ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

戦車に竹槍

2011年09月15日 10時24分37秒 | Weblog
大手企業では、
仕入価格戦略などはすでに織り込み済みで、現場業務の効率化などによる収益効果の強化を実現するために全力で取り組んでいます。
人員削減と共にシステムを駆使した業務効率化は直接的に決算に影響してきますから、即効性もあり経営効果は抜群です。

一方、1店舗ディラーなどの小規模経営では、血眼になって仕切り情報を追いかけているようで、
同じ石油ビジネスとはいえ、かなり経営に関する「温度格差」を感じています。

確かに、零細企業ではこれ以上無理だと思われるほどコストを切り詰めており、
経営者の奥さんなどが生活費まで影響していると嘆いているケースもあります。

中堅以上の企業ではまだまだ本社管理部門などの人数が多いかつての「大艦巨砲」型の企業も多いですね。
特に直売部門などの営業コストが問題のようです。

確かに、SS店頭ビジネスよりも収益性は確実に高いようですが、
業務管理コストやデータ管理などで問題を抱えている企業が多いようです。

そんなわけで、
最近では元売のようなEDI(電子商取引)システムを駆使する企業が増えています。
直売ユーザーや販売店向けにIDパスワードを配布して、リアルタイムな販売価格情報などを表示しながら、
お客様に直接オーダー入力をしていただき、そのまま売上、仕入、配送指示などを一元処理してしまう手法です。

このWEB・EDIシステムは、特に潤滑油販売の受注対応などに大きな効果を発揮しています。
過去の納入単価履歴なども確認しながら処理する事が出来るわけですから、
売上データ処理などのミスもなく売上計上漏れなどは絶対に発生しません。

大規模な企業でも、
少人数で、スピーディーで正確な処理ができるわけですから、
企業としての生産性は抜群に向上します。

さらに、他の直売システム等との連動性も抜群です。

当社の石油流通ビジネス専用「ペトロマスター、ドットネット」
ASPによるWEBブラウザー方式でご利用いただけますから、
システムのインストールは導入企業、販売店企業などでも全く不要です。

問題は、導入価格だと思われるはずです。

なんと月次課金制度で10万円/月、からの運用が可能ですから、
システム導入コストパフォーマンスも最高です。

10万円/月で、
昼夜の区別なく、まじめに、正確に、スピーディーに
受注業務からの処理をする。アルバイトなんて簡単にはいないはずですから、
コンピューターのシステムは本当にありがたい。

その日の気分にも関係なく、よく働いてくれます。

システムの拡張性も凄いモノです。
「軽油税申告帳票」の作成から、印刷まで、
誰の手も煩わさずに、非常に短時間で正確に作成してしまいます。

新仕切り体系に基づく、
仕入・販売単価設定なども全く簡単に処理します。

現在の石油流通ビジネスは
ブログを御覧の皆様の想像を超えた領域で進化しています。

石油業界は画一的なビジネスだと思われるのは、
店頭販売オペレーションだけで、実は企業の中身は大きく変化しているのです。

先日も、某会社の役員さんが
「まるで、戦車と竹槍が戦っているようだ。」と仰っていました。

石油流通ビジネス専用の「ERPソリューション」

2011年09月14日 04時20分05秒 | Weblog
一昨日、昨日と都内での業務で出向きました。
暑さに弱い自分にとってはなんとしても暑過ぎますね。
本当に猛烈な残暑ですね。

一昨日は新幹線でいきましたが、打ち合わせ業務でしたので、
地下鉄の連絡道などを歩いたり、山手線に乗ると汗が噴き出してきます。

昨日は、プレゼンでしたので機材もあり車で出向きましたが、
今度は首都高の渋滞。
暑い時期に都内で仕事をするのは大変です。

本日は、お客様が軽井沢へ出向いて頂けるのでありがたいです。

ここにきて、
石油業界のシステム投資意欲は大手を中心に加速しています。

特に、基幹業務統合系のERPシステムの構築が急増しています。

システム化による業務改善は経営効果が大きく、
しかも即効性がありますので、ある程度の規模を持つ企業にとっては必須となっています。

システムを駆使した業務改善によるコストダウンは大きな経営格差を生んでおり、
特に、人員削減などで『軽油税納税管理業務』をシステム化する企業が増えています。
軽油税申告を自動化するだけで、収益業務となるわけですし、
その資金でERP構築を実行するという考え方もあります。

かつては、「億単位」であったERP構築ですが、
最近では大幅に安くなっていますから、予算面でもシステム導入のハードルが下がりました。

石油流通専用のERPソリューション構築に関して、
当社は機能、予算面で絶対の実績を持っています。

構築スタッフも経験豊富ですから、
お気軽に、お問い合わせください。

死ぬまで、勉強なんですね。

2011年09月13日 08時22分41秒 | Weblog
毎日仕事に追われていると、スケジュールを消化することだけに執着してしまい、
モチベーションをキープする事が難しいですね。
本来の業務の方向性を見失いやすくて、視点も変わりやすくなります。

私の場合、
企画、開発、営業、プレゼン、などの全てを消化する事はまるで、「モグラ叩きゲーム」のようなもので
頭の中の集中力とその場のモードチェンジがが大変です。

特に、原稿を書いたりしていると、会社の本来業務を忘れそうになったり、
歳のせいなんでしょうか、

本来ならば、定年となる年齢で、悠悠自適でいきたいところなのですが、
自分に課せられた仕事がある限りエンドレスの仕事が続きそうです、

仕事とプライベートを分けて生活できるようなライフスタイルを早く創りたいと考えていますが、
いつまでたっても思うようにはいかないのが人生です。

昔、祖母が『人生、願い事かなえば北枕』なんて言っていたのを想い出します。

人生は
死ぬまで勉強なんでしょうね。

残暑、お見舞い申し上げます。

2011年09月12日 14時41分33秒 | Weblog
残暑お見舞い申し上げます。
先週末は、なんと福岡から高崎まで12時間かけて帰路を一気に駆け抜けました。

今日は暑いですね、また夏が戻ってきました。
朝早くから長野で仕事をして、午後は軽井沢のオフィスでディスクワーク。

天気は抜群に良いのですが、蒸し暑いような気がします。

明日からまた、都内で大手広域ディラー企業との打ち合わせ。
とにかく忙しいスケジュールを消化しています。

先日の巡回では全国各地で、
新たな灯油販売戦略が開始されており注目されます。

各地でSSを起点とする「宅配ビジネス」の模索が開始されています。
石油業界だけでなく、世はまさに「宅配ブーム」の様相が強まってきました。

『雪ん子』も時代の流れに応じて色々なご要望やアイデアが生まれており、
更なる拡張開発を計画しています。

そろそろ、秋の気配が強まった軽井沢。
夏が過ぎれば、私の一番好きな「秋」がもうすぐです。

枯れ葉を踏みしめながら、家内と優雅に近くを散策したいところですが、
そんな余裕もありません。
当分仕事に追いまわされそうです。

業務改善、意識改革、ともに「待ったなし

2011年09月11日 05時12分03秒 | Weblog
短期間に西日本を一周するような久し振りにハードな遠征でした。
お伺いする企業数が多いと新幹線や飛行機よりも車の移動が便利ですが、
とにかく疲れますね、

運転を交代しながら、まるで「ルマン24時間レース」のような状態でした。
この年齢ですから、もうあまり無理はできないモノだと痛感しました。

大手商社系企業に関連する仕事が増えています。
これは、改めて系列を整備しつつ再整備に取り組んでいるようです。

人員を減らしての効率化なども盛んですが、
どこの大手企業でも「人的課題」が浮き彫りになっているような気がします。

システム部門などはオープン化により「世代交代」が急速に進んでいるようで、
今迄の概念や知識だけでは通用しないような感じですね、

これまでの仕事を囲い込んで、自己の業務領域を守り抜こうとするベテランスタッフ、
「次」に向けての新たな組織とシステム構築を目指す、先進的な企業組織。
厳しいせめぎ合いもあるようで、ビジネス環境の変化と厳しさも感じます。

確かに、時代の変化は急ですね。
円高による製造業などの構造的な体質改善に目がいきそうですが、
現実は、石油業界の企業などでも大手から凄いスピードで変化していると思います。

このまま、
業務の構造改善が進んだら、絶対に大手の業務管理コスト削減が急速に進むはずです。
「生き残り」と「勝ち残り」では、経営の目線と感覚が全く異なるものですね。

厳しい、経営環境ですから、
経営管理部門からも厳しい意見が出ています。

もう、仕事の出来ないベテランスタッフやそれぞれの担当者がレアケースをあげつらいながら
「ヘボ理屈」を云っているような時代ではない。

業務改善、意識改革、ともに「待ったなし。」
といった、姿勢です。

大手が、これだけ頑張るわけですから、
意識改革が遅れた一般企業は、「勝ち残る」ためにどんな努力を求められるのか、

我々零細企業は、さらに気を引き締めて掛らなければなりません。


明日から、ハードスケジュールです。

2011年09月06日 14時04分04秒 | Weblog
明日からは、ハードスケジュールの強行軍。

早朝に出発して、大阪でプレゼンと打ち合わせ。
夜には姫路へ移動、翌日は広島経由で九州へ、
打ち合わせとプレゼンテーションが目白押しです。
この移動を全て車で行うわけですから大変です。

