jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

桑名 六華苑(旧諸戸清六邸) ファイナル ・・・・・ デート・スポットに良いかも?

2015-07-30 | ドライブ

 


 


モデルを使ったミニ撮影会ですね。

飛んだり、跳ねたり、リクエストに応じていましたが、パンツではなくミニ・スカートの方がおじさん達、否、お兄さん達のボルテージが上がるのではないかなぁ~、なんちゃって。




彼女を連れて写真を撮るのも、いいんじゃない。なにしろロケーションが抜群ですから、腕に自信がなくてもいいショットが撮れますよ。

 


ポートレートでも一枚、上手く撮れたら、もう必殺ですね・・・・・・・・・・




 
 

 

ここなんか、どうかな?

えっ、バックに負けちゃうって、いえいえ、もっと美人に見えますよ。


 




 


桑名 「六華苑(ろっかえん)」 その二・・・・・凛とした空気の流れ

2015-07-27 | ドライブ

もし、「宝くじ」に当ったら何を・・・・・・・

少し前までは、アストン・マーティンの「ラピードS」、流れるような美しいフォルムに、ただ平伏すばかり 

 

でも、最近、ちょっと変わってきた。良質の材木を使い、昔ながらの味のある平屋の純和風の家

家のリフォームが終わったばかりなのに・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

「旧諸戸清六邸」の和館

真っすぐ伸びた廊下、障子とガラス戸、至ってシンプルだが、見る者の心を惹きつける何かがある

 

  

部屋にしても、畳と建具が主役 

 

 

 

 

 


あるのは「光と影」、そして「緑」

 

 

 

 

 

 

各地で35°を越す猛暑、ここには「凛」とした空気が

 

 

 

 

 

 

 

内庭と離れ屋

 

 

 

 

 

 

 

日本建築の「粋」を感じさせる佇まい

 

 

 

 




お見事!


 

 

 

 


まだ、続きが・・・・・・・・



 


桑名 「六華苑(ろっかえん)」 その一 ・・・・・ ジョサイア・コンドルの遺産

2015-07-26 | ドライブ

 

カミさんと娘を長島のアウトレットに送り込んだ後、自由行動に。

そこで、桑名市(三重県)の六華苑(旧諸戸清六邸)へ。車で20分ほどの距離です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ六華苑は、この地方で山林王と呼ばれた実業家、二代目諸戸清六の邸宅として大正2年(1913年)に建てられ、平成になって桑名市に寄贈後、平成5年に一般公開されました。

 

今回が2度目です。

 

 

 

 

 

洋館と和館がドッキングしたユニークな建物で、特に洋館部分は、あの鹿鳴館を設計したジョサイア・コンドル氏が手掛け、地方に唯一残る作品として大変貴重なもの。

洋館と和館、共に国の重要文化財に指定されている。

 

 

 

 

 

 

 

洋館部分に入ってみましょう。

 

建物正面のステンドガラス、さすが、格調がありますねぇ~

 

 

 

 

リビングとダイニングですが、うぅ~ん、コンデジでは無理ですなぁ。

残念ながら広角レンズでないとその素晴らしさを上手く写せません。

 

 

 

 

 

 

広い庭を一望できる2Fのサンルームです。なんせ18,000㎡を越す広大な敷地ですからね。

 

 

 

 

灯りもレトロで凄く洒落てます。

 

  

 

 

 

 

おっ、見学者の子供さんが、いゃ~、絵になりますね。 

 

 

 

 

第Ⅰ部はこれにて。

 

 


「捨て身」のミス・ショット ・・・・・ ザック・ジョンソン

2015-07-22 | ゴルフ

 

 

 

 

二年前、米PGAツァー「ジョンディアクラシック」が今年と同じく全英オープンの直前に行われた。

最終18番ホール、当時、まだ10代で新人のJ・スピースの「奇跡のバンカー・ショット」で3人によるプレイ・オフにもつれ込んだ。

そして、恰も「新しいスター誕生」を願うかのようにゴルフの女神は、「精密機械」とも言われ、2007年マスターズ・チャンピオンのZ・ジョンソンに微笑む事はなく、「無名」のスピースに敗れた。

 

 

 

それから、二年、今年の全英オープンはラスト3ホール、スピースを含め5人による一打を巡る正に死闘。

 

