jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

名古屋市市政資料館(国の重要文化財「旧名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎」)

2023-07-22 | 日記・エッセイ・コラム

 

先日、鰻の「うな富士 白壁別邸」に行った際に、久しぶりに近くの母校(高校)に寄った。そしてこれも直ぐ近くの「名古屋市市政資料館」を見学。

この建物は、大正11年(1922年)に建築され、現存する我が国最古の控訴院建築として国の重要文化財「旧名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎」を保存している。赤いレンガと白の花崗岩から成るネオ・バロック様式の外観は荘重で華やかさを湛えている。

階段が二段に連なり、奥行きを持たせている。入りましょう。

 

 

一段目を上がると、センターに、そして天井にステンドグラスを据え、何と豊かな表情を持つ空間が眼の前に!

 

 

 

緑のドーム形の屋根と赤銅色のレンガの組み合わせが見事ですね。

 

 

鉄格子がある部屋(1階)は留置場跡です。

 

 

ぐるっと回ってくると、結婚式の前撮りが始まっていた。

 

 

もう一組、別の撮影会が ・・・・・、妙な取り合わせに・・・・・

 

 

重厚感を深める大理石がふんだんに使われている。

 

 

外に出ると昭和を思い出させる長屋が、レトロ臭をぷんぷんさせている。

 

 

市政館と道を挟んだ場所にある「鰻 木屋」です。

 

 

江戸末期からの老舗中の老舗。月~土の昼間のみ営業で混雑が予想されるので、その内にと思いつつ未だ戸を開けていません。いつかは・・・・・

 

 

お隣のうどん屋、昭和感200%ですね。イイ感じです。すぐ後ろに名古屋城の外堀があり、県庁、市役所等々を始め、官公庁が多く、昼時は随分、賑わうのでしょう。

 

 

何十年ぶり、母校の質実な校門です。

 

 


ALL-STAR GAME 2023 第1戦

2023-07-20 | 日記・エッセイ・コラム

 

梅雨が明けました、夏本番です。

昨夜、オール・スター ゲームを楽しんできました。野球観戦は20年ほど前にここと、ほぼ同じ時期、NYのヤンキースタジアム以来です。ワケあってチケットが回ってきました。

バンテリンドームが近づいてきました。この列はグッズを買う人達です。

 

 

バンテリンドーム ナゴヤは広いのでホームランが出にくいと言われますが、確かに広く(両翼100m)で、しかもフェンスが高いです。

ゲーム前、恒例のホームラン競争では地元ドラゴンズの細川選手が勝ち抜き、今晩行われる第2戦.(広島)での決戦に進出します。

それにしても牧選手との延長戦を制するホームランを打った時(↓)の歓声はドームが揺れるほどの凄さでした。主に2軍にいた選手が現役ドラフトで移籍し、直ぐオールスター出場、そしてホームラン競争とは、奇跡に近いですね。

 

 

目当てのもう一人、勿論、背番号17、佐々木投手ですね。

 

 

 

170キロが出るかもしれないと、皆の目が電光表示に注がれましたが、次回の持ち越されました。

 

 

この所、ずっとスマホで撮影していましたが、今回は外野席から撮るため、ライカのコンデジ C-LUXを用意しました。光学15倍ズームという強力な武器があるので期待しましたが、上等ですね。

皆さん、リラックスして大いに観戦していました。うるさいほどです(笑)

久し振りの野球観戦、ビールの3杯目はカミさんに阻止されました。


郡上八幡 ・・・ ゴールデンレトリバーの川遊び

2023-07-18 | ドライブ

 

肉桂玉(ニッキ飴)の老舗です。

 

 

元は「積翠」の造り酒屋で酒蔵や中庭を開放して飲食、雑貨、土産店等のショップを展開し人気を集めています。外人の旅行者が楽し気に語らっていました。

 

 

長良川、吉田川の他、町の中をもう一本、小駄良川が流れており、家族連れで川遊びを楽しんでいます。よく見るとゴールデンレトリバーも一緒ではありませんか!

