jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

ジャパニーズ ウヰスキー ・・・ 狂騒曲は止まず

2023-12-26 | 日本酒・洋酒

 

先日、ニッカのウヰスキーの値上げ(来年4月~)が発表された。少し前にサントリーも値上げを発表している。

たまたま寄った食品スーパーの酒コーナーを覘くと鍵付きのガラスケースに「シングルモルト・余市(ノン・エイジ)」が一本、そして同じく「シングルモルト・宮城峡」が2本収まっていた。これはラッキーと思い、係員を呼び鍵を開けてもらい余市と宮城峡、それぞれ1本ずつ買い物かごに入れた。チョット待て、出来れば余市をもっと欲しく、宮城峡は、確かストックがあるので、同系列の他の店に余市があるかもと、と宮城峡を戻した。これが大きな間違いであった。他の2店に車を走らせたが、両方ともに無く、そのまま自宅に戻った。でも、気になるのでもう一度、その店に行くと、宮城峡2本が忽然と(笑)消えていた。僅か2時間半の間である。改めて、ジャパニーズ・ウヰスキー、中でもシングルモルトの狂騒ぶりに驚きました。エイジものはとっくに店の棚から消えていたけれど ・・・・・、 左の白州もサントリーが値上げを発表する前に、同じ店で見つけ、まだ封を切っていない。

ほぼ同じ時期、別のスーパーで「角」に「お一人様一本限り」の張り紙が付けられていた。そう言えば、どこかの国でもハイボールに火が付き、買い占め?が始まり品薄気味の情報が流れたせいかもしれない。折角なので初めて「角」を、しかもレジを並び直して2本購入した(笑)。ハイボールにして飲んでいます。

 

 

モルトは熟成に時間を要するので、狂騒の動きは当分の間、続くでしょう。

でもなぁ、値上げの背景にモルト不足が挙げられるけれど、「角」なんか大容量のペットボトル版もあり、ちゃんとモルトが入っているのだろうか、とさえ気になりますね(笑)。

 


美味しさに酔いました ・・・・・醸し人九平次

2022-11-11 | 日本酒・洋酒

 

東京にいる娘が出産のためお盆休みから里帰りしていた。無事、男の子が生まれ、先日、お宮参りを済ませ東京へ送り出しました。三ヶ月間、面倒を見たカミさんのサポートぶりには頭が下がります。今の若い男の人は兎も角、昭和前半生れの男は何の役にも立ちませんね(汗)。

名古屋駅で見送った後、ちょっと美味しいお酒でも、と思い、高島屋の酒売り場へ。「醸し人九平次」が目に留まりました。

 

 

 

 

一安心したのでしょう、「醸し人九平次」の美味しさに心から酔いました。


美味しい「蓬莱泉 純米大吟醸」

2022-10-19 | 日本酒・洋酒

 

ゴルフ仲間の一人が、コンペのドラコン賞で貰ったけれど、酒は飲まないのでと、帰り道にわざわざ寄ってくれました。木箱入りの「蓬莱泉 純米大吟醸」です。

実はタイミング良く一週間ほど前、日経の中部版コーナー「食・農どまんなか」で蔵元の関谷醸造が紹介されていた。本社蔵は愛知県の北東部で長野県に隣接する山あいの町、設楽町にあり、紅葉で有名な足助の香嵐渓から更に一時間ほど山奥へ入ったところです。昨年の初夏、訪れており、以前、「空」でブームを巻き起こした酒蔵です。相変わらず待ち状態の銘柄が有り、中でも「蓬莱泉 純米大吟醸 魔訶(まか)」が予約で一年待ちのようです。

蔵元、自ら酒米を栽培、チヨニシキ、夢山水、夢吟香の三種類でITを駆使して、260枚の田んぼ、38㌶を4人で年150トン収穫するそうです。酒米の確保と味を守るためですね。

早速、「蓬莱泉 純米大吟醸」をいただきました。今、飲んでいる純米酒と比べ、その違いは歴然としている。

日本酒の美味しい季節になりました。

 


王道の一本 ・・・・・からくち浦霞 本醸造

2022-02-19 | 日本酒・洋酒

 

ここ最近、愛飲している燗酒、高山の「山車」がリーズナブルな価格なのか、品切れの状態が多く入荷が当てにならない。違う銘柄を探していると、燗酒にピッタリとのPOPが付いた浦霞を見つけた。

知らぬ人はいない有名ブランドですが、ここ暫くご無沙汰している。20年ほど前、東北地方を旅した際、仲間に頼み込み、わざわざ塩釜の本社蔵を訪れたほど好きな日本酒の一つ。中でも「禅」はその昔、日本酒の美味しさ、奥深さを初めて知らされた銘柄です。

東日本大震災でかなりのダメージを被ったそうですが、見事にクリアされています。

デパートの物産展では必ず出店され楽しみにしていましたが、この状況下になり出掛けていない。早く元に戻って欲しいですね。

この「からくち浦霞 本醸造」、POPに偽りはありませんでした。しっかりした味わいなのに喉に絡まなく、さすが、王道の一本です。

 


「美味しい!!」と歓声が上がった 2022 新春酒

2022-01-04 | 日本酒・洋酒

明けましておめでとうございます。

年末、藤居本家(滋賀県)で予約した「旭日・元旦初しぼり生原酒」が2日の朝、届きました。新春に相応しく水引が掛けられ、縁起物のラベルに製造年月日(4. 1. 1)が確り記載されており、気分がどこそこ盛り上がりますね。

 

 

 

 

今年の新春酒は右3本が、年末に多賀大社に参拝した際、用意したもの(純金箔入り迎春金亀、旭日・元旦初しぼり生原酒、多賀しぼりたて原酒)と帰省した娘が持参した左端の「鳳凰美田・日光」

 

 

「鳳凰美田(ほうおうびでん)」のラベルは雰囲気抜群ですね。初めてなので気持ちがワクワクします。

 

 

 

どれも美味しく頂きましたが、「美味しい!!」と5人の歓声が同時に上がったのは、「旭日・元旦初しぼり生原酒」。やはり生きが良いのでしょう。また、来年が楽しみになりました。

皆さん、今年も宜しくお願い致します。


燗酒が美味い季節になりました ・・・・・ 山車、朝日山

2021-12-18 | 日本酒・洋酒

 

普段、愛飲しているのは「七賢」(山梨)ですが、いつもと違うリカー・ショップを覘くと高山の山車(さんしゃ)が目に留まり、隣の朝日山(新潟)といっしょに。

どちらも美味いですが、「山車」の適度なコクとスッキリ感のバランスの良さは価格の割にGooですね。一ビン空きそうになったので、買いに走ったけれど品切れしていた。

蔵元・原田酒造場は観光人気の上三之町にあり、ここでしか手に入らない「秘蔵酒」の美味さは格別。

 

 

歴史の深さ、重みを伝える佇まいは圧巻、見応え十分です。

 

 

12年前、ひと呼吸置けば、この様な瞬間が眼の前に・・・・・・・

 

 

今はインバウンド前に戻っているのかな?

 

 


余市、宮城峡、白州、そしてハイ・ニッカ

2021-07-23 | 日本酒・洋酒

 

普段立寄らないリカー・ショップを覘くと、鍵付きのガラスケースにこの3本が格納(笑)されていた。

国産のシングルモルトが市場から姿を消して久しく、揃って出ているのは珍しいですね。前もこんな値段だったのだろうか?白州が5,000円近く、余市、宮城峡が4,500前後とプレミアム価格?が付いている。

丁度、小銭が入ったばかりだったし、せっかくなので3本ともレジに運んだ。ついでにすぐ脇の棚にあったハイ・ニッカを一本。オリンピックを見ながら気安く飲むのにいいかも。

竹鶴政孝氏が最後まで「これが一番うまい」と愛飲したそうです。

ただ、自分は今まで飲んだ記憶がハッキリしなく、ひょっとして初めての銘柄かもしれない。ネーミングと言い、このボトルとラベルのデザイン、良いですね。Hi NIKKAのHiは当時、ブームとなったオーディオのHiFi(ハイファイ)に因んだそうです。

 

 

余市蒸留所は30数年前、訪れたことがあります。当時はまだ昨今のようなウイスキー・ブームではなく、見学者も疎らだった記憶が残っています。

一方、サントリーの白州蒸留所も数年前に見学した際、人気があり大変混んでいましたよ。

余市はちょっと重めでハードなテイストがGooで、宮城峡は華やかさと爽やかさがの両立しており、こちらも良いです。

で、白州は後にしてハイ・ニッカを、

政孝氏の言葉通りですね。流行りのハイボールではなく、ロックか少な目の加水がマイルドな美味さを損なわずに済みます。

二本目を買い足しに走りました。これでオリンピックを更に楽しめます。

 

 

 

 

 


蓬莱泉 関谷醸造(本社蔵)

2021-06-08 | 日本酒・洋酒

 

稲武にある吟醸工房には何度も足を運んでいますが、奥に位置する設楽町田口にある本社蔵は初めてです。

かなり期待していましたが、残念なことに外壁改修工事のため、足場が組まれていてシートで覆われ、人気酒蔵の趣は全くなく、辛うじて街の酒屋を思わせる玄関がちょっと寂しいです。

 

 

ま、気を取り直して入ってみましょう、工事の影響が出ていますね(笑)。

 

 

チョイスしたのは、本社蔵直詰の純米吟醸(左)と稲武工房オリジナル純米吟醸(右)

 

 

 

先ず、冷やした稲武工房オリジナル純米吟醸(16度)を。

丁度、暑くなりました、美味いですね! 体の中を涼しい風が吹き抜けるようです。

次は初めての本社蔵直詰の純米吟醸、もっと期待しましょ!

 

 

 

 

 

 


2021 新春酒

2021-01-03 | 日本酒・洋酒

明けましておめでとうございます。

例年ならば、年末、一年間無事に過ごせた報告と御礼に多賀大社(滋賀県)に参拝し、近くの蔵元で正月の新春酒を調達する所ですが、今回は他府県への移動は自粛というお達しと、東京にいる娘も帰省せず、静かな正月に。

モチベーションが上がらず、近くの食品スーパーで以前、訪れたことのある蔵元の銘柄をアット・ランダムに3本、そして娘が帰省の代りに送ってくれた1本、寂しくなりました。

 

 

送ってくれた「SIRIUSU(シリウス)]、新潟柏崎の阿部酒造の所謂「スパークリング日本酒」です。初めて飲むタイプですが、口当たりが凄く良く美味しいですよ。直ぐ一本、空きました。フルーティで米から出来ているとは想像がつかないですね。シャンパン同様、乾杯向きで、若者達に人気があるのでしょう。ビールと同じ栓抜きが必要で、慎重に開けないと泡が吹き出しますよ。ちょっと遣らかしましたね(笑)。

 

 

一番左の「七賢・淡麗純米」、山梨県白州町(サントリーの白州蒸留所がある)の近くの山梨銘醸です。淡麗と謳っていますが本格派で旨い、最近の常用酒の一つ。明治天皇がお泊りにもなった名門中の名門ですね。屋敷内、お庭等、拝見したかったのですが、遅く到着し残念にも閉まっていました。

 

 

 

左から2番目が辛口で知られる「三千盛、純米大吟醸からくち」。岐阜県多治見市笠原の蔵元で、文豪達に愛されたディープな辛口は、他の辛口とは一線を画しています。これを飲むと筆が進む、と言われたとか(笑)。

 

 

右端が同じ岐阜県瑞浪市にある中島醸造の「小左衛門・純米吟醸」、普通グレードの「始禄」の上級モデルで柔らかく品ある味が魅力で、文句なしに美味しく、質の良い酒です。

 

 

来年は以前のように普通に賑やかな正月を迎えたいですね。

 


ミニ・ドライブ ・・・・・ R153 ほうらいせん 吟醸工房

2020-10-01 | 日本酒・洋酒

 

27日(日)の午後、好天に誘われミニ・ドライブに。名古屋~紅葉の名所・香嵐渓で知られる足助から平谷高原、治部坂高原を経て昼神温泉、飯田、伊那谷に抜けるR153(通称、飯田街道)を北上する。

山間の日の入りは意外に速くなったので、今回は途中の稲武辺りを目途に出かけた。

このルートはライダー達に人気のコース(特にR19の恵那方面からの逆回り)で、なんども一団に出会い、稲武の道の駅の駐車場はライダー達でごった返していた。こんなの初めての光景。

稲武の少し手前の「ほうらいせん 吟醸工房」。そろそろ日本酒の季節ですね。量り売りが人気です。

「蓬莱泉」で知られる関谷醸造が運営する支社蔵で、関谷醸造の本社蔵はここから別ルートで奥へかなり入り込まなくてはならないのでこの場所はとてもGooです。

行きに寄った際、駐車場にかなりの車が停まっており、店の中は、なんとなんと「3密」状態、自粛も限界?で皆、外へ出始めていますね。直ぐに退散し帰りに寄ることにしました。上の画像はすっかり静かになった帰りの時のものです。

買い求めた「純米吟醸」です。

 

 

冷蔵庫で二日ほど冷やして頂きました。17°でしっかりした濃い口ですね、美味しいのでついつい手が伸びちゃいますが、後で効いてきますよ(笑)

 

紅葉の季節、今度は本社蔵を目指して出掛けよう。