いよいよ本日より企業としての戦闘開始です。
これだけ休暇を取るとだいぶ休んだ気がしますが、実際には家で中身の濃い仕事をしていましたので、業務としてはかなり進んだ部分もあります。
我々のような仕事は休み明けは、頭の中のモードチェンジが大変です。
例年ですと、灯油シーズンの真っ盛りですからサポート業務に専念なのですが、
今年は、業務開始と同時にすでに、いくつかの新規案件対応に迫られており、シーズン中でも灯油システムの構築は忙しくなりそうです。
SS業界以外からの問い合わせとシステム構築も増えています。
異業種から見ると「灯油配送ビジネス」は大きな可能性のある『宅配ビジネス』であると位置づけられてきたようです。
これまで、店頭中心のガソリン販売を中心とするSS業界を中心に「配送灯油」に関する啓蒙活動をしてきた私としては、複雑な心境です。
ガソリン価格から揮発油税の53.8円/㍑を引くと、灯油の収益性の高さと資金効率の優位性が浮き彫りになった来たようで、
同じボリュームを販売するなら、「ガソリンよりも配送灯油」のほうが断然優位であるとの認識が高まっています。
それでもまだ、一部のSS業界経営者には今までの「灯油配達」はガソリン販売に付随したサービスであるとの考え方を持っている方も多いようですが、
今年は、時代の流れの中で変化する石油ビジネスの流れを早めに察知して行動する業者が増えてきたということです。
石油業界にとっては、まさに、「灯油復権」といったところで、
元売りにとっても、リテール販売部門でも最大の収益商品となっているのは、ご承知の通りです。
今までのようにな「客寄せのための乱売」は影をひそめて適正価格での市況形成が確立されつつあります。
この傾向は、世界的な中間留分の需給動向ともあいまって今後も定着することになるはずです。
今後の課題としては、消費者市場に支持される灯油配送ビジネスモデルの確立です。
より一層、お客様の信頼を勝ち得るためのホームエネルギーとしての安定供給体制確立に努力しましょう。
そのためには、お客様、一人ひとりの顔が見える商売で可能性をさらに拡大する必要があります。
そして、灯油ビジネスの弱点である、季節感の克服も可能となります。
春先からは、「軽油」に関する需給動向にも留意する必要があります。
ところで、
灯油ビジネスに関しては、『雪ん子』がWEBソリューションとして機能が進化したことで、
全く新しい、WEBビジネスモデルとして生まれ変わることになりそうです。
強力なデータベースエンジン、現場を知り尽くした実務機能、販売戦略性、導入価格、サポート体制、
いずれの角度からも万全な体制が確立されました。
今後も、灯油配送管理システムの草分けとして、他の追従を許さない開発とサポートを進めてまいります。
業務専用ソリューションが、石油流通ビジネスの「時代の変化を先取り」します。
ご期待ください。
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