最難関の17番ホール、TOPに一打ビハインドのジョンソンは第二打で勝負に出た。あまり距離のでないジョンソンは「精密機械」の仮面を脱ぎ棄てFWを雨で濡れた芝に脚を滑らすほど渾身の力で。

しかし、バランスを崩しダフリのミス・ショットでボギー。

 

 

これでジョンソンの目は無くなったと思いきや、この「捨て身の一打」は「本能」を覚醒させ、消えかかったファイティング・スピリットに点火し、18番ホール、9mを沈め、その炎はプレイ・オフでも消える事はなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

二年前、スピースの「スーパー・ショット」に微笑んだ女神は、二年後、ジョンソンの「捨て身の一打」に微笑み、「借り」を返したのだろう。ショットの成否に関わらず「次元」は同じ。

 

1ヤード、否、何センチの紙一重の世界、「尋常」では栄光を掴み取る事はできない。

 

 

 


秘かな愛聴曲・・・・・HIS MASTER VOICE / TONY FRUSCELLA

2015-07-17 | ジャズ・tp

 

 

 

 

先々月、メンテと保管から戻ってきたALTEC CRESCENDO、今一の状態がずっと続いていましたが、ラインケーブル、電源ケーブル、そしてコンセント等々を差し替え、やっと納得のいくレベルに追い込んだ。

一時は、下手にメンテなどしなければ良かった、と後悔の念が生まれたほどです。

 

 

で、これで良いのか、検証に取り出した一枚がコレ、「TONY FRUSCELLA」。

選んだ曲は、6曲目の‘His Master's Voice’。

フラッセラの独り言のようなtpが果して上手く出るか・・・・・・・・・・・・・

 

うん、まるで呟くように低中域に重心を置き、芯のある音で吹き切っている。イケル。

 

続く、イーガーのts、微妙に強弱を付け、日本流に言えば「泣き節」ですね、とてもGooです。その後のトリグリアの清らかなpも曲想にピッタリ。日本文ライナー・ノーツによると本作の作編曲を担当したフィル・サンケルのオリジナルでMJQに捧げた良い曲です。

 

不幸な生い立ちと境遇からか、麻薬に走り42歳でこの世を去ったフラッセラの心の拠り所はtpしか無かっただろう。だから、たった一枚のこのリーダー作は、生き様から連想される悲哀、暗さや、カヴァが見せる孤独感を背後に感じさせながらも、録音の喜びと希望への一筋の光に向おうとする強い思いさえ垣間見える。

ただ、これまでの人生で自分の思いをストレートに出す術を知らなかったフラッセラにとって、ちょっとはにかんだ様な語り口が精一杯の自己表現だったのだろう。

 

 

なお、アレン・イーガー(ts)が凄く良い仕事をしていますね。

 

TOPの‘I'll Be Seeing You’、3曲目‘Metropolitan Blues’もイイ。

 

画像はCDですが、音質は国内盤LPの方が若干、イイですね。ホントはオリちゃんが欲しいのですが・・・・・・

 

 

 

今宵は、抜群のカヴァと意外にハード・テイストのTALISKERで夜更かしを・・・・・・・

このシングル・モルトは間違っても水で割ってはいけません。

 


彦根の地酒 金龜(キンカメ)

2015-07-14 | 日本酒・洋酒

 

 

 

 

先月、彦根(城)に行った際、キャッスル・ロードの地酒屋で一本手に入れた事を忘れたいた。

 

店主の話では、昔、この地方で造り酒屋が700蔵!ほどあったそうで、初めて目にするものばかり。

一番、リキを入れて店頭プレゼンしてあったコレを選びました。

古風な名が良いですね。由来は彦根城の別名、金亀(こんき)城からだそうです。

創業は安政元年(1854年)、このラベルからして歴史を感じさせますよね。

 

 

 

 

 

近江米100%、アルコール分14~15度未満、淡麗でやや辛口のこと。

 

冷蔵庫で冷やしていただきました。

 

うぅん、やはり、やや辛口でのど越しがすっきりしていますね。で、一瞬、僅かに甘みが口の中に広がり、微妙に複雑な味が交錯します。

また、アルコール度が15度未満にしては、しっかりして軽くない。

 

今風の味ではなく、本格派ですね。さすが彦根の地酒だ。

 

