jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

秋晴れのラウンドは ・・・・・桑名国際 G・C

2016-10-31 | ゴルフ

 

9月は大雨と台風でキャンセルが続き、10月もなかなかスケジュールが合わず、やっと。

前回は8月下旬だったので、約二ヶ月ぶりのラウンド。今回はリーダーの配慮で比較的良いスコアが出る桑名国際の鈴鹿コース。絶好のゴルフ日和でした。

勘が鈍っているのか、1番ロング(543Y)の左のOBラインがかなり浅く、イヤな感じでしたが、スタートから弱気ではアカンと目をつぶった気持で強振するとトップしてセンター前ヒットの180Yほど。セカンドの4UTは会心の当たりで、3オン2パットのパーで通過。その後もパーを3つ取り、ひょっとして30台か?と欲が出、8番、9番と3パットの連続で結局、42。

まぁ、久し振りにしては上等と。

 

所が、INに入っても2ホール、3パットが続きダボ、12番はティ・ショットを曲げ、OBの7。このままでは80台も怪しくなり、気を引き締め、パーを3つ取ったが16番で1.5mのバーディを外し、更にパー・パットも・・・・・・・・

上り2ホール、気持だけ空回りしてダボ、ダボの48。

トータル、90でした。パット数が40を超えてはアカンです。必ずオーバーさせようと強めにヒットしたのが裏目に出ました。

で、この鈴鹿コース、割とフラットでグリーン周りもバンカーが少なく、やはり良いスコアが出易いですね。

 

それにしても松山は強かった。世界の一流プレイヤーをねじ伏せた感がします。


メジャーの底力 ・・・ 「黄桜」 しぼりたて純米大吟醸生原酒

2016-10-29 | 日本酒・洋酒

 

 

先日、京都旅行から東京に帰る途中、家に立ち寄った娘が「土産」に置いていった一本。

伏見の酒蔵巡りをしたそうです。

 

「黄桜」はメジャーな蔵元、各種の日本酒を造っていて、スーパーで紙パックも販売している。そのせいか、つい積極的にここの酒を飲む事はなかった。

それほどの舌を持っているワケでもないのに、かっこだけつけ、マイナーな地酒を云々していた。

でも、「山田錦100%」の表示を見て、「これは・・・・・」と期待が膨らむ。

純米といっても、その中で「山田錦」は最高グレード。

一口含んだだけで芳醇な味がふわっと広がり、美味しい。普段、アルコールを飲まないカミさんと息子に薦めると、二人共「美味しい」とおかわりまでも。

 

さすが、メジャーの「底力」、これは間違いなくイイ。

 


御殿場、芦ノ湖から湘南、鎌倉へ

2016-10-25 | ドライブ

23(日)~24(月)に掛けて、数年ぶりに東国へ。

京都から旅行帰りの娘を東京へ送りがてら、御殿場アウトレット、芦ノ湖(泊)~鎌倉に。

豊田東JCTから御殿場JCTまで新東名は日曜日なのにスイスイ、路面がまだ荒れてなく快適、クル・コンで楽チンドライブ。ただ、SAの駐車場はちょっと考え過ぎでもっとシンプルなほうが停め易いのでは?

買物を済ませた後、娘とはアウトレットで別れ、山のホテルへ。

早朝の芦ノ湖。

 

 

空気が澄んでいて、気持がいいですね。

 

 

箱根新道の長い坂を一気に下り、西湖バイパスを一路、東に。

江の島付近の湘南海岸。 

 

 

知人から鎌倉は混雑するので車は避け、パーク&レールライドを利用した方が賢明と聞いていましたが、割とスムーズに街中に入り、鶴岡八幡宮のPに。

若宮大路、小町通りをぶらぶらしていると、だんだん観光客が増え、気が付くと車と人であふれ返っている。平日でこれだったら、休日なんか ・・・・・・・・・、とてもじゃ、ありませんね。左右、外国語が飛び交っている。

 

見事です。

 

 

次に向かったのが、竹庭が評判の報国寺。駐車が心配でしたが、ラッキーに一台分が空いていました。

イントロの風情が凄く良いですよ。

 

 

もう上を見上げるしかありません、下は人の頭でいっぱいです(笑)。臨済宗の禅寺で、京都とは違う武家文化の香りが良く出ています。

 

 

もう一か所、やはり大仏様ですね。ここも周辺から大混雑!日本人は自分達だけか、と錯覚するほどです。

そんな喧騒をよそに、孤独で穏やかな大仏様。

 

