ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

真夏の夜の夢。 SSビジネス

2017年07月27日 10時33分51秒 | Weblog

すこし先の話ですが、
イギリスも2040年にはガソリンとディーゼル車の新規販売禁止。
最近、フランスも同様な禁止措置、ボルボなどの自動車メーカーも同様の発表。

まさに、車に関するエネルギー革命が世界中でスタートしています。
これから、一体、ガソリンスタンドはどうなってしまうのか・・・・

町中が電気自動車になったら、空気は汚れず、車の騒音もなくなるし・・
現在のSS業界は何を売って、どんなサービスが求められるのか。。。

手塚治虫の漫画のように、未来のSSビジネスを考えています。
そうなったら、やはり「ガソリンスタンド」より「サービスステーション(SS)」の方が似合いそうですね。

カーマニアの私としては、
レーシングカーのエキゾーストノートやあの油の焼けた匂いが大好きなので、
最近、テレビなどでフォーミュラEのレースを見ていても「音」が無いのは何か物足りないわけです。
タイヤのスキッド音だけでは、遊園地の自動車のようです。

よく考えてみれば、
馬が引いていた「馬車」が「燃える水」を餌にするエンジンというもので動くようになった時代。
変な音を出しながら、馬のように疲れずに、速く動く乗り物が発明されたわけですから
人類の知恵というものは凄いとも思います。

最近では、
カーナビというものができて、行きたいところをセットすれば、どこでも道案内までしてくれる。
速度もセットすれば自動で走り、衝突しない、センターラインもキープするわけです。
私も、最近スバルの最新システムに乗って驚きました。

未来は、
行きたいところや時間をセットすれば、ハンドルを持たなくても自動車が連れて行ってくれるのかもしれない。
そしたら、高齢者になっても、システムが判らなくても誰かにセットしてもらえば、どこでも行けそうです。
病院でも、レストランでも、料理屋で酒を飲んでも飲酒暗転もなくなるのでしょう。
交通事故も極端に少なくなるはずですから、保険も安くなるか、不要になるのかもしれない。

なんて、
真夏の夜に森の中で考えながら、現在と将来のSSビジネスの原稿を書いております。

とりあえず、
現在の石油業界と近未来の課題について考えながら。