 

 

 


センチメンタルなこの一曲・・・・・ MEMORY OF DICK / BOBBY JASPAR

2015-07-09 | ジャズ・ts

 

 

 

A級でもB級でもないマイナーなB・ジャスパー、勿論、J.J.ジョンソンの「ダイヤルJ.J.5」、D・バードの「イン・パリ」、そしてケリーの「ケリー・ブルー」でその名は知られていますが、一般的にはどう聴かれているのだろうか。

 

 

ひょっとして、ゲッツの亜流位にしか聴かれていないのでは?その点、S・ロビンソン(こちらは、ゲッツ+シムス)と同様かもしれない。

 

例えが適切でないかもしれませんが、大昔、まだ初心者の頃、あるベテランにB・ハリス(p)について「ハリスを聴く位なら、パウエルを聴けば充分」と教えられた。まぁ、そりゃ、確かにそうなんですが・・・・・・・・

 

しかし、ロビンソンの‘The Shadow Of Your Smile’がゲッツでもシムスでも出せない味が出ているように、本作にはジャスパーにしか出せない世界がある。

 

それが、夭折のピアニスト、Dick Twardzikを偲んだジャスパーのオリジナル‘Memory of Dick’。

タイトルのイメージに反し、ミディアム・テンポのスインギーな演奏ですが、哀悼の意がひしひしと伝わってきます。

 

 

いきなり、ジャスパーのtsがテーマのサビの部分から流れ出すヘッド・アレンジが粋ですね。RENE URTREGERの相変わらずセンスの良いpを経て透明感あるやや太めの音で哀感に満ちたフレーズを歌い綴るジャスパーにグッとくる。

bのソロの後、ジャスパーとルネのインタープレイ、そしてドラム・ソロを挟みtsとdsのフォー・バース、この一連の流れはなかなか洒落ており聴きものですね。フォーバースでジャスパーが一瞬、フライングするものの、何の支障もありません。

 

メロディ、ソロ、細工を利かせた展開、三位一体の名曲、名演と思います。

 

 

パーソネルは、

BOBBY JASPAR (ts、fl)  RENE URTREGER (p)  SACHA DISTEL (g)
BENOIT QUERSIN(b)  JEAN LOUIS VIALE

 

1955年、パリで録音。

 

 

 


必殺の一曲・・・・・ STACCATO SWING / GONE WITH GOLSON

2015-07-02 | ジャズ・ts

 

 

 

一昔前、ネット上であのゴルソン・ハーモニーを「ダサイ」という風評が流れた時期が有りました。

 

しかも、恰も自分が言い始めた如く「我も我も」と追従者が現れる始末。 

確かにその筋の専門家から、ゴルソンの編曲は中途半端な部分が・・・・・、と指摘されていますが、自身がts奏者でもあり、なるべくソリストの自由を縛らず、最大限にパフォーマンスできる編曲を優先したのでしょう。

 

 

この作品はプレステッジのNEW JAZZ3部作の一枚目のセッション(№.は2番目)。

このカヴァがなぁ・・・・・・・・、よう分かりません。だから、3部作の中で一番、地味な印象を与えているかもしれませんね。

 

でも、TOPのレイ・ブライアントが作曲した‘Staccato Swing’、コレが凄くイイ!

 

まず、浮遊感あるtsとtbのユニゾンの柔らかなイントロの後、ブライアントがテーマの前半パートを弾き、続いてユニゾンでほのかに哀愁が漂うメロディを。いやぁ~、この展開いいですよ。

 

そして、フラーの躍動感溢れるプレイ、彼自身屈指の名ソロの一つに挙げられるでしょう。

その後のブライアントの小気味良いピアノ・ソロ、これまた素晴らしいですね。シングル・トーンで実に歯切れがよく、さすが作曲者、曲想にピッタリ、聴きものです。

 

二人の好ソロを受け継いだゴルソン、徐々にヒート・アップしながらもコントロールを利かせた熱演とでもいうのでしょうか、これもGoo。 

 

とにかく、5分弱とやや短い演奏ですが、一発で殺られる。

 

パーソネルは、

BENNY GOLSON (ts)、CURTIS FULLER (tb)、RAY BRKANT (p)、TOM BRUANT (b)、AL HAREWOOD (ds)

1959年6月20日録音