ける大きな年になります。
今年こそは、決して「のど元過ぎても、」この現実を忘れずに、灯油対策を立てておく必要があります。
SS店頭ビジネスだけでは、勝ち残りは難しくなりそうです。
今年も、「巡回灯油販売」における不正販売が発生しており、
販売業界としては、抜本的な業態改革も求められています。
早くも、今後のビジネスを想定した灯油販売計画をスタートさせている企業もあります。
豪雪の中の出張です。