朝、朝食を食べながらテレビを見ていたら、
イオンの「灯油宅配」のテレビコマーシャルが流れています。
次は、コメリの宅配灯油のコマーシャル。
長野県だけのローカルテレビネットですが、
石油業界以外の大手流通グループによる灯油販売戦略がテレビコマーシャルで流れる時代。
おそらく、全国各地のローカルネットでもCMが放映されているはずです。
一体、石油元売り企業の冬場の灯油戦略はどうなっているのか・・・・
販売業者が集まって「灯油祭り」などを開催しても、業界の自己満足だけで効果はいかがなものでしょう。
いよいよ、軟弱思考の石油リテール販売業界の課題が噴出してきます。
これまでは、ホームセンター価格に振り回されてきたのが、
販売業態の改革により、これまでよりも大きな課題が噴出してくるのかもしれません。
私自身、そのためのシステム開発を行いながら、正直なところジレンマを感じます。
もうボチボチ、既存業界が目覚めてもいい頃だとは思うのですが、
このままいくと、気が付いた時には、SS業界の「油外収益」も異業種による浸食を受けているのかもしれませんね。
まさに、情報取得の速度と対応が企業の明暗を分ける時代となっています。
脆弱で零細な販売業者が同業者間での仕切り情報のみに固執しているようでは、必ず淘汰される厳しい時代です。
SSビジネスにも、もうすぐ、「次の時代」の扉が開きます。
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