石油大手ディーラーがいよいよ外販配送サービス業務に力を入れはじめています。
商社系、フリート系の大手が灯油配送だけでなく通年のパトロール給油体制の強化をスタートさせており注目されます。
これらは、全国的な広域展開をはかるためのネットワーク構築による本格展開が前提となるため
今後は代行委託などを前提とした提携ネットワークによる「系列化」も進むことになりそうです。
元売りによる系列というよりも、
配送業務を基軸とした「系列」が構成されると云う事になるはずです。
全国にはSSを運営していなくとも、
すでに大量に中間留分などの配送流通を展開して経営力も強化されている企業が増えており
これらの企業は、SS運営中心の企業よりも高収益を背景にした積極的な経営展開が見えています。
最新のIT環境やWEBを駆使したシステム構築も進んでおり
石油業界において非常に可能性のある有力なビジネスモデルとして定着することになりそうです。
現場フィールドにおける専門的な業務キャリアと知識も求められますが
米国などでもSS数減少に伴う中間留分を中心とした石油デリバリービジネスは課活況を呈しており
わが国でも、今後は閉鎖SSの急増により注目されている分野なのです。
社会的なニーズを前提とするビジネスですから
需要は今後も安定的に増える傾向にあり、全国各地でスタートさせる企業が増えています。
当社は
具体的な業態開発とシステム構築により、これらの動きを先取りする企業様のお手伝いをスタートさせています。