2名で運転を交代しながら走りっぱなしの西日本縦断。
これを週末までに終了して、来週早々には長野で仕事というわけです。

案件数が多いので、新幹線よりは車の方が便利で機動力があるわけですが、
この年ですから体力は消耗しそうです。
頑張りましょう。

いよいよ、灯油シーズンに向けた動きが全国各地で開始されています。
今年は、電力問題もあり灯油ビジネスが例年よりも活性化しています。

我々も電力問題では、本社移動で「ガイアの夜明け」の取材を受けたり大変な体験をしましたが

懸念された夏場の電力問題は国民の消費節約が功を奏して、夏場の課題は無事に克服出来たようです。

厳しい景気の中で、被災地を中心とする石油ビジネスがいよいよ冬場の本格需要期を迎えるわけで、
我々としても早めの準備を進めています。

本日は、明日からの出張に向けての準備作業に追われています。
短期集中で一気に仕事を片づけたいものだと考えています。

これから、年末まで一気に突っ走る覚悟でいきましょう。

灯油ビジネスが、石油流通企業の命運を決する年になるはずです。











ビジネス成功への道筋

2011年09月06日 09時15分03秒 | Weblog
本日は、まさに台風一過の天気で、朝は寒いくらいの軽井沢です。
高原にはもう涼しい秋がきました。

私の住まいはいまだに群馬県の高崎市ですから、気温格差が大きいですね。

ところで、いつの間にやら高崎のガソリン市況は130円台になっています。
安いところで135~137円/㍑といったところですが、
軽井沢とは約10円/㍑程の格差があるようです。

ガソリン価格と気温格差が逆転しています。

私の経験では、
昔は長野県と北関東エリアでは業転の横持ちコスト(運賃)は3~4円/㍑ほどあったような気がします。

昔から北関東エリアは「京浜のゴミ捨て場」と云われて、
業転玉の流通が激しく安売り合戦が繰り広げられてきたわけですが、

長野自動車道が開通前の長野県は碓氷峠と内山峠が関東との流通を遮断していましたので流通コストが高いため、
特に東信地域といわれるエリアでは群馬県との価格差が問題になっていた地域です。

高速道路が開通しても価格差はあるようですから内陸における石油流通は依然としてコストが掛っているのでしょう。
そういえば、朝の通勤時などでも結構PB系のトレーラーが走っています。

先日、あるところで昔から知っている石油業界人とバッタリ出会いました。
色々と業転業界の話も出ましたが、今の私はシステム屋で「その道」からは足を洗いました。

今は、単なる一般消費者として客観的に石油業界を眺めている立場なのですが、
そうは言っても、最近では、逆に現在の立場を前提としての石油ビジネスに関する見解や意見を求められます。

確かに、
全国各地の多くの石油流通企業の現実をこれだけ見ているわけですから、
石油ビジネスのポイントは熟知しているつもりです。

しかし、問題はそれぞれの企業の経営体質にあるとの結論に達しています。
業界としての成功のパターンがあるにしても、
まずは、その事を理解して、機動的な展開をはかるだけのビジネス創造力と企画力が問われます。
そして、次に問題となるのは経営者や経営幹部の「意思決定能力」
さらに、一番大切なのは「実行力」だと思うわけです。

どんな立派な経営ビジョンを持っていても
経営者としてのガバナンス能力が徹底していなければ、行動ができません。
全ては、「絵に描いた餅」になってしまいます。

確かに、なんでも新しい試みが成功するというわけではありません。
しかし、失敗を恐れていてはなにも結果は出せませんし、
石油流通企業は斜陽化しているわけですから、次の時代に向けてのチャレンジも必要です。

失敗してからわかる、成功への道筋、
なんとか、自分自身のキャリアをフィードバックして生かした生きたいものですが、

ビジネスというものは本当に難しい。
やはり、勤勉で研究熱心でしかも、行動力のある経営者が勝ち残るように出来ているようです。

まずは、自分の仕事を勤勉に、
為すべき事を粛々と実行していきましょう。

灯油商戦・スタンバイチェックです。

2011年09月05日 11時53分13秒 | Weblog
速度の遅い台風なので、
「台風一過」で晴れ渡るといった感じではなくて、今日も曇っています。

石油業界もこれといった情報はないようで、静かな日が続いていますね。

一息ついて、北の方ではこれからすぐに灯油商戦が開幕します。

すでに、当社の「雪ん子」を構築してスタートを予定している企業も多いので結構忙しいです。

一方、導入を検討している企業ではボチボチ結論を出して動き出さなければ、商機を逸していしまいます。
こちらも少々焦ってしまいそうですが、
そんな企業に限って、導入が決定すると構築作業を急がされますから、スタッフも大変なのです。

『泥棒を捕まえてから、縄をなう』と云いますが、
灯油ビジネスに限っては「先手必勝」が原則です。
シーズン最初の納入を勝ち取る事が、灯油商戦の勝ちパターンのセオリーでもあります。

