jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

貴重なアルバム TIPPIN' THE SCALES / JACKIE McLEAN

2014-02-22 | Aggressive Voyage of Jackie McLean

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左が、かって「世界初登場」としてキングからリリースされた所謂、「初版もの」、右が、暫くして、米国、及び東芝から発売されたカヴァ。内容は同じです。

1962年9月28日に録音され、ずっと「お蔵」にされた一枚です。

パーソネルは、

JACKIE McLEAN (as),SONNY CLARK (p),BUTCH WARREN (b),ART TAYLOR (ds)というクァルテット。

マクリーンとクラークと言った人気者の作品にしては、それほど話題、注目されていない一枚です。しかし、マクリーン、クラークのファンなら是非、揃えて頂きたいアルバムですね。たとえ「お蔵入り」作品といえども。

何故ならば、マクリーンが、それまでのハード・バップ・スタイルから新しいジャズの流れに沿い「自己革新」するまでの、正にその成長過程を刻んだ記録として、また、もう一人のクラークの最後期のプレイを記録した極めて貴重な作品なのです。

それなのに、あまり日が当らないのは、推測の域を脱してしていません(邪推やもしれません)が、マクリーン・ファンは‘LET FREEDOM  RING’を境に、二分され、両者から「谷間」的作品のような扱いを受けているのではないでしょうか。確かに、本作のマクリーンは「保守と革新」が混じり合っていて、それが「お蔵入り」の主因だったのだろう。

でも、ジャズ(レコード、CD)の聴き方(コレクション)にセオリーなどありません。

惚れた、或いは、好きなミュージシャンの作品は、世評に惑わされずとことん聴いたり、収集すると意外な発見をします。

例えば、本作のB-2、クラーク作の‘TWO FOR ONE’、モーダルな色合いが濃い曲調の中、新しい試みに確信を得たようなHOTでフレッシュなソロ・ワークを聴かせるマクリーンと、ハード・バップ・オンリーのイメージが強いクラークが美しいシングル・トーンで応える展開が実に清々しい!

TOPのタイトル曲もGooですね。 

また、ラストのスタンダード、‘CABIN IN THE SKY’でも単なるスタンダード解釈に終わらず、新しい方向性をも示唆している。

このレコーディングの約4ヶ月後の1963年1月13日、クラーク急逝、享年31歳。

本作からは到底、想像できないほどクラークのプレイは充実している。ひょっとして「最後の雄姿」だったかもしれません。


AUDIO FESTA IN NAGOYA 2014

2014-02-16 | お遊びオーディオ

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JAZZを聴く以上、「音」にはそこそこ関心があるけれど、オーディオとなると年々興味はなくなっている。オーディオと言えるほどのシステムを持っているワケではありませんが。

 

それでも、このままでは浦島太郎になってしまうのでは、と思い、オーディオ・フェアに出掛けた。

 

知らない(自分だけ?)ブランドがかなり出ていました。ま、CD関係は置いておいて、アナログに目が行く。例えば、上の画像の「アコースティック・ソリッド」のターンテーブル(糸ドライブ)。ドイツのブランドです。物々しく、いかにもですね。

 

15日、最終にレコード再生についてのプログラムがあり、粘って聴いてきました。 

 

ブランド名は「フェーズメーション」。カートリッジも製作するメーカーです。ここの代表的なものは官球式モノラルパワーアンプで、今回、試聴したのはMAー1000。これまではMA-1だけでしたが、ニュー・モデルを投入したそうです。

 

で、MAー1000は出力が10W。これで、JBLエベレストDD66000を鳴らすという暴挙?で出た。

ま、話題作りの色が濃いけれど、ステレオ・カートジッジとモノラル・カートリッジの違い等、結構、おもしろいですね。

 

ところで、価格が、もう、庶民には手が届かない所にきています。因みに、アコースティック・ソリッド+MA-1000+エベレストの合計金額は定価で900万強、アンプをMA-1にすると1,300万となる。勿論、ハイエンド、乃至、それに近いクラスなんでしょうが、いやはや(笑)。

 

 

周りを見ると、平均年齢70歳近いのではないかと思われる方ばかりです

 

 

 

 

こりゃ、趣味というより 「道楽」ですなぁ~

 

 

 

 


一生もの!? キャロウェイ Xフォージド・アイアン

2014-02-06 | ゴルフ

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来月までラウンドの予定が入っていないので、みっちり練習をと・・・・・・・・。

 

苦手なアプローチを打っていると、隣の打席の方のところに、ここの常連さんが来て、いろいろアドバイスをしていた。その人はある有名なコースで二度ほどクラチャンを取ったほどの達人と聞いていた。年は自分より3、4歳上の感じです。

 

しばらくして、「アプローチがうまいね」と声を掛けてきた。「いゃ~、大の苦手でして」から話が弾み、暫くして、「アイアン、遼くんが使っているのと同じだね。ちょっと打たして貰っていいかな?」と言うので「どうぞ、どうぞ」と。どうも、アイアンが気になっていたようだ。

 

5番と取り出し、2、3球試し打ちした後、フルショットを。軽いドローで、150Yの目印板の上をキャリーで楽々越えていった!そのあと、5球ほど打ったが、ほとんど同じ玉筋と飛距離でした。

 

次に8番で150Y弱を見事に連発。そして、クラブを繁々と見て、「このクラブ、いいねぇ~、飛ぶし、打感がいいね、ルックスもいい。一生ものだよ」と。

 

「最近、上手く打てなくて、このスチール・シャフト(SR)は、自分にはちょっと荷が重いかも」と返事をすると、「いやいや、早くから楽なクラブを使っていると、上達が止まる。これを使い続けたほうがいいよ。ただ、芯を外したら凶器になるかも、あはは~」と。

 

 

使い初めは、割とうまく打てたのに、最近は凶器に。複雑な心境です。

 

 


これはイイ!!!  FLIGHT FOR FOUR / JOHN CARTER & BOBBY BRADFORD

2014-02-03 | ジャズ・tp

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スポーツ・クラブの帰り、気に入っているカフェに。今まで気が付かなかった「JAZZ JAPAN」の昨年12月号が置いてあり、パラパラとページを捲っていると、このカヴァが目に留まった。

 

紙ジャケで初?リリース、しかも単独と。

やるじゃありませんか!こんなマイナーな作品を採り上げるなんて、まんざら棄てたものではありませんね。

 

コレ、いいですよ!

 

このグループのフライング・ダッチマン・2作目が↓です。

 

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1作目の‘FLIGHT FOR FOUR ’の方が断然イイ!

 

興味のある方は、どうぞこちらを。