 

鎌倉は駐車料金は高いけれど、拝観料は京都に比べ安いのでチャラですね。

 

夜の八時までに帰宅しなければならず、帰りのルートを最短時間で選択したけれど、高速(厚木IC)に乗るまでの一般道で時間を取られた上、新東名はトラック軍団にスピードを阻まれ、5分前に滑り込みセーフでした。5時間弱も掛かり、ヤレヤレ。

なお、走行距離は655km、燃費計は7.1L/100km、14.1km/Lで、まだGooでした。

 


REISSUEものだけど ・・・・・ NEFERTITI / MILES DAVIS

2016-10-17 | ジャズ・tp

 

 

ひょっとして、マイルスで一番ターンテーブルに乗せた作品かもしれない。もっとも「愛聴盤」か、と問われると、自信は無いけれど。

ひょっとして、自分の中でこれがマイルスのBEST1かもしれない。

 

ただ、リアルタイムで初めて聴いた時、ソロ・パートがないタイトル曲が何を意図するのか、サッパリ解らず入手したのは、マイルスが路線を大きく旋回させた70年代になってから。

そして、やっと「意図」が解った。これは「アドリブ」を中核とするこれまでのジャズとの「決別宣言だ」と。「さすが、マイルス、誰もマネが出来ないことをやるなぁ~」と感心し、それ以来、ずっと回し続けてきた。

ところが、最近になって、ソロ・パートが無いのは、そんな大層なものでなく、たまたまメロディが良いので、ソロ無しで演ろう、というマイルスの発案からだそうです。いやぁ~、マイッタなぁ。

でも、そのアイディアを実行しちゃうなんて、これも凄いではありませんか。

 

マイルス・フリークでない自分が、これ以上、本作についてコメントするのは野暮と言うものですが、一つだけ疑問が残ります。特に‘Madness’で顕著ですが、ほぼ同じようなフレーズを何度もパラパラパラッ~と。‘MILES SMILES’から気になっていた。

もともとマイルスは音数を絞り、キーとする2、3フレーズを「間」、「イントネーション」、「強弱」を付け、繋いでいくパターンが多く、無理に発展させないのが特徴。S・ゲッツも同じタイプですが、彼の場合はフレーズ自体がメロディアスで流暢に繋いでいく。そこが天才と言われる所以ですね。その点、マイルスは結構、「ぶっきらぼう」で「バター・フレーズ」を吹かない。

それがマイルスの「美学」ですが、この辺りになると、さすがに「単調」に聴こえるには自分だけか?

 

それはそれとして、所有している盤は同じ再発盤の‘MILES SMILES’、‘SORCERER’と比べ「音の質」がいい。やや薄く、カッティング・レベルも低いけれど、透明感があり輪郭がハッキリしている。特にウィリアムスのシンバルがキレイに前に出てきて、タイトル曲なんか、聴き惚れてしまう。

以前から、どうしてかな、と思っていたら、ラベルの一番下に小さく‘MADE IN CANADA’と。アレ、カヴァは‘PRINTED IN USA’と記載されているのに。ラベルの「赤」の色も濃いのです。今まで気が付きませんでした。

ま、オリジナルではないので比較する事自体、ナンセンスですが、再発盤のレベルながらこのカナダ・プレスの「音の質」はちょっとしたもの。本作を覆うちょっとミステリアスな雰囲気にピッタリ。

 

 

 

マイルスのソロに疑問を感じつつ、BEST1に挙げる理由を自問自答したけれど・・・・・・・・

上りラスト2曲が好きだからかな、それとハンコックとウィリアムスのプレイが傑出している。芸術的な香りさえ湧き立つ。

 

一瞬の「ひらめき」だった‘Nefertiti’が、図らずもアコースティク・マイルスの「最後通告」として帰結する流れは、当時のジャズが抱えていた問題点、そのものであった。

ひょっとしてマイルス自身も、頭の隅に「煮詰まり感」を覚えていたのかも ・・・・・

 

PS   HP ・ BLUE SPRITSを更新しました。


LEGACY OF FREDDIE HUBBARD (2) ・・・・・ SUPERSTARS 1982

2016-10-09 | Legacy of Freddie Hubbard

 

FREDDIE HUBBRAD SUPERSTARS

LIVE AT JAZZFEST WIESEM. AUSTRIA. 1982 (All Blues)

 