そろそろ、カレンダー作成の時期でもありますから、
「灯油センター」の電話番号くらいは、忘れずに入れておきましょう。

次にSS店頭での「灯油センター」の電話番号の告知、
そして、定期配送の受付なども準備しておくと効果があります。

価格表示は、現段階ではあまり効果がありません。
消費者の最近の傾向は「安定供給」に注目していますから、
特に「定期配送」と受注配送体制の充実を前面に出したポップを作成する事がポイントです。

灯油ビジネスに関する「パンフレット」の作成サンプル事例は当社にて幾つか用意してあります。
必要であれば、サポートセンターまでお申し付けください。

資料は、メールに添付して送付いたします。
パターンを選んで、貴社名を入れるだけで即時ご活用いただけます。

「雪ん子」を使用しての具体的な「拡販戦略」についても、
成功事例や省力化手法をご案内いたします。

配送時にホームタンクを設置している近隣のお宅にポスティングの企画も増えています。

本年度用の前売りチケットなどの準備もしておく必要がありますね。
これは、実行するか、しないか予め決めておく必要があります。

最近では、
灯油の『ポイント管理』が好評です。
価格について、消費者からの信頼を得られるようです。
その場限りの安値設定よりも、シーズン終了後に値引きや、商品プレゼントの方がお客様も安心します。

最近では、ホームセンターやショッピングセンターとのコラボレ‐トによる
配送受託配送も盛んになっています。
「雪ん子」を使用すると非常に楽に業務処理が可能です。

何か、判らない事やご要望がありましたら、
お気軽に、「ゆきんこサポートセンター」まで、お問い合わせください。

TEL 0267 31 0202  まで、





雑草軍団

2011年09月02日 04時20分44秒 | Weblog
世の中には、色々な職業がありますが、

同じ仕事をしていても、
個人の才能や性格によって、仕事に対する心構えは全く異なります。

ですから、仕事の進め方や行動も異なるわけですが、
真剣さが足りない場合と、基本的に怠慢な人間もいるわけです。

仕事を進めるために必要な思考のロジックが全く間違ったままの人間や、停止したままの人間もいます。

なかには、要領がよくて、
なるべく楽をしながら安定収益を確保する事が賢い生き方だと信じている人間もいるわけです。

企業の中で「課題」だけを提示して、創造的な行動が伴わず結果を出せない人間もいます。

基本的には、どんな立場であっても、自分自身の立場を前提にして
常に自分自身に課題と試練を与えながら、自ら仕事を創りだせる人間でなければダメですね、

「そんな事が出来たら、他人に使われるサラリーマンなんてしていないよ・・」
と仰る人がいるかもしれませんが、もし、そんな人が職を失ったらその時に、
初めて、生きる事の難しさを知ることになるはずです。

そんな人間に、まともな仕事ができるはずがありません。
ですから、人に使われても、自分で経営者になろうとしてもダメなものはダメなのです。

経営者にとっては、
自ら仕事を創りだす事の難しさとリスクを乗り越える事の大切さを知らなければ、
絶対に大きな経営成果を上げることは出来ないはずです。

最近の不況下で、
失業者が急増中だという事です。
日本の実際の失業率は報道されている以上のものだと言われます。

経営者にとって
『人を使うという事は、人に使われる事。』

自分自身で仕事を創造する事が出来ない人間は、
とにかく禄をはむためqだけの「場」を求めなくてはなりません。

江戸時代のように貧乏浪人が仕官するために動き回る時代が来るのでしょう。
歴史は、時代を超えて繰り返す。

私は
一度は国を失って、「無」から再び生きるための仕事を創りだした体験者。

今でも、元気に生きています。
全国各地を飛び回る、まさに雑草軍団なのです。
ですから、私は野武士の親分です。

月末の資金繰り対策

2011年09月01日 05時13分12秒 | Weblog
月末になるとブログアクセス数が減少します。
読者の方は、月末月初は忙しい方が多いようです。

現在のように価格が下落してくると、資金需要が発生するのが石油ビジネス。
昔は、私も価格変動と資金需要の変動格差に苦しめられました。

高かった仕切りの買掛金をを安くなった販売価格で決済するわけですから大変です。
それが、SSビジネスの難しさであり、宿命ですね。

ところで、当社のようなビジネスでも、
決算とキャッシュフローについてはギャップが発生し易いですね、

昔の商人の名言ですが、
「勘定あっての銭足らず、」は現在でも生きています。

我々のような商売は、金融負債がゼロですから
生きていけるわけです。

さて、本日から9月です。
3月が期末の当社は、半期が終わって折り返し点です。

景気動向は難しい時期ですが、
社員全員で奮起して頑張りたいと思います。