野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

Rソックス、メッツにスウィープ!(29日・フェンウェイパーク)

2006-07-08 20:40:56 | Boston Red-Sox
 11連勝中のボストン・レッドソックスを止められるか? ニューヨーク・メッツのスターター(先発)は、今シーズン蘇った「好調」ベテラン左腕のトム・グラヴィン(11勝2敗)。一方のボストンも「エース」カート・シリング(9勝2敗)だから、ベテラン同士(40歳対39歳)重厚な投げ合いが期待される。

 5回まで両チーム無得点。先制したのは、今シリーズ初めて、ニューヨーク。【6回表】2-OUTから2番ポール・ロデューカが1塁線を破って、3番カルロス・ベルトランが、シリングの真ん中高めに入ったファストボール(92MPH)を捉えて、センターへ(第22号)2ランホームラン! 「2対0」。 
 その裏ボストンも先頭のマーク・ロレッタが“グリーンモンスター”越えのソロ(第3号)を放って、1点を返して、3番デヴィット・オルティーズが(今度は)“グリーンモンスター”直撃のダブル(2塁打)を放って、4番マニー・ラミレスを歩かせたところで、グラヴィンは降板。早すぎる、と思ったが……
 2番手サイドハンドのアーロン・ヘイルマンに代わり、6番「勝負強い」ジェイソン・ヴァリテック。初球2球目と空振りして、ボストンの観衆(36,028人)を落胆させたが、3球目ファウル、4球目ボールの後、5球目のファストボール(95MPH)を捉えて、センターの頭上へ。これが犠牲(サクリファイス)フライになって、ボストンが「2対2」すかさず同点に追いつく。

 こうなれば、もはやボストンのGAME(試合)。【7回裏】先頭のココ・クリスプがセーフティーバントで出塁して、9番アレックス・ゴンザレスの初球にすかさず盗塁。ボストンの強さの一端が窺える。ここでゴンザレスが2球目を犠牲(サクリファイス)バントを決めて、1番ケヴィン・ユーキリスが初球を打って、レフトへ大飛球! これが犠牲フライになって、ボストンが1点を勝ち越し。今シーズンは“スモール・ボール”も出来る、ボストン。

【8回裏】には3番オルティーズに第23号ソロが出て、「4対2」。最後は「新」守護神ジョン・パペルボンが抑えて、24セーヴ目。ボストンはこれで12連勝! 1995年以来の11年ぶり、だそうだが、2位ニューヨーク・ヤンキースに4-GAME差を付けて、今年はどうやら「帝国」ヤンキースのポストシーズン進出は無さそうだ。今度こそ“粛清の嵐”が吹き荒れるか? 

Rソックス、逆転勝ちで11年ぶりの12連勝! (MAJOR.jp)