水しぶきが上がる方へ投げられたおもちゃを追っかけ、銜えて戻ってきます。

 

 

何度も何度も往復し、本当に楽しそうに泳いでいますよ。いいなぁ~、都会ではこんな遊び出来ないなぁ~

 

 

全国名水百選の第一号に指定された「宗祇水(そうぎすい)」。階段を降りた所に湧口がありますが、見物者の頭ばかり(笑)でした。

 

 

晴れ間が広がり、気温が急に上がってきました。ちょっと休憩に近くの茶房へ。余程、ヘロヘロ顔だったのしょう、個室を用意してくれました。凄いホスピタリティです。ここはやはり、かき氷ですね。ただ、スプーンが置きから外れたままでシャッターを、注意力散漫です。

 

 

TV、雑誌等で紹介される飛び込みSPOT「新橋」です。郡上八幡の夏の風物詩の一つ。「厳に自粛されるよう警告します」とは、苦肉の表現ですね。

 

 

今まで、何度もこの橋を渡り、写真を撮りましたが、今回が一番、うまく撮れました。町を覆っている目に見えないエナジー(4年ぶりの通常開催)が働いたのでしょう。

 

 

そう言えば、京都在住の大学の学友が「祇園祭」の動画を送ってくれました。そちらも4年ぶりの通常開催で、凄い人出、熱気に圧倒されます。

お盆期間の郡上徹夜踊りは、間違いなく爆発しますね。

日本の夏、祭り、盆踊りが戻ってきました。

なお、八幡城への余力はもう残っていませんでした(汗)。


郡上八幡 夏の一日(その一)

2023-07-17 | ドライブ

郡上八幡の知り合いから「遊びに来い」と連絡が。気温が高くなる前、三連休の初日の15日(土)に出掛けた。

この日から「郡上踊り」は4年ぶりにフル・ヴァージョン、つまり規制、自粛なしの以前同様のスタイルで開催されることになったのか、観光客の姿も多く町の雰囲気がまるで違う。

「水の町」を象徴する「やなか水のこみち」です。写真映えが良く、休憩も兼ねた人気スポットです。

 

 

昼メシの予約がされていたのが「ここ」。前日、うなぎを食べたばかり(うな富士) ・・・・・・、連チャンでうなぎは初めてです。でも「魚寅」のひつまぶしも美味しかった。脂が乗り、やや甘味な所がイケる。さすがに人気店ですね。この時期、飛び込ではなかなか席が取れません。

 

 

 

久し振りに町中の散策を。踊りの時のメイン・ストリートの一つ、新町通りです。進みましょう。

 

 

デザイナー、アーティストの高橋ひろ子(理子)さんのHIROCOLEDGEです。円と直線のみで構成される図柄がとても目を引き、Gooですね。

 

 

クラフト・ビールです。今はグッと我慢(笑)。

 

 

国登録有形文化財の「庄村家住宅」です。江戸末期から商業、生糸、林業を営み、この建物は明治の初期ごろのもので中は非公開です。

 

 

町屋敷「越前屋」です。公開されているので見学しましょう。

 

 

イャ~、いい佇まいですね。奥が深く蔵がいくつもあり、浴衣のレンタルも受け付けている。

 

 

宮ケ瀬橋からの吉田川(長良川の支流で、この先で合流)の下流方向の眺め。画像では分かりにくいですが、釣り人の姿が多く見られます。上流の流れが急で水温も低く、この川で釣られたアユは高級料亭、旅館からのリクエストが多く、ホント、美味しいですよ。

 

 

長くなりました。次回へ。


一足先に ・・・・・炭焼 うな富士 白壁別邸

2023-07-15 | 日記・エッセイ・コラム

久し振り、多分4年ぶりに鰻を、と話がまとまり、「うな富士 白壁別邸」に。

ここは2年ほど前にオープンした人気店「うな富士」の別館で、場所柄、白壁別邸と名付けられている。近くの白壁町は、尾張藩の武家屋敷があった地名で、現在でも、その雰囲気は残っている。あくまで推測ですが、この白壁別邸がある場所にも武家屋敷があり、その屋敷を改修したのかもしれない。

 

 

奥へ通ずる細長い小径が落ち着いた風情を演出し、期待感を増幅している。

 

 

見事な中庭です。

 

 

定番のひつまぶしを。焼き加減が絶妙で、パリッとした皮の食感とふっくらした身のハーモニーが、誰にでも、極自然に「美味しいね」と言わしめる。

 

 

 

 

 

「忍び口」と言って、別にお忍びで入る門、部屋も用意されているそうです。もう「大人の世界」ですね。

 


期待通りには? ・・・・・ BLUE IN GREEN / BILL EVANS

2023-07-12 |  Artistry of Bill Evans

 

理由は無いけれど、いつの間にか昨年末から年始にかけて随分通ったDU名古屋にバッタリ行かなくなった。新しく購入したレコード・CDは無く、これでは寂しいと思いつつ、この暑さに出掛ける気にならない。車で一番近くのBook-Offに。

1974年8月にカナダのキャンプ・フォーチュンでのコンサート録音で1991年にリリースされた音源。この手で一番、気になる「音」ですが、歴としたレーベル・Milestoneなので良好と、また”One for Helen”、”So What”、そしてタイトルとなった”Blue in Green”が聴き物で内容も良い、との街の噂を得ていた。

