野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

イチロー逆転タイムリー!(22日・セーフコ・フィールド)

2006-07-30 21:31:57 | Seattle Mairners
 GAME-1(第1戦)を「エース」ジェイミー・モイヤーで(4対9)落としたシアトル・マリナーズ。GAME-2は「若者」フェリックス・ヘルナンデスを立てて、打倒ボストン・レッドソックスを狙うが、【2回表】6番マイク・ローウェルに対して、キャッチャー城島健司はアウトサイドに構えたが、155㎞の速球(ファストボール)が逆球(シュート回転)でインサイドに入り、これをレフトスタンドに叩き込まれた。

 ボストンの先発(スターター)は、これがMLB(メジャーリーグ)デビュー戦になる左腕カーソン・ギャバード。【2回裏】2-OUT1塁から、遂に打率(AVG).302に到達したキューバ人、8番ユニエスキー・ベタンコートが3塁前のボテボテの内野安打で出塁して、思わず1塁ベース上で白い歯を見せるベタンコート。9番「若い」アダム・ジョーンズもフォアボール(ウォーク)で繋いで、打席には1番イチロー。
 対左ピッチャーの対戦打率が、(MLBの)どの右バッターよりも上(1位)の「.361」というのが凄い。イチローがMLBの選手からリスペクト(尊敬)される所以だ。「1-2」に追い込まれながら、低いボール球(143㎞)をセンターに弾き返して、2者生還して、「2対1」逆転! さすがイチロー!! 満塁での打率.456も実証して見せた。1塁ベース上でクールな表情を装うイチロー。「装っている」のだろう。そんなイチローに声を掛けるのは、普段はDH(指名打者)のデヴィット・オルティーズ、だ。

【3回表】ボストンもすかさず同点に追いつく。1番ココ・クリスプが歩いて、盗塁して作った2-OUT2塁のチャンスに、そのオルティーズが「力で」センター前に弾き返して、「2対2」同点!! さすがはオルティーズ! 

 勝ち越したのは、シアトル。【6回裏】1-OUT1,2塁のチャンスで7番・城島の放った打球は詰まったショートゴロ。ショートストップのアレックス・ゴンザレスが3塁に向かうランナーの背中にトスしてしまい、これが悪送球になって、「3対2」。
【7回裏】にも1-OUT満塁のチャンスを作り、クリーヴランド・インディアンスから移籍してきた「左殺し」元阪神タイガースのエドワルド・ペレスが、ボストンの2番手(右腕)フリアン・タヴァレスのスライダーを軽打して、センター前ヒット! これで「5対2」勝負を決めたシアトル!

元阪神ペレスが予想外? のクラッチヒット (MAJOR.jp)