ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

北海道の石油ビジネス

2010年09月09日 05時59分43秒 | Weblog
今週は北海道です。昨日は久し振りに車で日高山脈を越えました。
昼間でも気温20度、夕方は16度の世界では車の窓は開け放しでエアコン不要です。

仕事とはいえ贅沢な空間でした。
空気がうまい!

北海道ではどこの企業でも今年の冬に向けての灯油販売戦略の立案が真っ盛り。
すでに、当社のシステムユーザー様も多いわけですが、
地元ベンダーが開発したシステムなども多く、色々です。
OS環境の変化などもありますから、リプレイスの時期が到来しているようです。

北海道各地を巡回して感ずることは、以前より市況が安定しているような感じです。
ガソリン140円の看板も散見されました。

「●●石油さんのコンタミ事件の後に市況安定が見えてきた」という見方もあるようです。

そういえば、
昔、灯油納入時にも配送スタッフが数量を誤魔かしてマスコミに取り入れられた事件があったようです。
それ以来、ローリーとハンディ―POSの連動が流行したようですが、
最近ではそんな傾向も薄れてきたという事。
ようやく消費者の信頼を得られる環境ができてきたという事で、良い傾向ですね。

北海道の石油業界は灯油ビジネスがあるため経営に関する安定感が高いようです。
SSを廃業しても灯油配送だけで充分経営が成り立つという事です。

しかし、全体的には流通システムなどは遅れている傾向があるようです。
今後、大手では直売部門システムの拡充を図るところが増えてきそうです。

SS店頭POSなどと異なる
石油直売部門の流通ソリューションの分野では、本州の先端企業と比較して、
まだ遅れていると感じました。

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