最近のニュースなどを見ていると、いいまで世界的に有名な日本を代表する大企業の不振やリストラのニュースばかりです。
これまで「超優良企業」として君臨してきた凄い企業でも時代の流れのなかで苦境に立たされています。
一方、JALなどは、一万三千人もリストラしたことで、一気に業績を取り戻して収益性が高まっているとのこと。
どちらにしても、リストラばかりで、本当にすごい時代ですね。
リストラで企業が生き残ったり、蘇生したとしても、失業者が増えるばかりのような気もするのですが、
私のような庶民の「取り越し苦労」なんだろうか・・・、とも思ってしまいます。
朝食をとりながら、テレビを見ていると「年金」問題などの先行きの懸念も取り上げられています。
まったく、暗い話題ばかりで、出掛けにこんな報道ばかりみていると消化にもよくなくて、
朝から、日本中ストレスだらけになってしまうのではないかと心配です。
「ストレステスト」なんて言葉を聞くと、意味は違っても腹が立ってきそうです。
日銀も、今頃になってインフレ誘導で、「金融緩和」だそうですが、どうなるのか行く末が見ものです。
経済も、政治も「歯車」が噛み合わなくて、ギシギシ言っています。
やはり、公務員や政治屋さんではこの世の中はうまく廻らないと思うわけです。
「唐ナス」がメガネを掛けたような軟弱そうな日銀総裁の顔を見ていると、本当に不安になりますね。
原点は、働く人々の「汗と涙」なのですから、そんな人たちを大切にできる経済対策や政治をしてほしいものです。
企業の業態寿命は30年とか言われますが、
これからどんなビジネスがこの国の経済を引っ張っていくのか気になります。
人間が経営者や企業戦士として最前線で頑張ることができる期間には制限もあります。
今の若い人たちは、時代の端境期のなかで難しい職業選択と人生設計を迫られているようです。
これから、負担ばかりを強いられる世の中が来るとしたら、気の毒だとも思います。
我々団塊の世代だって、好きでこの時代に生まれてきたわけではなくて、
戦地から帰還した多くの兵隊さんが結婚して一生懸命に子作りに励んだ結果なのです。時代の「産物」ともいえます。
激しい、受験競争と過激な生き残りを経て、その後のバブル期に少しばかりいい思いをしたとしても、今では社会でも家庭でも粗大ゴミ扱いなのです。
やはり、我が国は新たな業態や仕事を創出しなければいけないとも思うわけですが、
個人で起業するには、リスクや環境が整備されていないと痛感します。
新しい時代に向けて、我々団塊の経験と若い人たちの英知を結集して何かを始めたいと思っていますが、
大学へ入って、すぐに就職活動を開始している若い人たちを見ると、時代が変わったと思います。
大学は就職のための予備校と化していますね。
いつから、日本はこんな国に成り下がってしまったのか・
困ったもんだとつくづく思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます