ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

いよいよ、儲かる石油ビジネスのシーズンイン

2017年12月04日 08時57分52秒 | Weblog

いよいよ今年も一カ月。
SS業界はこれからかき入れ時。

灯油のシーズンインの価格設定は相対的に好調のようです。
いまさら安値で走り出すリテール販売業者はよほど感覚がずれていると思われます。
某、ホームセンター系企業の灯油担当者なども配送体制の充実とともに値取りを唱えています。

店頭現金売りの価格と配送灯油の格差は10円以上が当たり前の状況となってきました。
やはり、宅配業界などとのからみもあり配送コストの転嫁は社会的にも認知されてきたようです。

これは、
社員確保の課題にも大きな影響があるようです。
人手確保が販売戦略の大きなファクターとなっているようです。
人手不足対策が最大の拡販戦略ともいえる時代です。

しかし、これはSS業界だけの課題ではありません。
付加価値のあるビジネスではそれなりの時給を提示することも必要ですね。
従来、SS業界では配達業務は二次的に位置づけられていたことから
SS店頭スタッフの時給が高く設定されていた傾向がありましたが、
最近では、配送スタッフに対する給与体系が直されています。

特に、
配送ボリュームに対するインセンティブなども取り入れる企業が増えているようです。
灯油などの外販配送部門は配送コストの転嫁が進み消費者からの認知度も高いことから
SS業務の中では高収益部門となってきたことが大きなポイントとなっています。

あとは、一連業務のコストダウンという事になりますが、
システム運用な関する意識格差が企業間格差と云う事になりそうです。