1974年と言えば、前年に初来日し東京でコンサート録音、年初めに”Village Vanguard”でのライブ録音”SINCE WE MET”、そしてMPS盤と好調を維持していた時期なので、本作も破綻なく安定したプレイを披露している。

ただ、このメンバーでの慣れ、マンネリ感がどこそこ否定できないのも事実。しかもゴメスのbがラフに録られ、中でも”Very Early”での長目のアルコ・ソロはちょっと勘弁して欲しいレベルですね。

聴き物と言われる”So What”、”Blue In Green”もオリジナルのイメージが強すぎるのか?、トリオではもっとアレンジを捻らないとインパクトが弱まります。

平均点はクリアしているけど、期待はもっと大きかった。

なお、カヴァのドローイングはあの歌手、トニー・ベネットが描いたものです。ベネットは画家としても一流でAntonio Benedettoの名で知られているそうです。

翌、1975年に共演作”The Tony Bennett-Bill Evans Album”をFantasyに録音している。

 

 


早朝の街角 青空八百屋

2023-07-09 | 日記・エッセイ・コラム

 

ブラ自転車で、とあるビルの前を通ると、1Fの店舗前の駐車スペースに青空八百屋が出現していた。早朝(6:45)なのに、客の姿がもう2、3人見える。恐らく定期的に開かれているのだろう。

1F店舗は何屋さんだろう? ヘア・サロンかな? ま、土地の時間帯有効活用の一つですね。

 

 

ケースで陳列台が小ざっぱり作られ、見せ方も上手いですね。一時間ほど後、気になり再度、この前を通ると、客の数が増えていた。しっかりと支持されているのでしょう。夏の早朝の一コマ。スイカが美味そうです。オォー、数が減っているよ。

 

 

帰り道、遠回りして緑地公園へ。木陰に咲いた紫陽花はまだ旬だった。


暑気払いに ・・・・・FLIGHT TO DENMARK / DUKE JORDAN

2023-07-04 | ジャズ・p

 

レコードの整理中、目に留まった一枚。もう何十年もターンテーブルに乗せていない。

70年代中期、フュージョン、エレクトリック・ジャズがジャズ・シーンを席巻する中、オーソドックスなJAZZを愛するファンから瞬く間に絶大な支持を受けたアルバム。ジョーダンはこれ以後、それまでの不遇を吹き散らすかのように次々に新作を発表していき、それほど熱心なジョーダン・ファンでもない自分にしても、そうした復権は喜ばしい限りであったが、本作が何時の間にかピアノトリオの名盤と持ち上げられるには些か抵抗を覚えた。お馴染みの自作曲、スタンダード・ナンバーを時折、往年の閃きを見せながら淡々と弾くジョーダンに共感を抱く一方、カクテル・ピアノ寸前の「困った迷盤」に映った。

あれからもう半世紀が経ち、トーマス・フラーの名言の一つ「結婚前は両目を大きく開いて見よ、結婚してからは片目を閉じよ」に沿って(笑)、聴き直そうと久し振りに針を降ろした。

ジョーダンの特徴の一つに、時々、フレーズの語尾をチラッと高域に跳ね上げ光沢感を持たせるプレイが挙げられるが、聴き様によっては媚びを売っているようにも聴こえる。真相は定かではないが、マイルスから今で言う「パワハラ」を受けたのもこの辺りに原因があるのではないか。マイルスは、ジョーダンを毛嫌いした他に、フラナガンも認めなかったそうですね。マイルス王国の我が国で、そのジョーダン、フラナガンが人気者になるとは何ともはや・・・・・・・・・・・・・・・

今更、”BARNEY / B・WILEN盤(RCA・1959年)の、取分け”Lady Bird”での止まる事を知らぬ躍動的なプレイを持ち出すほど野暮ではないけれど、今までの印象が完全払拭されるまでは至らなかった。

人間がまだ出来ていないのでしょう(汗)、名言が耳に痛い。

 

 

昔は気付かなかったけれど、「音」が思いの他、芳しくない。ただ、この冴えない音と寒々しいカヴァが意外にマッチし聴き手を感傷的にさせているのだろう。もし、好録音だったならば白けてしまうかも(笑)。

所有盤は2ndもので、初版盤はセンター・ラベルの”SteepleChase Records”などに黒の枠が付いていない。

 

なお、本件に無関係ですが、フラーの名言をもう一つ、

「嘘には足がない。だが、スキャンダルは翼を持っている」。今の世相を400年も前にズバリ、言い当てている(笑)。