ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

来年に向けて、さあ、年末です。

2007年12月25日 07時46分21秒 | Weblog
窓から遠く望む上越国境の山並みが雪をまとって赤く染まっています。
浅間も先日の雪で全部白衣をまといました。

それでも、今年は、「空っ風」も少ないようで、
関東平野は例年になく温暖な日々が続いています。

帝国データバンクの直近の経済情報を読んでみると、
群馬県の企業倒産件数は2007年は2006年よりも1.6倍も増加しており、債務金額は2倍となっています。

流通業の浮沈が激しい北関東の中小零細企業にとっては、非常に厳しい年の瀬を迎えており
「天気晴朗なれど波高し」といったところです。

今年は経営規模の小さいSS経営企業の倒産が多かったように思います。
昔の仲間も何人か倒産や閉鎖で店を閉じました。
寂しいかぎりです。

首都圏の北関東ではビジネス環境の流れが急速に変化しており、
石油関係に限らずほとんどのビジネスで淘汰が進行中です。

昨日は久しぶりにクリスマスイブの街へ買い物に出てみました。
デパートや町並、そして商品を見てマーケットの流れや消費者マインドがこれ程の速度で変化するとは、とにかく昔のような勢いが感じられません。
やはり、不景気なんですね。

売る側と消費者の側に立場が変わると、小売ビジネスの変化がよく観察できるものです。

高崎市は首都圏とはいえ中途半端な立地ですから、
高級なものや富裕層は都内、特に新しくできた東京駅の大丸や東京駅内にできた食品ショッピングセンターに客を取られているようです。

目の前に建設中の「ヤマダ電機」の巨大な本社ビルは高崎駅と直結です。
駅舎よりも大きな店舗が完成したらどのような変化が生じるのか、巨大ショッピングセンターというものは人や車の流れを変えてしまいます。はたして、高崎駅に秋葉原のような街ができるのか、郊外店舗との集客合戦も見ものです。

今までは、郊外を中心に大きなショッピングセンターがつくられ、町の中は『ドーナツ現象』で空洞化するといわれていました。
再び、一気に駅前開発が進みます。

大きなクレーンの動きを眺めながら、商売の難しさを考えています。

今日は、当社で導入した新しいビジネスソリューションについて、開発メーカーの方が来訪してシステム研修会を開いていただけるということで、営業管理からキャッシュフロー会計システムまでを学びます。

当社では今期より、月次課金を中心とするASPによるソリューションビジネスの展開を開始しています。

これからのITビジネス最先端ともいえる新たなビジネス業態では、ビジネス立ち上げから軌道に乗せるまでに大変な資金力と労力を要することが予想されています。

当然、開発、営業に関する資金管理を徹底させることがポイントとなります。

ある意味で、創業的なチャレンジともなるはずです。
我々の進むべき道は、どこまで行っても「挑戦」なのです。


『この道をいけばどうなるものか
危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし
踏み出せばその一歩が道となり その一足が道となる
迷わず行けよ 行けばわかるさ』

一休宗純 (禅僧) 。。。アントニオ猪木もこの言葉に酔っていますね

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