野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

アメリカン・リーグ逆転勝利!(11日・PNCパーク)

2006-07-12 20:24:55 | All-Star Game
 ナショナル・リーグのスターター(先発)が、速球派のブラッド・ペニー(ロサンジェルス・ドジャース)だったので、これならイチロー(シアトル・マリナーズ)は打てる。アメリカン・リーグで得意にしているバートロ・コロン(ロサンジェルス・エンジェルス)と同じタイプだから、打てると思ったのだが、初出場のオールスターゲームでしかもスターターの大役を任されて、アドレナリンが出捲っていたペニー。レギュラーシーズンよりも球速が出ていて、158㎞、155㎞、最後は153㎞を空振り三振!! 

 しかし先攻したのは、アメリカン・リーグ。【2回表】5番ヴラジミール・ゲレーロ(ロサンジェルス・エンジェルス)が158㎞のアウトサイド高めのクソボールをぶっ叩いて、ライトスタンドに先制ホームラン! あんな球をホームランに出来るバッターは世界で唯一人、この男だけ。他にいるとしたら、日本の今岡誠(阪神タイガース)か、岩鬼正美(明訓高校)か……!?

 ナショナル・リーグもその裏、ニューヨーク・メッツの若き主砲、デヴィット・ライトがレフトスタンドに同点ホームラン! 前日のホームラン・ダーヴィー(競争)で2位。1回目に16本を放ったライト。その実力を見せ付けたが、しかし、それにしても公共放送【NHK】(衛星)は何故、今年からホームラン・ダーヴィーの中継をやめてしまったのだろう? 録画放送でもいいから、やるべきだ。やる気が無いなら放送権を【スカパー!】に渡せっ!! 

【3回裏】に1点を勝ち越したナショナル・リーグ。「2対1」の展開は【9回表】2-OUTまで続いて、今年こそナショナル・リーグの勝利。10年ぶり、だと思われたのだが、サンディエゴ・パドレスのクローザー、トレヴァー・ホフマンが捉まって、「3対2」アメリカン・リーグが逆転! 最後はお約束のマリアーノ・リヴェラ(ニューヨーク・ヤンキース)が締めて、今年もワールドシリーズの第1戦(GAME-1)は、アメリカン・リーグの本拠地(HOME)で行われることが決まった。果たして、その恩恵に与れるのは、今日プレーした選手の中で誰なのか? MVPのマイケル・ヤング(テキサス・レンジャーズ)ではないことは確かだろうが……

MVPのヤング、「野球人生で最高の瞬間」 (MAJOR.jp)