最近、SS店頭における「油外収益」向上に関する提案を求められますが・・・
多くの企業が悩んでいるようです。
私は、コンサルタントではなくてシステム屋なのですが・
石油業界での現場キャリアが永いのでよく意見を求められます。
経営者の方の悩みをよく聞いてみると・・、
色々なコンサルや提案企業があるけれども
いずれもSS店頭の来店客に対するアプローチを前提としているようで
客が来店してからの課題だというわけです。
確かに、それではお客様が来店してからでなければ販売アプローチもできませんね。
私が原稿で、これまでのSSビジネスは定点型であり
これからは、灯油配送などの外販配送を起点とする業態を来店の動機づけにすべき
だと書いていることに興味を持つ方が多いようなのです。
SS店頭スタッフはアルバイトなどが多くて永年勤続も望めないのに
スタッフ教育に時間とお金をかけてみても意味がないと悩む方も多いようです。
数年前から、
ベテランの灯油配達のスタッフに油外販売やリフォームなどの提案を進めてきた企業がありますが、
灯油の配達時に、顧客管理データを活用して車検やホームライフビジネスを推進してみると意外な結果が出ています。
昨今は「宅配ビジネス」の時代ですから、いろいろなアイデアや付随するサービスや消費者ニーズ発生しており
SS業界でも、もう少しこのビジネスチャンスを活かしたら、と考えています。
そんなわけで、
春から『臥竜塾』で勉強会でもしようと考え中!
なによりも、現場の力を中心とするビジネスモデルの掘り起こしが大切だと思います。