共にアメリカン・リーグの2位同士。東地区のニューヨーク・ヤンキースは「首位」ボストン・レッドソックスに2.5差。故障者が続出しながら、首位を快走するボストンに良く付いて行っている、と言えるが、ボストンを倒さない限り、ポストシーズンには進めない。一方、中地区のシカゴ・ホワイトソックスも同じく「首位」を行くデトロイト・タイガースを追走するが、こちらは現時点で<ワイルドカード>でのプレイオフ出場が濃厚。後半戦の初戦、そのモチヴェーションの差が出たか?
先制したのは、Wソックス。【2回表】井口資仁を左足首捻挫に追い込んだ男、5番ジャーメン・ダイがピッチャーの足元を抜くセンター前ヒットで出塁。足元を抜かれたのは、先発(スターター)ランディー・ジョンソン。ここで6番「勝負強い」ジョー・クリーディーがスライダー(137㎞)をレフトスタンドに放り込んで、「2対0」。マウンド上で溜息を吐くジョンソン。こういうシーンを今シーズン、何度見たことか……今日もやられる(打たれる)のか?
しかし【4回裏】ヤンキースも1-OUT後、2番デレック・ジーターがライト線にグランドルール・ダブル(2塁打)で出塁。打たれたのは、ニューヨークに帰ってきたキューバ人、ホゼ・コントレラス。(コントレラスがよくやる)サイドハンドからのピッチングだった。因みにフェンス越しに打球をキャッチして、得意げだった赤い横縞のポロシャツを着たおっさん(観客)は退場(哀れ…!!)。
続く3番「恐い」ジェイソン・ジアンビーはストレートで歩かせて、4番アレックス・ロドリゲスと勝負。ここで(日本時間AM9:00)【NHK】の総合放送も始まり、A-RODはボテボテのサードゴロが内野安打になって、1-OUT満塁。ここで松井秀喜に代わって、5番の重責を担うホルヘ・ポサーダが、コントレラスの150㎞の浮き球を捉えて、ライト前ヒット! 6番バーニー・ウィリアムスも左中間に打ち上げて、犠牲(サクリファイス)フライ。これで「2対2」同点!! 公共放送【NHK】的にもOK! な展開だろう。
【6回裏】にヤンキースが勝ち越し。こちらはライトのゲーリー・シェフィールドの代役、7番「新鋭」アーロン・ガイエルがライトスタンドへ高々と上がったソロホームラン! これが第4号。しかし、いつの間にこんな若い選手が出てきたのだろう。背番号「46」。このままメジャーリーグに定着できるか? それとも故障者が復帰後、放出要員になるか?
【7回表】同点に追いつくWソックス。先頭のポール・コナーコがピッチャーの足元(股間)を抜いて、5番ダイの初球に150㎞がワイルドピッチ!! ダイがピッチャーの頭上を越えるセカンドゴロで1-OUT3塁。6番クリーディーには右バッターの右足の裏に当たるヒット・バイ・ピッチ(死球)で、マウンド上に輪ができる。
ロン・ギドリー(ピッチング)コーチにジョー・トーリ監督まで輪に加わって、一際背の高いジョンソンは右肩に違和感があるようだ。この直後、7番ホアン・ウリーベにレフトへ犠牲フライを打たれて、「3対3」同点! ジョンソンはこの時点で勝ち投手の権利を失い、この回限りで降板。
試合を決めたのはヤンキース。【8回裏】先頭のA-RODがレフト前ヒットで出塁。コントレラスがまたしても、サイドハンドから投じた2球目のシュートだったが、【NHK】の球速表示は「166㎞」を表示(!)。ここでコントレラスはお役御免、降板。2番手に左腕マット・ソーントンを送るが、スイッチヒッターのポサーダとバーニーに其々レフト前ヒットとストレートのフォアボール(ウォーク)を許し、0-OUT満塁!
3番手の右腕ブランドン・マッカーシーが1-OUTを取るが、4番手の左腕ネイル・コッツが「松井の代役」8番メルキー・カブレラにセンター前に運ばれ、「4対3」。9番ミゲル・カイロにもライトに打ち上げられ、「5対3」。1番ジョニー・デーモンが3塁線を破って、「6対3」。これで勝負あった、かに見えたが……
Wソックスも「王者の意地」を見せ、【9回表】ヤンキースのクローザー、マリアーノ・リヴェラから、クリンナップ(3番~5番)の3連打で0-OUT満塁のチャンスを作って、ヤンキースタジアムの観客を震撼させる。
しかし、6番「勝負強い」クリーディーが【7回表】の死球で途中交代していたのが痛かった。代わりに入ったスコット・ポドセドニックがボテボテのファーストゴロ。その間に1点が入るが、1-OUT2,3塁。7番ウリーベのファウルフライをライトの途中出場のババ・クロスビーがフェンス際で好捕して、これが犠牲フライになって「6対5」。
1点差に詰め寄って、Wソックスは“とっておき”の代打A.J.ピアジンスキーを送るが、9球粘った末にライトフライ。辛くも逃げ切ったリヴェラとヤンキース。Wソックスはほぼゲームプラン通りだったが、やはりクリーディーの退場が痛かった。【9回表】のあの場面(0-OUT満塁)で、クリーディーなら何とかしてくれただろう。勝負を分けた【7回表】のヒット・バイ・ピッチ、だった。
井口4タコ、コントレラス17連勝でストップ(MAJOR.jp)
先制したのは、Wソックス。【2回表】井口資仁を左足首捻挫に追い込んだ男、5番ジャーメン・ダイがピッチャーの足元を抜くセンター前ヒットで出塁。足元を抜かれたのは、先発(スターター)ランディー・ジョンソン。ここで6番「勝負強い」ジョー・クリーディーがスライダー(137㎞)をレフトスタンドに放り込んで、「2対0」。マウンド上で溜息を吐くジョンソン。こういうシーンを今シーズン、何度見たことか……今日もやられる(打たれる)のか?
