新型コロナウイルスによって そこいらじゅうが
「予定変更」だらけになっています。
中止。延期。
いい加減、うんざりしてきていますが、
もう少しの我慢が必要なのかも と思い、
そろそろ我慢も限界に近づいてるよ、とも思います。
いや、もう少し、もう少し。。。
中瀬の吉祥寺でも さまざまな予定が変更されてきています。
新型コロナに関係なくても、想定外はありました。
たとえば、お焚き上げ。
大晦日に お札や御守りや卒塔婆などなどを焚きあげる、
あれです。
2018年末に新設した お焚き上げ専用焼却炉
大晦日には、読経を終えてから
先年新調したお焚き上げ専用焼却炉に
卒塔婆、お札、御守り、ダルマなどなどを
丁寧に入れて 燃やすはずでした。
例年、かがり火は 何カ所もあるので
薪だけではなく
古い卒塔婆を燃やしています。
もちろん、甘酒も おくどさん を使って
火を焚いて 美味しくできていました。
そうして 本堂正面の
山門・鐘楼・観音堂・子育て地蔵・六地蔵周辺は
ホカっと暖かい光と空気に包まれて
「おめでとうございます」
「おめでとう、元氣だった?」
「久しぶり~」
「今、何してるん?」
「本年もよろしくお願いします」
などの ご挨拶の渦になっていくのでした。
正月に撮影した焼却炉。
お焚き上げの準備は完了した状態でした。
過去にも、強風の大晦日は ありました。
それが久しぶりに巡ってきたのでしょう。
久しぶりのお焚き上げ中止でした。
ありえない、と思える強風でしたね。
寒かったです!
その他にもいろいろあって
(火災報知器が故障して 爆音が鳴り響き続けたり)、
忘れられない大晦日の夜になりました。
後に お焚き上げを決行しようと決めた日の朝は、
暖冬と言われていたこの冬のなかで、
これまた ありえない程の冷え込みとなりました。
冷え切ったなかで 猛烈な熱に耐えられなくなったのか、
焼却炉の基礎のモルタルに破損が生じたのでした。
あ・り・え・な・い~ (涙)
中瀬の吉祥寺では、
ただ今 お焚き上げ専用焼却炉の補修中です。
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