野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

ガルシアパーラ、ドジャースへ(18日・ロサンゼルス)

2005-12-19 14:02:41 | Los-Angeles Dodgers
 1999年と2000年に首位打者(リーディング・ヒッター)になったノーマ・ガルシアパーラ(シカゴ・カブス)。当時はデレック・ジーター(ニューヨーク・ヤンキース)、アレックス・ロドリゲス(当時テキサス・レンジャーズ)と、ショート・ストップの“三羽烏”的存在で、これにミゲル・テハーダ(当時オークランド・アスレティックス)を加えて、アメリカン・リーグのショート・ストップは群雄割拠、オールスターゲームの選出に難儀した。

 そのガルシアパーラが「名門」ロスアンジェルス・ドジャースへ。しかし、ショート・ストップにはFAで獲得したばかりのラファエル・ファーカル(前アトランタ・ブレーヴス)がいるから、ファースト(1塁手)にコンヴァートされるらしい。日本の阪神タイガースのアンディー・シーツと同じ趣旨か?
 そして、DL入りしているショートのシーザー・イズタリスが、来シーズン途中に復帰すれば、イズタリスをセカンドにコンヴァートして、ジェフ・ケントをファーストへ。ガルシアパーラを今度は外野へコンヴァートするらしい。手の込んだ獲得劇、だ。

 しかし、そうなると、今シーズン途中にショート・ストップのレギュラーに定着したオスカー・ロブレスはどうなる? メキシコ出身の29歳、背番号「13」。今シーズンようやくメジャーリーグにデビューして、DL入りしたイズタリスに代わり、レギュラーに定着していたのだが……
 GMが交代すれば、こういう混乱が起きる。監督もフレデイ・リトル(前ボストン・レッドソックス)に代わり、来シーズンのドジャースはどうなる? 前GMのポール・ディポデスタがチームをメチャクチャにして、去って行った。この収拾をどう図るか?

ガルシアパーラはドジャースへ 1年契約に合意(MAJOR.JP)