しかし【4回裏】ヤンキースも1-OUT後、2番デレック・ジーターがライト線にグランドルール・ダブル(2塁打)で出塁。打たれたのは、ニューヨークに帰ってきたキューバ人、ホゼ・コントレラス。(コントレラスがよくやる)サイドハンドからのピッチングだった。因みにフェンス越しに打球をキャッチして、得意げだった赤い横縞のポロシャツを着たおっさん(観客)は退場(哀れ…!!)。
続く3番「恐い」ジェイソン・ジアンビーはストレートで歩かせて、4番アレックス・ロドリゲスと勝負。ここで(日本時間AM9:00)【NHK】の総合放送も始まり、A-RODはボテボテのサードゴロが内野安打になって、1-OUT満塁。ここで松井秀喜に代わって、5番の重責を担うホルヘ・ポサーダが、コントレラスの150㎞の浮き球を捉えて、ライト前ヒット! 6番バーニー・ウィリアムスも左中間に打ち上げて、犠牲(サクリファイス)フライ。これで「2対2」同点!! 公共放送【NHK】的にもOK! な展開だろう。
【6回裏】にヤンキースが勝ち越し。こちらはライトのゲーリー・シェフィールドの代役、7番「新鋭」アーロン・ガイエルがライトスタンドへ高々と上がったソロホームラン! これが第4号。しかし、いつの間にこんな若い選手が出てきたのだろう。背番号「46」。このままメジャーリーグに定着できるか? それとも故障者が復帰後、放出要員になるか?
【7回表】同点に追いつくWソックス。先頭のポール・コナーコがピッチャーの足元(股間)を抜いて、5番ダイの初球に150㎞がワイルドピッチ!! ダイがピッチャーの頭上を越えるセカンドゴロで1-OUT3塁。6番クリーディーには右バッターの右足の裏に当たるヒット・バイ・ピッチ(死球)で、マウンド上に輪ができる。
ロン・ギドリー(ピッチング)コーチにジョー・トーリ監督まで輪に加わって、一際背の高いジョンソンは右肩に違和感があるようだ。この直後、7番ホアン・ウリーベにレフトへ犠牲フライを打たれて、「3対3」同点! ジョンソンはこの時点で勝ち投手の権利を失い、この回限りで降板。
試合を決めたのはヤンキース。【8回裏】先頭のA-RODがレフト前ヒットで出塁。コントレラスがまたしても、サイドハンドから投じた2球目のシュートだったが、【NHK】の球速表示は「166㎞」を表示(!)。ここでコントレラスはお役御免、降板。2番手に左腕マット・ソーントンを送るが、スイッチヒッターのポサーダとバーニーに其々レフト前ヒットとストレートのフォアボール(ウォーク)を許し、0-OUT満塁!
3番手の右腕ブランドン・マッカーシーが1-OUTを取るが、4番手の左腕ネイル・コッツが「松井の代役」8番メルキー・カブレラにセンター前に運ばれ、「4対3」。9番ミゲル・カイロにもライトに打ち上げられ、「5対3」。1番ジョニー・デーモンが3塁線を破って、「6対3」。これで勝負あった、かに見えたが……
Wソックスも「王者の意地」を見せ、【9回表】ヤンキースのクローザー、マリアーノ・リヴェラから、クリンナップ(3番~5番)の3連打で0-OUT満塁のチャンスを作って、ヤンキースタジアムの観客を震撼させる。
しかし、6番「勝負強い」クリーディーが【7回表】の死球で途中交代していたのが痛かった。代わりに入ったスコット・ポドセドニックがボテボテのファーストゴロ。その間に1点が入るが、1-OUT2,3塁。7番ウリーベのファウルフライをライトの途中出場のババ・クロスビーがフェンス際で好捕して、これが犠牲フライになって「6対5」。
1点差に詰め寄って、Wソックスは“とっておき”の代打A.J.ピアジンスキーを送るが、9球粘った末にライトフライ。辛くも逃げ切ったリヴェラとヤンキース。Wソックスはほぼゲームプラン通りだったが、やはりクリーディーの退場が痛かった。【9回表】のあの場面(0-OUT満塁)で、クリーディーなら何とかしてくれただろう。勝負を分けた【7回表】のヒット・バイ・ピッチ、だった。
井口4タコ、コントレラス17連勝でストップ(MAJOR.jp)