絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

鉄則2 志望校の正確な情報を早期につかみ、傾向分析し、最適かつ十分な対策をする。 (No.1170)

2022年10月28日 09時58分04秒 | 受験・学校

「絶対合格を支える7つの鉄則」(The Seven Rules)

鉄則2 志望校の正確な情報を早期につかみ、傾向分析し、最適かつ十分な対策をする。

 ★塾・予備校は勉強を教えてくれるだけの存在ではありません。一般の御父母様ではそう簡単には手に入らないような情報も有していて、それを活かすのがプロの塾教師です。  

       「確かな情報」は「合格力」です。

   例えば、医学部専門予備校は専門とするだけあって医学部受験に関する多くの情報を有しています。その情報をフルに活用して、在校生の合格を実現しています。その情報の多くは秘密情報や裏情報ではありません。大学側が一般に公開、発表している情報です。 だから、一般の人も入手可能なものです。しかし、全国の国公立または私立の医学部の入試問題の配点・科目別・分野別難易度を過去15年から現在に至るまで収集分析することはマンパワーと多くの時間を必要とします。一般の方も入手不可能ではありませんが、時間的に困難です。

   ある生徒が志望校について相談すると、その生徒の成績を確認して英語が得意で模試でも全国上位に入っているとすると、担当者は全国の医学部で英語の配点が高く(傾斜配点)、かつ、実力差が出やすい難しい問題を出題するところを薦めます。つまり、その生徒の強みを活かす医学部医学科受験を薦め、事実合格させているのです。

   同じことは小学校受験でも言えます。ペーパーテストが特に出来て、新作問題もすぐに理解し、短時間で正解出来る生徒にはペーパーテストの配点が高く、新作問題を出題する学校をすすめます。その生徒の強みを生かせる学校が合格しやすいからです。

   また、私立小学校が入試制度を変更する場合、一般に対しては7月の入試説明会で新年度入試要項を発表します。一般の御父母様はそこで初めて知り、その時点から対策をすると思います。しかし、専門塾では正式発表ではないけれど、その情報が入試説明会の数ヶ月前に手に入ることがあります。入ればすぐに御父母様にも「まだ本決まりではないけれど、○○小学校の入試制度がこれこれこのように変更されそうです・・・・・云々」とお知らせし、さっそくその対策をスタートします。つまり、情報を持っている専門塾に通塾してたほうが数ヶ月も早く対策出来ることもあるので合格しやすいのです。

   やはり、「情報は合格力」です。こういう情報がある専門塾なら通う意味が大いにあると思います。

 え~、本日はここまでとします。

★ところで、このブログに関するご意見、ご感想、ご希望がありましたら、ウエルストリームの公式ホームページのお問い合わせ欄から「ブログについて」と書き出し、送信いただけると大変有り難いです。よろしくお願い申し上げま~す。

次回は「絶対合格を支える7つの鉄則」(The Seven Rules)の鉄則3を話しますニャ~ン。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする