野球少年は夢を見る…MLB篇

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ニューヨーク・メッツ【2006】戦力分析

2006-01-29 19:57:57 | New-York Mets
【スターター】ペドロ・マルティネス スティーヴ・トラクセル
トム・グラヴィン ヴィクター・ザンブラーノ アーロン・ヘイルマン
【セットアッパー】チャド・ブラッドフォード デイオナー・サンチェス
ホルヘ・フリオ ホアン・パディーヤ ロイス・リング 入来祐作 
【クローザー】ビリー・ワグナー

 公私共に問題のあった【スターター】クリス・ベンソンを放出し、若手のヘイルマンを5人目に抜擢。ヘイルマンに問題が生じれば、入来の昇格もありえるだろう。
【セットアッパー】にはロサンジェルス・ドジャースからサンチェス、ボストン・レッドソックスからブラッドフォードを獲得。さらにベンソンと交換でフリオも獲得し、万全に見えるが、左腕がリング一人。これでは心許ない。【クローザー】は左腕“ビリー・ザ・キッド”の獲得でこちらは万全。

1番ショート ホゼ・レイエス
2番キャッチャー ポール・ロデューカ (ラモン・カストロ)
3番センター カルロス・ベルトラン
4番ファースト カルロス・デルガド
5番レフト クリフ・フロイド
6番サード デヴィット・ライト
7番ライト ヴィクター・デイアス (ハヴィアー・ネイデイ)
8番セカンド 松井稼頭央 (ブレッド・ブーン)
DH(交流戦) フリオ・フランコ (ホゼ・ヴァレンティン)

 強力打線の完成! 4番にデルガドが座り、長年の懸案だった「4番」の不在が解消される。2番にロデューカを置かない場合は、ベルトランが2番に上がり、3番フロイド、5番ライトもありえるだろう。勿論、松井稼頭央が2番に入る可能性もあるが……
 今シーズンはベテラン、ブーン(元シアトル・マリナーズ)との競争になりそうだ。スプリング・トレーニング中に敗れれば、放出もありえるし、松井が勝てば、ブーンが「守備固め」要員になるかもしれない。
 守備力では定評のあるブーン。松井は守備力を向上させつつ、自慢の足とバッティングでアピールしていかなければ……契約最終年の3年目。今年が最後、だ。

 マイク・ピアッツアやマイク・キャメロンなどの余剰戦力を放出し、陣容を整えたメッツ。このチームは長年、クローザーと4番の不在に泣かされてきたが、それも解消された。今シーズンこそは「宿敵」アトランタ・ブレーヴスを倒して、ポストシーズン進出、ワールドチャンピオンを目指す。

メッツ、期待の新戦力右腕との調停を回避(MAJOR.jp)