ハバードが中心になった「SUPERSTARS」バンドの1982年7月16日、オーストリアのWiesenで行われたジャズ・フェステバルでのライブもの。

バンド名通り、メンバーが凄いです。

Freddie Hubbard : trumpet
Joe Henderson : tenor sax
Kenny Barron : piano
Ron Carter : bass
Tony Williams : drums

内3人はVSOPのメンバーなので「裏VSOP」とでも言え、優るとも劣らない内容です。

 

何曲か演奏された中から、A Quick Sketch.  Spiral.  Sister Cheryl.  Birdlikeの4曲がピック・アップされ、TOPのカーターのオリジナル‘A Quick Sketch’に入る前から会場の熱気がむんむん伝わってきます。さすがにカーターが良いソロをとっている。

バロンの名作’Spiral’、リリカルなバロンのp、グーンと伸びるカーターのbから愛らしいメロディへ、もうすでに名演の予感が。ハバードが低音からハイノートまで大胆にして繊細に、しかもイマジネイティブなソロを炸裂させれば、それに触発されたバロン、カーター、ウィリアムスが絡んでいく様は、正にトランス状態!

しかも、ヘンダーソンの後、バロンのpの素晴らしい事!誰かが「鍵盤の上を走り回るコマネズミ」と書いていましたが、とんでもありません。知らないのです、この男のもう一つの本当の顔を。バロンのベスト・パフォーマンスの一つ。

続くカーターも「ソフトリー ・アズ・・・・・・・・」のワン・フレーズを織り込むなど、もう最高の演奏です。演奏後、SPが壊れるのでないか、と思うほどオーディエンスの興奮が響き渡る。

 

ウィリアムスの名曲‘Sister Cheryl’、ダンサブルなリズムに乗って、ハバードは一転してコントロールを利かせたインスピレーションに富んだソロを展開、これに刺激されリズム・セクションがクールに切り込んでいく。ヘンダーソンも良いソロを取っているが、ウィリアムス達の反応が明らかに違う。ハバードのバックの時の方が覚醒している。

ラストはお馴染み、ハバードの‘Birdlike’、いつもよりややスピードを上げ、実にスリリング。ハバードの鮮やかなフィンガリングに唖然とするばかり。5人の真剣勝負は聴き応え十分、一流のプレイヤー達がその気になるともう手が付けられません。

収録時間の関係でハバードとヘンダーソンの壮絶なチェイスがフェード・アウトするのが誠に残念!ここでもバロンが大活躍。

バロン・ファンにもお勧めの一作ですね。

 

この日のハバードのtpを一言でいえば、「常識、非常識」という枠を超えた「無常識」と言う表現がピッタリ、しかもスキルの次元が違う。だから、「常識」を好むジャズ・ファンは苦手かもしれませんね。それでいいんです。

ジャズ本を何冊も読むより、この一枚(CD)を聴いた方が、よっぽど為になり、ジャズの醍醐味を満喫できます。信じる、信じない、は自由。

 

なお、放送用ステレオ・マスターをデジタル・リマスタリングしており、音質も上等です。


秋になると ・・・・・ 獺祭 & 大七

2016-10-06 | 日本酒・洋酒

 

 

今年の夏は暑かった。残暑も厳しく、しかも雨が。9月はまともに晴れた日が数えるぐらいだったのでは。

ビールばかり飲んでいましたが、10月に入ると、やはり日本酒が恋しくなり、この二本を。

 

「獺祭」は思わぬ酒店で見つけ、人気に便乗してプレミア、というよりかなり下駄を履かせた値段でしたが、たまたま小銭が入った時だったので、「ま、いいっか」と。

6月に二割三分を、今回は5割。残念ながら違いが解るほどの味覚を持ち合わせていませんが、やはり良いですね。喉を通る瞬間に獺祭ならではの美味さを感じます。

蘊蓄を語ること無く、その一瞬をひっそり楽しみたい。

 

 

もう一本は、大七の「純米生酛 生詰め」。デパ地下の試飲販売コーナーで「超お奨め」と太鼓判を押されたもの。

なんでも、冬に仕込み、ひと夏を涼しい蔵の中で熟成されたもので、「この時期だけの限定版」とか、このフレーズに弱いんだなぁ~

そもそも、歴史も名もあり、2008年の洞爺湖サミットの晩餐会で乾杯酒に指名された「妙花蘭曲(みょうからんきょく)」の蔵元となれば、もう迷うことはありません。

アルコール度は15°ですが、さすが揺るぎはありません。肩肘を張らず「伝統の積重ね」を黙して味わいたい。