軽井沢、今日の天気予報は終日「雪」とのこと。
朝起きましたら、雪が舞っています。
積もるほどではありませんが、
これが「名残雪」、なごり雪、
なんとも風情のある言葉です。
冬が去って、春の訪れとともに降る雪のことですが、
かぐや姫やイルカの歌にもなっていますね。
季節や人との別れを、お名残り惜しむように降る雪のこと。
つまり、
ある時代や時が過ぎ去ったあとにその想い出や影響がのこっている時に使う美しい日本語です。
卒業や転勤、そして愛する人との別れもあるでしょう。
名残雪は積もりません。
「落ちては溶ける雪」は「儚い人生」の象徴かとも思います。
やがて、春が来ます。
樹々が色づき、葉が開いて花が咲く季節には、
人は、生きていることの喜びを知ります。
仕事もやる気が出てきて、
また、今年も頑張れます!!
こんな季節の輪廻を重ねながら生きていく。
楽しいことも、苦しいことも、
全ては、時が解決してくれます。